2017年12月23日

「南あわじ市のみかん農家と菊農家に出会うツアー」に参加しました!

こんにちは!島のオバちゃんライターyokoです。
いよいよ今年も残り少なくなりましたね。
週1回のペースで掲載しているこのブログも今回が今年最後の投稿です。

去る12月2日(土)厳冬の中でも暖かなお天気に恵まれ、南わじ市定住促進協議会主催で移住希望者向けのバスツアーが開催されました。私も委員の一人として参加してきたのでその様子をご報告します。
7月に開催されたツアーも過去記事で紹介していますよ〜

今回はみかん農家と菊農家に会いに行くということなので、南あわじ市最南端に位置する灘地域へとバスは向かいました。市の中心地からは車で約40分。
海沿いの小高い場所にあるのでこの絶景が眼下に広がります!

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急峻な山と海を一度に見渡し、国生み神話にまつわる沼島も一望できる景観はサイクリングの人気コースにもなっているそうですが、納得ですよね〜。しかも日差しが温かい!

バスを降りた途端にこの景色と、空気で一気にテンション上がります〜〜。

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今回の参加者は10名。親子連れ、ご夫婦、単身男性と幅広い層ですが、どうやら皆さん″灘のみかん″に惹きつけられたようですぞ。

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まずは、写真の上方に写っている「NPO法人灘水仙の里」で代表の丸野登志子さんから、南あわじ市灘地域を紹介してもらいました。古民家を改修して地域の活性化や交流拠点として活用されています。


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住民は山の中腹の集落に集まり、人口減少・高齢化率約45%という地域で助け合い、支え合い仲良く暮らしています。なぜ不便な山の中腹なのか? それは″平家落人の集落″だから。追っ手から見えない場所でひっそりと暮らす必要があったというわけなのです。時代が進むと当然の事ですが人口移動→減少→過疎で、80軒→15軒となっているそうです。

丸野さんは言います!
「高齢者が住むには過酷な環境ですが、ここから見える海は素晴らしい。
私はこの景色が大好きです。
全国の若い人たちにぜひこの魅力を知ってほしい。
家族みんなが楽しむことができて移住に繋がるような仕組みを考えていきたい。」


さてさて、お待ちかねの″みかんの摘み取り体験″ですよ〜〜
丸野さんのご主人から、取り方を教わり試食タイムです。
作業効率を良くするため上手に剪定しているのでしょう、低木なのにこんなに一杯みかんが実っています。

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どのみかんにするか、迷っちゃいますよね〜
灘地域は朝夕冷えて潮風が吹くため、特別美味しいみかんになるのだそうです。この時期で既に今年度収穫分は完売という人気商品!
「灘のみかんを食べたら、他のはもう食べられない」
そんなファン続出中〜〜

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灘と言えば、みかん・ビワの産地は有名ですが、「菊」栽培も日本有数の技術なのです。私も今回初めて知ったのですが、特に赤色の菊にこだわったのが成功への秘策だったようです。

「他地域の産地は規模が大きいため需要の多い白色を栽培できる。
自分たちのところではそれに対抗しても勝ち目がない。
過疎を逆手にとって赤色に特化し少数精鋭とした。」


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年間3〜4ヶ月サイクルで花を咲かせ、2〜3回収穫すると専業農家として生計が成り立つそうです。花を咲かせるといっても、こんな蕾の状態で摘み取り出荷します。市場→卸業者→お店と流通して見事に満開するのは1ヶ月も先なのです。

「僕ら咲いた花なんか見ないな〜 咲かせたらアカンのよ!」

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ビニールハウスもこんな素晴らしい立地。農家さんたちも気候と同じで、とっても温厚です。40代までの方で地域に溶けこみ真面目に農業に取り組む意欲があれば、支援を惜しまないとおっしゃってくださいます。

興味のある方は、南あわじ市企画課ふるさと創生課へお問い合わせくださいね。

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プログラムの最終は、JAあわじ島の職員さんから「南あわじ・灘地域の農業を学ぶ」と題したミニ勉強会。安定生産や所得確保をめざす農業についての資料も配布され基本的なお話をお聞きしました。


甘くて・美しくて・学びも多かった今回のツアー。フィナーレはこの夕陽!!

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秋〜冬の太陽は海に沈みゆく時に赤く大きく輝きます。岐路のバスではその光を浴びながら走るというグッドタイミング。車中では歓声があがり感動のうちにツアーは終了したのであります。


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一年間、このブログをお読みいただき有難うございました!
どうぞ良いお年をお迎えくださいませ(*^-^*)


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2017年12月16日

淡路島で暮らしに馬を

こんにちはKeiです

あっという間に12月に突入し、もうすぐクリスマスですね
先日淡路島でも雪が舞いました
本当に一年が過ぎるのが早いです。毎年同じことを言っているような気がします

前回は私の淡路島移住の暮らしを紹介させて頂きました
さて今回は主人の飼っている馬との暮らしについて紹介させて頂きます

私の主人は馬が大好きです。
主人は「くらしに馬を」というテーマを元に
『SHARE HORSE ISLAND(シェア ホース アイランド)』という名義で活動をしています。

