2011年07月19日

「届け愛のメッセージ!!淡路島から被災者の皆さまへ」

昨日、洲本市立中川原小学校の体育館を会場としチャリティーコンサートが開催されました。

2011年3月11日、東北地方において、私たちの想像を絶するほどの大災害が起こりました。
この東日本大震災における被災者の方々にお見舞いを申し上げますとともに、一日も早い復旧、そして復興を心よりお祈りいたします。

私たちが暮らすこの淡路島では、16年前に起こった、あの阪神淡路大震災で、それまでに体験したことのないような恐ろしさや生活の不便さ、そして「一体いつ元の状態に復旧できるのだろうか」そんな、不安な想いに襲われる日々を体験しました。
しかし今、このように私たちが震災から見事に立ち直ることができたのは、あのときに日本全国たくさんの方から頂いた、大きな支援のお陰だったと思います。

「今度は、私たちがわずかでもお返しをする番なのではないだろうか…」

そんな想いを抱いていた時に、ハーモニカ奏者のもり・けんさんが力強いお声がけをくださいました。

「復興に長い期間が必要になる大きな災害では、何よりも人々の心を癒すことが大事になってくる。そんな今こそ、淡路島から、日本の心を伝える童謡で愛のメッセージを贈るコンサートを開こう…」

もり・けんさんのお声かけにより、想いを同じくするミュージシャンの方々が淡路島に集結し、ボランティアで素晴らしい演奏を披露してくださいました。

台風接近で、心配された来場人数ですが・・・150人を超える方々が集まってくださいましたよー(長音記号2)
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第一部は、もり・けんさん、内海淳子さん、そしてKayoさんが登場。

もり・けんさんは、日本ハーモニカ賞を受賞されており、日本初の親子受賞ですかわいい
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中南米で使われている民族ハープを演奏するのは、内海淳子さん。
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内海さんの娘さんであるKayoさんのフルート。
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龍的伝人、コンドルはとんでゆく、芭蕉布etc。心に響きます・・・
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第二部は、淡路島在住のメンバーで構成する声楽アンサンブル、ベル・フィオーレ。
佐竹裕子さん、松尾美和さん、太田久美子さんの素晴らしい歌声。

NHKで放映された「坂の上の雲」主題歌『Stand Alone』の歌詞は胸を打ちます・・・
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ピアノは、岸本由佳さん。
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そして第三部は来場者も一緒に声を合わせて懐かしい童謡の数々を。
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海(松原〜)うみ(海は広いな〜)我は海の子、鯉のぼり、雪、赤とんぼetc、最後の曲は『ふるさと』

スタッフ関係者を含め約200人の歌声は、きっと東北地方の方々に届いたことでしょう揺れるハート

ご来場いただいた皆さまからは、演奏を聞いてのお気持ち、東北地方への応援のお気持ち、皆さんの全ての様々な想いを、「感動金」という形で、募金箱にお入れいただきました。

総額101,170円は、全てを被災地への義援金とさせていただきます。

ありがとうございましたぴかぴか(新しい)
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2011年07月13日

「淡路島の野鳥たち」写真展開催中

7月1日(金)〜31日(日)まで「淡路島の野鳥たち」の写真展が開催されています。
http://www.kuniumi.or.jp/awajigurashi/event.php?eid=00025

都市農村交流拠点施設「宙―おおぞらー」の場所がわかりにくいようで
皆さん、郵便局で聞いたり、派出所で尋ねたりしながらも訪れてくれておりますあせあせ(飛び散る汗)



看板をまだ出せていませんので、特徴のある家紋の入った外観が目印となります。
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この家は、朝から夕方まで家の傍の木々で小鳥が囀っていますので、生の野鳥の声を楽しみながら、淡路島で生息が確認されている身近な野鳥の写真35点を見ることができます。

ナイスショットの「アオバズク」は売約済みとなりましたよ
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出展者の出口敦司さん(日本野鳥の会ひょうご会員)からは、「お客様で気いった写真があれば実費程度でお分けしますよ」とのご好意をいただいております。