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もともと淡路島は馬産地だったという歴史があり、主人が地域おこし協力隊時代に五色町の名物獣医さんである「往診は馬にのって」の山崎博道先生と一緒にあわじシェアホースクラブを起ち上げ、最近はそことの連携をしつつ独立する形で活動しています。

昨年6月末から私達が住んでいる家の近所の牛小屋を改修して馬を1頭飼っています。
名前は『風月(ふうげつ)』といいます。

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ここで少し風月のご紹介をさせて頂きます。
2012年に青森県下北半島で生まれたメスのお馬さんです。
(人間で言うとハタチくらいです。)
体重は推定で約700kgあります。
(一般的な競走馬で4〜500kgくらいなのでとても大きく、足が太く丈夫なお馬さんです。)
とても優しく力持ちでたくさん食べる食いしん坊です。

天然記念物なのに食肉にされそうになったところに有志の方に保護され、某農業高校馬術部にセラピー馬として活躍していました。
しかし、馬術部員が増えてしまった為に本来の競技用の馬を増やす事となり、風月の居場所がなくなってしまい、主人が引取ることとなり、2016年6月末からSHARE HORSEの一員となりました。

SHARE HORSEの仲間からは『ふーちゃん』と呼ばれて今ではたくさんの仲間達に愛され可愛がられています。

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そして主人は風月や仲間たちと色々な取り組みを行っています。

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馬とのふれあい&乗馬体験はもちろん、朝に馬の世話をしてその側で朝食食べたりする「馬との朝活」をやっていたり、

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馬とじっくり過ごす「馬合宿」、馬の側でお酒を楽しむ「馬場BAR」、馬で畑を耕す「馬耕」等、一般的な乗馬クラブさんとは一味違った様々な取り組みをしています。

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さらに最近はフリースクールおむすびの子どもたちが訪ねてきてくれたり、森のようちえん まんまる in淡路島マンモス”のあじめちゃんが職場体験の企画で親子連れにもお越し頂きました。

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上記の中で、私がオススメなのは”馬合宿”です。
いつもはだいたい2泊3日で行われる馬合宿。ゆっくりじっくり馬と過ごすことが出来、馬の側で寝ることも実現出来ます。
さらに夜には馬場BANDが登場します♪馬をテーマにした音楽が楽しめます。
そして参加者同士による馬好きコミュニティが生まれています。リピートしてくださる方もいてとても有難いです^^

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詳細は、来年1月中旬から下旬頃にシェアホースのWebサイトをリニューアルするつもりなのでそちらを楽しみにしてください


私は淡路島に移り住み、暮らしに馬が居ることになるとは想像もしていませんでした。
しかし、風月が淡路島に来てくれて、最初は戸惑いもありましたが、
お馬さん独特の優しい眼差しと、人懐っこい性格や温かみのある存在感に今ではすっかり癒やされています
娘もだんだんものごとを理解しつつあり、お世話や風月とのやりとりがとっても可愛いです

また、風月を通じて多くの方々との繫がりも出来て、更に淡路島の暮らしが楽しくなりました。
主人に感謝し風月の存在の偉大さに有難い気持ちでいっぱいです。
また来年に増える家族と馬との暮らしがますます楽しみです
ぜひみなさまにも馬とのひとときを分かち合い(SHARE HORSE)、楽しんだりその素晴らしさを堪能して頂ければと思います。

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さて、今回で私のブログは最後となります。
これまでなれないママBLOGライターとして頑張って来ましたが、いざ終わるとなるととても寂しいです
この1年3ヶ月間ママBLOGライターとしてたくさんの学びがありました。淡路島の子育て支援制度や、子育てセンターの紹介、子どもと一緒にくつろげるカフェや子どもと一緒に楽しめるペンションのご紹介、移住者仲間との繫がりの紹介等を通じてたくさんの淡路島の魅力を知ることが出来ました。このような貴重な機会を与えて下さったNPO法人あわじFANクラブさんをはじめ、取材でお世話になった方々に御礼申し上げます。
またいつかどこかでお会い出来る日を楽しみにしています
いつも最後まで読んで頂き本当に有り難うございました

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子育てママブログライターKei

移住して4年目を迎えます。
家族3人、淡路島で子育てしながら
日々楽しく過ごしています
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2017年12月09日

〜淡路島で紡ぐすてきな日常〜 vol.8 淡路島の旬をいただく

こんにちは、紡ぎ屋の藤本沙紀です。


淡路で過ごす初めての冬…

星がめちゃくちゃキレイです!!

もちろん年中キレイですが、

空気が澄んでいる冬は、特にキレイに感じます。


そこに月明かりなんか入ったらもう…

夜は自然と、空を見上げてしまいます。



さて、先日は仕事仲間の紹介で知り合った

淡路の美味しいものを知り尽くした地元民の方が主催する

ランチ会へ行って参りました。


なんだかいまいち趣旨を理解しておらず

誘われるがまま参加したのですが()


「淡路島の旬をいただく」をテーマに、

その時々の食材を、ありとあらゆる調理法で贅沢に食べまくるというものでした。


今回の食材は…

なんと鳴門の紅葉鯛!!!


紅葉鯛といえば、春先に採れる桜鯛よりも脂のノリがよく、

流れの早い潮流で育った身は引き締まっていて絶品!