日本家屋にしっくりと合う野鳥の写真たち
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ブログの写真ではうまくお伝えできないので、ぜひ直接見にいらしてくださいね車(RV)

「えぇ目この鳥たちって、みんな淡路島にいるんですか?」

そう、渡り鳥を含めて、約200種類もの野鳥たちを出口さんは確認しているのですよ。

「見かけても、名前が分からないし、こんなに上手く撮れないよなぁ」

今後は、定期的に「野鳥を見る会」も開催する予定ですので、せっかく身近に居ながら、気がついていない鳥さんたちとお友達になりましょうるんるん

鳥の可愛らしいイラストが入った一筆箋やポストカードなどの販売コーナーをありますー(長音記号2)
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連携する農家さんのこだわり野菜の物販コーナーも少しだけ・・・
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庭では、本格的な夏を象徴する百日草の花が咲き出しましたかわいい
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綿もいよいよ蕾をつけ始めていますグッド(上向き矢印)
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落下生も黄色い花が次々と咲き出していますー(長音記号1)
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これからも、この都市・農村交流拠点を活用して、綿実の摘み取りや落花生の収穫から
料理体験等、さまざま体験交流が行われていくことに期待しましょうわーい(嬉しい顔)

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2011年07月07日

「火床作り&鱧(はも)づくし料理体験」開催報告

鬱陶しい雨雲が、どんよりと漂う今日この頃曇りですが、
7月2日「火床作り&鱧(はも)づくし料理体験」もそんな梅雨空の下、9名の参加で開催しました。

雨も覚悟をしなければいけない天気予報でしたが、またまたハズレでアウトドアにはバッチリ手(チョキ)

火床は、アップフィールド主宰の上原義侑さんの指導です。
アウトドアの達人は、リサイクルの名人でもあるのです。
今回は、空き家の改修で出た廃材のブロックと瓦屋根を上手く利用しちゃうんですよ。

基礎の位置を決める大切な役割は達人です。
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達人の指導に従ってみんながテキパキと動きます。
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セメントもみんなで練ります。
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基礎に流し込んでいきます。
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まるでプロの左官屋さんのよう??
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約2時間で見事に出来上がりましたexclamation
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役割を終えた古瓦とブロック塀に新たな息吹がー(長音記号2)


力を使い果たした(?)男性陣は、床の間で一休み。

女性陣は、これからが本番の鱧料理体験グッド(上向き矢印)

老舗料理旅館「なべ藤」元料理長の福浦泰穂さんの技を目の前に盛りつけのお手伝い。
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福浦さんが朝から仕入れてきたという一本釣りの沼島の鱧は、ぷりぷりるんるん
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鱧の卵を使った突き出しは、絶品でしたぴかぴか(新しい)
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天ぷらは、揚げたてを食べてもらいましょうー(長音記号1)
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もうみんな ひたすらに食べる食べるわーい(嬉しい顔)
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お腹も鱧のようにぷりぷりのはずが、デザートの抹茶ロールは別腹に収まるかわいい
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参加者の中には、東京と尼崎から移住してきた方がいらして「鱧すき」は初体験!

「これが噂の…淡路の鱧…都会では絶対食べられない味!」
「私、美味しいものを食べると眠くなっちゃうんですよねモバQ

うつろな表情を確認して、料理長も満足のようでしたよ。





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2011年07月03日

淡路地域都市と農村交流推進会議を開催

去る6月30日に都市・農村交流施設「宙-おおぞら-」で
「第1回淡路地域都市と農村交流推進」が行われました。

この会議は、平成21年からスタートし年2回のペースで開催されているもので、その目的は
島内三市、NPO法人、交流・移住実践者、関連機関、県民局等が淡路暮らしに必要な情報の共有化、受入体制の整備、交流・移住者の支援等、交流・定住人口の増加に向けた取組みを体系的・統合的に推進することです。