今朝、採れたての紅葉鯛を食すという贅沢…


そんな紅葉鯛の美味しい食べ方を熟知する熱い地元民

あたらしやつよしさん渾身のメニューは


◆鯛めし

◆あら煮

◆刺身(背身と腹身の炙り食べ比べつき!!)

◆宝楽焼(サザエつき!)

◆鳴門わかめのお味噌汁


そしてデザートには蒸し羊羹と、フルコースでぬかりなし!


今回初めていただいた、「宝楽焼(ほうらくやき)」。


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淡路島の伝統料理で、焙烙(ほうろく)という素焼きの鍋を使った蒸し料理は、

食材のうまみがギュッとつまって、味付けはシンプルに塩だけなのに

その美味しさに思わず感動!!


こうして淡路島の食材だけでなく、淡路島ならではの調理法を知れたりと、

勉強になるのでちょっとしたお料理教室気分も味わえました♪


日曜の昼下がり、公民館の台所でみんなとワイワイ調理して

お酒を嗜みながら座敷でいただく…


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久しぶりに、とっても贅沢な休日を過ごさせてもらいました♡


なにより、「普通に食べたら一体いくらよ!!」というお料理をリーズナブルに、

そしてこうして身近なモノとして食べられる淡路島は本当に。。。

なんて恵まれてるんでしょうね!!!


来年は、どんな旬の食材が食べられるかな…♡


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<美味しいモノの美味しい食べ方を知っている。あたらしやさんとのご縁に感謝!>


〜紡ぎ屋〜藤本沙紀---

20173月東京から単身、淡路島へ移住。


小さな想いを大きな景色に

まだ見ぬ多くのマイノリティが秘める価値や想いを
大きな景色に紡ぎ発信していくことを目的とした、

プロデュース・制作活動を行っています。



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2017年12月02日

山開き、紅葉の諭鶴羽登山

こんにちは。Tです。
ここ淡路島も随分寒くなってきましたが、先日登山イベントに参加してきました。

登ったのは、淡路島最高峰の諭鶴羽山(ゆづるはさん)。
標高約608m、古くから国生み信仰が伝わる山です。
日本の島々とそこに住む多くの神々を生み出されたイザナギ、イザナミご夫婦の2神が、"鶴"の"羽"に乗り、淡路島の中で最も天に近いこの山に降り立った…、そんな神話が山の名につながっています。

山頂近くには諭鶴羽神社という古社があり、麓との間を諭鶴羽古道という参道が結んでいます。
表参道は水仙峡で有名な灘黒岩へ、裏参道は桜の名所として知られる諭鶴羽ダムへとつながっていますが、今回は表参道を登りました。
この表参道、7月から11月までの夏期間は荒れたままになっていますが、この山開きイベントに合わせて整備され、さらには実際に歩くことで保存されてきたそうです。つまり、今回のイベントは、登山を楽しむと共に、古道の保存という意味合いも兼ねているんです!私も当日知りましたけどね…(笑)。なお、裏参道の方は一年中登山が楽しめるようです。

当日は9:20に灘黒岩集合。
車で海沿いを走るというのは、本当に気持ちのいいものです。

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集合場所には諭鶴羽神社の宮司さんの姿もあり、登山前にまず神事が行われました。

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山伏の方々も参加されていて、ほら貝を吹いて下さいました。
私、ほら貝の音色を実際に聴いたのも今回が初めて。
諭鶴羽山は、(日本古来の山岳信仰と仏教が合わさった)修験道の聖地でもあるのです。

さて、いよいよ登山開始。
諭鶴羽神社の宮司さん、山伏の皆さん、そして我々イベント参加者の順に山へと入っていきます。

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所々勾配がきつかったり、前日の雨ですべりやすくなってる箇所がありましたが、比較的お手軽に登山を楽しめるコースだと思います。しかも、今回は時折山伏の皆さんのほら貝や掛け声といったBGMサービス付。贅沢だと思いません?(笑)
シニアの方々も多く参加されていましたが、所々で休憩をはさみながら皆で登山を楽しむことができました。

この日の天気は曇り。
それでも、雲の合間から太陽が顔を出すと、森の中が一気に明るくなります。

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紅葉も既に始まっていましたし、この古道、所々にお地蔵さんが立っているのも楽しいです。

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これは「柴折り地蔵」と名のついたお地蔵さん。
その昔、この諭鶴羽古道を行き来する人が、一枝の柴を手向けて手を合わせ、道中の安全を祈願したと言われています。

灘黒岩を出発して約2時間半、ようやく諭鶴羽神社に到着しました。

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宮司さんや山伏の皆さんと一緒に神社に参拝して、昼食タイムとなります。
食後、境内を散策していたら「天の浮橋遥拝所」という展望台を発見。
ここから見下ろす沼島は絶景で、個人的にすごく気に入りました!!!