欠席団体がなく20名の参加者で、空き家を利用した施設である「宙-おおぞら-」の床の間は満員御礼。

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今回は、移住されてきた方の体験談の報告もあり、スクリーンやプロジェクターも設置されています。

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都会の方を如何に受け入れていくかが、最大の協議事項であるこの会議には
不動産取得に欠かせない(社)兵庫県宅地建物取引業協会淡路支部さんや、就農者への対応も必要なため農業改良普及センターさんも構成員として参画しています。

それぞれの、取り組み予定や現況報告の後は、移住者の体験談として
この淡路暮らし総合相談窓口ホームページ「移住者の声」でも紹介した村河勝信さん登場です。
http://www.kuniumi.or.jp/awajigurashi/ijyusya.php?eid=00006

「僕が淡路島で移住を始めたワケ」と題して、約30分間パワーポイントを使っての講演でした。
早期退職をして、なぜ淡路島で就農したのかという、参加者が聞きたい部分から始まり、さまざまな人たちとの出会いの中で、農産物直売所に出荷できるようになった現在と、今後取り組みたいテーマまでをわかりやすく話されて、すっかりと村河ワールドに浸ったひと時でした。

村河さんの毎日を知りたい方は、ぜひとも下記ホームページをご覧ください。
http://www.joy.hi-ho.ne.jp/k-6ra3/katchengarden/top.html
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2011年06月29日

[ 「田植えイベント」開催報告

6月26日(日)の悪天候の中、10家族35名の参加で
「手植えによる田植え体験&野外料理体験」を開催しました。

朝は曇りだったのに、みんなが集合する時間には雨

それでもキャンセルする家族もなく、みなさんしっかりと雨具持参でやる気満々手(グー)

農家の軒先で、雨でも植えるという覚悟を確認し準備を整え、どろんこ田んぼへ突入ダッシュ(走り出すさま)

まずは、農家さんから植え方の実演とコツを教えてもらいました。
今では殆どが機械植えで田植え定規は貴重な存在です。
苗は、3本ずつを人差し指・中指・親指で持ち、どろんこの中の土にしっかりと植え込みます。

参加者が多数なので、二つの田植え定規を使って交替で植えていきます。
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不思議なことに雨が止んできたではありませんかグッド(上向き矢印)

先週のニンニク収穫に続き、今回も参加者のヤル気が雨雲を遠ざけてしまいましたわーい(嬉しい顔)

田上定規を返しながら植えていくのにコツがいります。
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7年間連続参加のご一家のお父さんが手際よくさばいていきます。

ちいさなお子さんも上手に植え付けていましたよるんるん
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田植えはそこそこで、いつのまにやら泥んこ遊びにすっかり興じてしまっている家族も・・・
カブトエビやカエルを探すのが楽しくてたまらないー(長音記号2)

1時間ほど植えたところで、おやつの「焼きそば」をいただきます揺れるハート
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一緒に作業をした仲間と食べるのって最高においしいものです。

ひと休みしたあとは、田植えを再開。
今度は、雨も降り出してきたのですが、田んぼを提供してくださっている農家さんに迷惑がかからないように区切りの良いところまで、植え切りました。
その後は、直ぐに農家さんが機械で植え付けていき、約10アールの田んぼの田植えを無事終了したのであります。

今回参加の10家族中、5家族が淡路島以外からの参加です。
子どもに農業体験をさせたいという思いと合わせて、お父さんも一緒に楽しんでいる姿が印象的でしたかわいい


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2011年06月27日

梅干本漬け&プレお泊り体験報告

報告が遅くなりましたが、
6月25日(土)に「梅干の本漬け」を
空家を改修した都市・農村交流施設「宙-おおぞら-」の台所で行いましいたグッド(上向き矢印)

前回の塩漬けから約2週間が経ち、上手に白梅酢があがっていました。
今回は、いよいよ本漬け。
赤紫蘇は、スーパーで売っている処理済みのものではなく
地元の古くからある小さな八百屋さんで根が付いたものを購入。