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沼島は淡路島の南に浮かぶ小さな島で、これまた国生み神話ゆかりの地でもあります。
あいにくの曇り空で、地元の方曰く「晴れていればこんなもんじゃない」そうですが、雲の合間から漏れてくる日の光、所々輝いている海に浮かぶ沼島…、何だか幻想的でした。
あまりに気に入ったもので、一緒に見て周ってた地元の方に「もう一回見てきます!」と告げ、しばらくの間一人で眺めていたくらいです(笑)。

さて、いよいよラストスパート。
再度皆で集合し、諭鶴羽山の頂上を目指します。
歩くこと約20分で頂上に到着しました。

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ここからは淡路島はもちろん、大阪湾を隔てた紀伊半島、四国まで見渡せます。
淡路島と四国をつなぐ大鳴門橋(鳴門の渦潮でも有名なところです)も見えましたし、晴れていれば小豆島も見えるとか…。

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帰りは諭鶴羽神社まで戻った後、古道はすべりやすいということで、少し遠回りになるものの県道535号線を歩いて灘黒岩へ下りました。

素晴らしい景色を堪能できたし、地元の方々と良いコミュニケーションもとれたし、いい運動にもなったし、古道の保存にもつながるし、いいことずくめの素晴らしいイベントでした。そして、淡路島にはまだまだ私の知らない魅力的なスポットがたくさんあるんだろうな…と改めて感じた次第。

ご興味のある方は一度登ってみてはいかがでしょうか?
冬なら灘黒岩水仙峡、春なら桜の咲く諭鶴羽ダムとセットで周るのも楽しいかもしれません。
私自身、いつか青空が広がる日に、もう一度登ろうと思っています。

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by T

東京から淡路島に移住してきました。
移住者の私の目から見た淡路島を紹介させて頂きます。
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2017年11月25日

淡路島で移住者交流会になっちゃった!「里山パーティー」報告(^^♪

こんにちは!
島のオバちゃんライターYokoです〜
すっかり寒くなって本格的な冬の到来を迎える淡路島。
今回は、11月初旬秋晴れの日にNPOあわじFANクラブ主催で行った「里山パーティー」の様子を紹介しますね。

この里山イベントは毎年恒例で開催しています。
参加者募集は移住者に限ったわけではないのですが、12組中なんと8組が移住者家族でした。それも淡路市・洲本市・南あわじ市在住で、世代も子育て真っ最中からアクティブシニアまでという幅広さ。移住歴も数か月から10年以上とこれまた驚くべき状況。

開催場所は、子どもの冒険広場『里山アップフィールド』。

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オーナー夫妻がドックランとして整備をはじめ、今では月に1回プレイパークとして無料開放している里山広場です。NPOでも、これまで様々な野外イベントで活用させてもらっている場所なんですよ。


「里山パーティー」では、まず参加者がピザを作るところから始まりました。

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親子で粉をコネコネし、太陽光で発酵させ、麺棒で伸ばして好きなだけ具材をトッピング。
焼き上げは、もちろんオーナー手作りの石窯〜

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みんなが集まる前から、火を付け高温に熱して下さっています。
こういった準備や設備が、野外活動には欠かせないのですよね。

他には、釜戸炊きのパエリアに2種類の野菜たっぷりサラダ。
囲む食卓も、オーナーが廃材で作った野外用テーブル&椅子。
五感フル活動で食べる昼食は、もう最高の贅沢です!

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食後は、それぞれが好きな事をして遊ぶフリータイム。
大きなシャボン玉は、一番人気!

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大きな木に吊るしたハンモック、パパと一緒に揺られてご機嫌さん!
パパさんも仕事のストレス解消&娘さんとのスキンシップで満足顔〜

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これまた野外ならではのツリーハウス。
親子で力を合わせ、ドキドキハラハラ登ります〜

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以外にも親子で夢中になったのが、段ボール遊び。
お子さんだけでなく、お父さんが真面目な顔で作品作り〜

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親子の歓声が響く中、移住数か月のアクティブシニアさん2家族は、庭談義。お二組とも、広い庭がある物件を購入し、もっぱらの関心事は庭の整備なのです。オーナーは、庭作りのプロ。学ぶことが多くて、大収穫だった様子が笑顔に溢れています!

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里山遊びの締めくくりは、自然素材のクリスマスリース作り。
蔓の丸め方から始まりです。 太いの細いの一杯の蔓! どれを使うか迷っちゃいます〜里山スタッフが、事前に軽トラック荷台一杯に集めてくださったのですよ。感謝!

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飾り物も全て里山の恵み。個性が現れる作品たちが出来上がりました!
山の香りが心地良いリースを手土産に、イベントは終了。新たな出会いや、嬉しい再会、移住者と地元民との交流など有意義な秋の一日となりました。

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月に1回、プレイパークとして無料開放している里山広場からのお知らせです!移住を検討中の方でも受け入れてくれるので、まずは田舎体験してみてください(^-^)

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子どもの冒険広場『里山アップフィールド』
開設日:基本的に毎月月末の日曜日
 近日では11月26日(日)・12月23日(土)・1月28日(日)
 *12月のみ変更しています*
時 間:10:00〜15:00
場 所:洲本市宇原1910
参加費:無料
持ち物:飲み物、帽子、虫よけスプレーなど
連絡先:里山アップフィールド 代表 上原とし子 
     TEL 090−7105−3895
申し込みは不要で、好きな時間に来て、自分の責任で自由に遊べます。
プレリーダー3名が、お待ちしていま〜〜す(^O^)/
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2017年11月18日

私の淡路島移住の暮らしを紹介します。

こんにちはKeiです
早いものでもう11月に突入ですね。今年ももう残りわずかですね
淡路島でも少しづつ紅葉の見頃の時期となって来ました

今回は私が淡路島へ移り住み、今年で4年目を迎えます。
淡路島での暮らしについてご紹介させて頂きたいと思います

私が淡路島へ移住したのは2014年1月。
主人が当時(2013年6月)洲本市の地域おこし協力隊の着任が決まり、
またその年(2013年12月)に伊弉諾神宮にて結婚式を挙げました

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主人が私よりも半年以上も先に淡路島(洲本市)に移り住んでいたので、地域おこし協力隊だったこともあり、淡路島での人と人との繋がりは広く、地域交流にも参加していたので私が移住し初めの頃は、
主人のお陰で、友達作りに不安を感じる事なく、直ぐに淡路島の方々と交流を持ち、地元の方々ともすぐに打ち解け合う事も出来ました
地元の方々をはじめ、淡路島に住んでいる人は心豊かな方ばかりです

また移住者同士の交流も多く、地元の地域イベントや、お祭り等で手作りの物を地元の方々と一緒に出し合ったりもしています
私は移住者仲間で、持ち寄りランチ会や、梅干しや、味噌、お米(田植え・稲刈り)作りも手伝う事もあります。

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淡路島で知り合った友人と淡路島のカフェ巡り(島外からの友人の来訪時でもオススメのカフェを紹介出来るように)に行ったりしています
時には娘も一緒に連れて、子連れでも楽しめるカフェに行ったりもして淡路島でのカフェ巡りを楽しんいます

また時々、近所のおばあさんの家へ遊びに行く事もあります
娘を連れて行くと、孫のように可愛がってもらい一緒に遊んでくれます。
地元の方々に「いつでもおいでね。」と優しい笑顔でいつもお声をかけてもらっています。

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本当にここ淡路島は恵まれた環境で住まわせてもらって私も日々幸せに暮らしています

私が主人と実践している淡路島暮らしのポイントを簡単に少しご紹介します

・住居については、中々住みたい家を見つける事は難しいですが、私達は運が良くて家主さんから直接、家をお借り出来ています。もちろん主人が地域おこし協力隊という行政関係の仕事をしていたので、貸し手の方に安心してもらえたのが大きいのですが。職種に限らず地域から信頼を得られ、紹介を通じて都市部の家賃より三分の一から五分の一の金額でお家をお借りしています

・交流については、お声かけ(お誘い)頂いた時にはなるべく参加し、出来る範囲内で手作りのお菓子・おかずを持って訪問するようにしています。そして笑顔と、明るい話題の提供と、質問する姿勢を忘れずに。なにより子どもがいるだけでとっても歓迎されます

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・食費や接待費は移住者のみんなで一品持ち寄り等のご飯会を行ったり、地元の方々にお野菜等を頂くのであまり食費はかからず助かっています。都会で暮らしていたときより外食する機会が少ないと思います。もちろん時々は外食も楽しみます

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以上最後まで読んで頂き有難うございました。

次回は私にとって最後のブログになります。
二人目の出産・育児の為ブログライターを終える事になりました。
次回は主人の飼っている馬との暮らしについて紹介したいと思います。
次回もお楽しみに

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子育てママブログライターKei

移住して4年目を迎えます。
家族3人、淡路島で子育てしながら
日々楽しく過ごしています
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2017年11月11日

〜淡路島で紡ぐすてきな日常〜 vol.7 出会いは必然

こんにちは、淡路島で迎える初めての誕生日を

朝から警報鳴りやまない、超大型台風の中迎えた

紡ぎ屋の藤本沙紀です。


でも、そのおかげで久しぶりにゆっくりできて、結果良い誕生日となりました^^


さて今回は、最近わたしが仲良くなった、面白い移住者さんをご紹介したいと思います!


実はわたしは、「あわじFANクラブ」さんが運営する「宙」施設内にある、地元野菜をたくさん食べられるランチで有名な、「cafe八十八屋」さんのお手伝いをたまーにしているのですが、その横には、移住希望者のためのお試し住宅も併設されていて、そこの居住者の方とは、もちろん顔を合わせることも多く…


そこに世界中を旅してきた、自称“八十八屋の駐車場管理人”(以下、管理人さん)と名乗る、フワっとした感じの()ちょっと面白い方がいて、


そんな彼が最近、電子書籍を出しました。


正直、「本書いたから読んで感想ちょうだいよ。」と言ってもらわなければ、知る由もなく読まずに終わっていたであろう一冊。


タイトルは、「旅を終えると君の余命は1年だった


彼の印象からは想像できない重々しい表紙デザインと、時折見せるクシャっとした屈託のない笑顔から出る言葉とは“無縁さ”すら感じさせるそのタイトルに、一瞬、息を飲みました。


人は何を抱えて生きているか分からない。

ましてやどんな経験をして、どんな痛みを受けてきたのかも。


見た目や憶測が、どれだけくだらないものなのか、

真実とは何か、そんな問いを、真正面から突きつけられた気がしました。


“今日死ぬなら何をするか”


最初は「さぞかしヘビーな内容なんだろうなぁ」と心して読んでみたものの、


そのはじまりの深刻さからは全く予測していなかった世界中を旅して周った、彼自身の旅の記録。


少し子供っぽい目次タイトルとは裏腹に、絶妙なリズムで綴られる、ユーモアたっぷりで思わず声に出して笑ってしまう旅路の話は、どこか俯瞰的な冷たさもあり…。内にある焦りと、それを見せまいとさせる言葉遊びに、彼の性格を垣間見れた気もします。


後半、友人との最後の記録では言葉は選ばずありのままを記していて


少なくとも、自分を見失いがちないまを生きる人達には

かなりメッセージ性の強い本だと感じました。


そして読み終えたこの本が私に残してくれたものは、


“管理人さんと出会えて良かったな”


そんな、ただただ感謝ばかりの涙が止まらない、謎の余韻なのでした。


…多分それは、管理人さんがこの本を書いた目的。


「人生で悩んでいるそこの誰かに伝えたい」


その“誰か”に、私はしっかりハマったからなんじゃないかと思う。


だから「感想をくれ」なんていうのがこの本の存在を教えてくれた本来の目的じゃなくて、


わたしが何かに息詰まっていることを察したから

この本を、言葉たちを、ギフトしてくれたのでは?


…なんてゆーのは、私の思い過ごしでも良い。


淡路島に越してきて、8カ月。


そーいえば、昔からよく友達から言われてた。


「沙紀って、いつも必要な人が、必要なタイミングで現れるよね。」


なんだか偶然とは思えない出会いが、ここへ来てからより、溢れてる。




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旅の途中で淡路島を選び、淡路島で書き上げたという一冊。>



〜紡ぎ屋〜藤本沙紀---

20173月東京から単身、淡路島へ移住。


小さな想いを大きな景色に

まだ見ぬ多くのマイノリティが秘める価値や想いを
大きな景色に紡ぎ発信していくことを目的とした、

プロデュース・制作活動を行っています。



自然豊かな淡路島で暮らそう
田舎暮らしに少しでも興味のある方、気軽にご相談ください

「あわじ暮らし総合相談窓口」HPは こちら
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2017年11月04日

淡路島に伝わるa平焼とあわびウェア工房

こんにちは。Tです。

突然ですが、淡路島に伝わる「a平焼(みんぺいやき)」をご存知でしょうか?
もしご存知という方がおられたら、きっとその方は陶器がお好きな方かと想像します。
一時は海外にも輸出され、今でも骨董ファンから根強い人気がある陶器で、淡路焼と呼ばれることもあるそうです。
今回紹介させて頂く「あわびウェア」は、そんなa平焼からインスピレーションを受けた淡路島在住の陶芸家の作品です。

工房兼ショップがあるのは、淡路市の大町。
高速道路の津名一宮ICからのアクセスが便利なエリアです。
以前は村の診療所だった建物を工房として再利用されているそうですが、何だか古き良き学校のような空気を感じるのは私だけでしょうか?

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内部に足を踏み入れると、何だか懐かしさを感じてしまいました。
初めて訪れた場所なのに…。

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一室がギャラリー兼ショップとなっていて、ゆっくりと「あわびウェア」を見ることができます。
今回、特別に「a平焼」も並べて頂きました。

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右手前にある大きなお皿と周辺の一品物が「a平焼」で、その周りを囲む形で「あわびウェア」が並んでいます。
海や山に囲まれた淡路島の自然美が影響しているのか、「a平焼」は何といっても、そのカラフルな外観が大きな特徴です。特に古い陶器に興味のある方にとっては、どれも素晴らしい一品なのだそうで、実際、a平焼の値段は最近どんどん上がっているとか。

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一方の「あわびウェア」は、

  • 「a平焼」の形やカラフルな雰囲気といったテイストを取り入れつつ、現代の食卓に合うものを…
  • 古い陶器に興味がある人だけでなく、幅広い方々の日常生活に溶け込み、長く使い続けてもらえるものを…

淡路島在住の陶芸家がそんな思いを込めて作った陶器。いわば、世代を超えて使い続けていける"受け継ぐ器"がコンセプトです。

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藍色やコバルトブルーの光沢のある「あわびウェア」は、「a平焼」のテイストがより色濃く残っていますが、マットな仕上がりの「あわびウェア」も、落ち着いた雰囲気で個人的には好みです(笑)。
確かにどちらも「a平焼」に比べて色合いが落ち着いたものになっていて、飽きがこず、日常の食卓で長く使えそうです。

ここで「あわびウェア」を作られている陶芸家の岡本さんご夫婦をご紹介しましょう。

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ご主人は淡路島のご出身。
美術の世界でキャリアを積み重ねられ、東京の大学で美術の講師をされていましたが、当時は彫刻や現代美術がメインで、陶芸はあくまで趣味だったそうです。
しかし、骨董市に足を運んだ時に「a平焼」に出会い、同時にそれが出身地の淡路島ゆかりの陶器であることを知ります。この時はまだ淡路島への移住は頭にありませんでしたが、この「a平焼」との運命的な出会いが、淡路島へUターンした後の岡本さんに大きなインスピレーションを生み出すことになるのです。

一方の奥様は倉敷のご出身で、結婚後、初めて淡路島に足を運ばれたそうです。が、淡路島への移住を最初に考え始めたのは奥様の方でした。
大きな転機はお子様の誕生。

  • 東京は大人にとっては刺激的ないい街だけど、子供にとっては淡路島の方がいいのではないか…
  • 淡路島で自然に寄り添いながら、好きなことをナリワイにできたらどんなに素敵だろう…。

当時、まだ仕事面での確かな展望はなかったと仰ってましたが、それでもお2人は淡路島移住を実行に移されました。お話を伺っていて正直私も驚きましたが、迷いはなかったそうです。
しかし、こうも仰ってました。

  • 人との縁があった
  • タイミングにも恵まれた

当時、津名高校が校舎として利用していた建物が移転によって空家となり、教室6つを使って活動してみないか…、そんなお話があったんだそうです。移住後、「a平焼」からのインスピレーションを頼りに陶芸にチャレンジするかたわら、美術のキャリアを生かし、この教室を使って"淡路島美術大学"の名で展示会、工房、ワークショップ等、様々な催し事を企画されました。
通称、"淡美(あわび)"。ここに作品を意味する英語の"ウェア"が重なり、お2人の活動は「あわびウェア」として結晶していきました。

少しずつ活動範囲を広げながら、2015年9月に現在の場所に工房を移転。今回、その工房で「あわびウェア」の実際の制作過程も見学させて頂いたので、最後に紹介させて頂きます。

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これは石膏型。
ここに、"たたら"と呼ばれる厚みの揃った粘土板をたたきつけ、土から「あわびウェア」の原型を切り出していきます。

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ご存知、ろくろもありました。
あわびウェア工房さんでは、作品によって、石膏型とろくろの両方を使い分けておられます。

棚に所狭しと並んでいたのは、乾燥&素焼きした後の器たち

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この表面に釉薬を塗り付け、再度焼き上げたものが、数々の「あわびウェア」作品となって世の中へ出ていくという訳です。

きっとご苦労もあったに違いないと想像しますが、この「あわびウェア」、今や北海道から鹿児島まで約30店舗のセレクトショップやギャラリー、百貨店等でも扱われています。さらっと仰ってましたが、スゴイですよね。

お話を伺っている最中、岡本さんご夫婦が声を揃えて強調されていたのは「縁」と「タイミング」。
改めて考えてみれば、食卓に並ぶ「あわびウェア」は淡路島との縁そのものなのかもしれません。

移住先として興味を持たれている方はもちろんですが、観光で遊びに来られる方も、淡路島と何らかの縁でつながって頂けたら…、そんなことを考えながら帰路についたのでした。

※あわびウェア工房
連絡先や営業時間等、詳細はこちらでご確認ください。


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by T

東京から淡路島に移住してきました。
移住者の私の目から見た淡路島を紹介させて頂きます。
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2017年10月28日

゛旅する蝶゛アサギマダラに会いに沼島へ!

今年の秋は本当に雨が多いですね・・・
農業はもちろん、観光業など色んな方面で悪影響が出ているのが心配です。
普通に生活している者にとっても、ウンザリしちゃいます。

そんな中、珍しく快晴に恵まれた昨日(10月27日)淡路島の離島である「沼島」へ船で渡ってきました。

5年連続でこの時期に島半周ウォーキングをしているのです。
お目当ては゛旅する蝶゛アサギマダラに会うためです!

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**アサギマダラってどんな蝶?**
鳥のように渡りをする蝶なのです。
春から夏にかけては本州等の標高1000m〜2000mほどの涼しい高原地帯を繁殖地とし、秋、気温の低下と共に適温の生活地を求めて南方へ移動を開始し、遠く九州や沖縄、さらに八重山諸島や台湾にまで海を越えて飛んでいくそうです。海を渡って1000km以上の大移動をするというから驚きです。

淡路島へは10月頃にやってくるようで、10月下旬には沼島の山中で乱舞が見られるのですよ。
今年は、雨が多いし台風も来たしで・・・
その間、アサギマダラはどうしていたんだろう?
既に次の台風を察知して渡っていたかも?

ドキドキワクワクしながら、山の中(といっても歩きやすい丘程度ですが)を進んで行ったのです。

毎年のことですが、出会えた時の感動は、゛まるで愛おしい恋人に会ったような゛気分(笑)。

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沼島の山中には黄色いツワブキの花や春に咲くアザミの花が群生しています。
また、アサギマダラが好むフジバカマも咲いているのです。

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アサギマダラのオスは、この植物によく集まるそうですが、秋の七草の1つで最近は数が減っており、環境省のレッドリストにも記載されている貴重な花なのです。

フジバカマにはピロリジジンアルカロイドと呼ばれる毒性のある物質が含まれていて、オスが体内に取り込むことで性フェロモンを分泌し、メスを惹きつけ子孫を残すそうなんですよ。

自然界の不思議といえば、山中のいたるところで巣を張っている゛コガネグモ゛。

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矢印が指している小さいのがオス。
全く存在感がありませんよね。オスはただ生殖するためにだけ引っ付いているように見えます。

毎年のことですが、山の中を歩いている時には、他の人には全く出会いません。

空にはトビが舞い、木々ではジョウビタキなどの野鳥が囀り姿も見せます。

自分も自然の一部になっているのでは? という不思議な感覚・・・・・。

田舎に暮らしても日々仕事に追われるし、特有の濃厚な人間関係に息詰まることもあります。

沼島半周ウォーキング、私にとっては自分自身と向き合うことができるひとときなのです。

太古からの自然の鼓動、生き物たちの鼓動、自分の心臓の鼓動・・・・・。



ほら、黄色い蝶がヒラヒラと舞って近づき、花にとまりました。

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カニだって平気で目の前を歩いていきます。

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木漏れ日を浴び、爽やかな汗をかきながら進むとタイムトリップするような景色に出会えるのです。

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八十八ヶ所も祀られているというお地蔵様。

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ウォーキングコースの途中で、海を望む絶景スポットもあります。

沼島は奇岩が多いことで有名です。
これは、青い岩で「青磯」。

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国生み神話のモデルとされる「平バエ」。

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沼島のシンボルである「上立神岩」。

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海岸で間近に見る迫力は、言葉になりません!
岩の真ん中には゛ハート形゛がくっきりと見えますね〜

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山中は誰もいないけれど、ここでは大阪の写真愛好家シニア男性に会いましたよ。

集落を歩くと、ご近所さんが軒先でお茶会をしていて声をかけられました。

「山の中で゛イノイシシ゛には会わなかったぁ〜?」

ええ〜!! 昼間でも出るの??
女性の一人歩きはお勧めできませんね(笑)


潮の香りも心地良く、たった半日でリフレッシュできる沼島。
淡路島へ移住した人には「ぜひ沼島に行ってね!」
と、合言葉のようにお勧めしている 島のオバちゃんライターyokoでした。


*東京からの移住女子目線の沼島は、こちら
*沼島クルーズの様子は、こちら


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2017年10月21日

『ごしきの縁日』へ行って来ました♪

こんにちはKeiです

この季節になると、地域での秋祭りや運動会など秋らしいイベントがたくさん行われています。
先日、娘の通っている保育園でも運動会がありました。日々の成長してる姿に感動がたくさんありました

今回は先月(9月23日)に行われた、ごしきの縁日というイベントに参加して来ました💡
今回の開催場所は「ウェルネスパーク五色」です
ごしきの縁日は、「顔の見える関係の中で、丁寧に作られた野菜や物たちで体や生活をつくっていける幸せは、人も自然も豊かなこの地域の宝。それぞれ出店者が得意分野を活かした、暮らしの隣にあるような縁日を目指しています。」という趣旨で行われています。

このイベントは入場無料でどなたでも気軽に参加出来ました
当日も約200人の来場者が訪れていました✨
出店者の方は地元の方々や、移住者の方とたくさんの方々が出店されていました。

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身体に優しい手作りスイーツ・自家製お野菜・暮らし雑貨・淡路島産竹はし・オーガニック油
淡路島産いのぶたソーセージ、淡路島産トマトケチャップを使ったホットドッグ。などなどたくさんの出店数がありました

また、主催者のごしきの種の方々による鴨汁のふるまいもありました
特に移住者の方々は私自身、日頃から何度も交流する機会が多く、顔見知りの仲間も数多く出店されていましたよ

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少し出店の様子を紹介したいと思います。

・awatsumugi
3人の子ども達と愉快な生活を送りながら、全て手作りで作られたお母さんの作品です
自家製のお味噌・手作りのおやつ・暮らしの雑貨がありました。
このリースはミモザ、ラベンダー、ユーカリ等ハーブを使ったリースです。
また娘さんが作られたバッジも販売されていました。これも可愛かったです。
どの作品もひとつひとつ丁寧に作られていてとっても素敵でした

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・五色婦人会
・いさな宙房
身体に優しいスイーツ・パンを出店されていました。パンは自家製の天然酵母を活かしたパンがずらりとたくさん並んでいて、思わず食べたくなる種類ばかりでした
スイーツについても全て手作りで、卵・乳製品を使わないスイーツが並んでいたり、自家製にこだわっているからこそ、食べるとどれも優しい味がしてとっても美味しかったです

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・五色之姫
五色町の地元方々も出店されていました。
手作り味噌・おやつ・自家製お野菜・山野草鉢植え・玉子せんべい等、たくさんの種類が並んでいました💕
子育てセンターでお世話になっている先生にもお会い出来き、親しみのある雰囲気でした。
私は玉子せんべいを食べましたが、玉子の半熟がとても美味しかったです

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こんな風に移住者同士と交流出来ることがとても幸せに感じます
みんな一人ひとりがいきいきしている姿を見てとても微笑ましく感じます。この環境に住んでいて良かったと改めて感じます。これからも楽しく過ごして行きたいと思います💓

次回は11月12日、洲本市五色町鮎原にある天神さんでの「へその市」が行われるそうです。
また美味しいものがたくさんご用意されているようです
皆さんも是非、足をお運び下さいね

最後まで読んで頂き有り難うございました。

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子育てママブログライターKei

移住して4年目を迎えます。
家族3人、淡路島で子育てしながら
日々楽しく過ごしています
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