「こんなの見るの初めてexclamation ほんまもんの香りがするるんるん

葉っぱを一枚づつ丁寧にむしり、水できれいに洗います。
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ボウルに葉を入れ、塩を加えて力を込めてもみます。
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どす黒いアクが出るまで頑張りましたよ!
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アク汁を良く絞ってから白梅酢を加えると…あら不思議!綺麗な紫色になりました。

梅の間に紫蘇の葉をはさみながら壷に入れていき、一番上に紫蘇を載せて出来上がりかわいい
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後は、持ち帰って重石ををして、土用(7月20日頃)まで涼しい所に置きます。
土用になれば、梅だけを取り出し、三日三晩土用干をして、日中は直射日光、夜も外気を当てます。
注意することは、絶対雨に当てないことですよひらめき

「はちみつ漬けの梅干を食べてたけど、ほんまもんの酸っぱい梅干を漬けたくて参加しました」

今年の夏は暑くなりそうだから、きっと土用干し成功するよねわーい(嬉しい顔)


さて、この日の夜は「プレお泊り体験」受け入れですexclamation×2
NPO法人あわじFANクラブの正会員のご一家で、かれこれ7年ぐらい前から淡路島に農業・自然体験に通ってる常連さんです。

NPOのメンバーも夕食の宴には合流ー(長音記号2)
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常連さん特性のビーフシチュー、地元で美味しいと評判のお店のコロッケとメンチカツ
酒の肴を作らしたらピカイチというメンバーの手料理は、アジのなめろう&肝の煮付け&骨せんべい

残念ながら、お酒は次回におあずけでお茶で乾杯でしたがあせあせ(飛び散る汗)
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離れに東京から移住してきているメンバーからの差し入れはコレexclamation×2
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なんと、蜂の巣
恐る恐る口にする子どもたち・・・

「わぁー甘くてちょこっと酸っぱくて、おいしいー(長音記号1)ー(長音記号1)

これで「蜂の先生」というニックネームが付き、子どもたちのアイドルとなり、一晩仲良く過ごしたそうな・・・


翌日は早朝6時から、日本野鳥の会ひょうごメンバーのガイド同行で里山散策。
前日の思いがけない雷雨で少し野鳥は少なかったのですが、
ホウジロ、アオサギ、カワラヒワ、トビ、ツバメ、ウグイス、ホトトギスetc
色んな種類のトンボや蛾の名前も教えてもらい、子どもも大人も大喜び揺れるハート

◎プレお泊り体験者の感想◎
たのしかったし、おもしろかったし、ごはんがおいしかった。(8才)
はちの巣やはちの幼虫が食べれて良かったです。最初は気持ち悪かったけど意外とおいしかったです。はちの先生やバードウォチングの人と知り合えて良かったです。(11才)
連泊したかったです。
テレビもなくゆっくりと過ごすことができよかったです。
(母)
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2011年06月22日

ニンニク収穫イベント開催報告

雨の6月19日(日)に2家族の参加で開催しました。

「雨が降っても、ドロドロになっても子どもに農業体験をさせたいので行きます」
と、淡路島への移住を考えている小さなお子さんのいる2家族の意気込みダッシュ(走り出すさま)

その気持ちが天に通じたのか、実際に収穫をする頃には曇りになるから不思議ですー(長音記号2)

畑までの道は、歩きます。
すでに田植えが終わった田んぼや、雨でも玉ねぎ収穫をしている農家さんに出会います。

「私も行くから、待ってよ〜〜」
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まずは、農家さんからニンニク栽培のお話
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昨年の6月に植え付けてから約1年間も農薬を使わずに草取りをして大切に育てたニンニク。
他のニンニクの収穫は約2週間ほど前に終わっているのですが、このイベントのために特別に二畝を残してくれていたのです。
すでに葉は茶色くなっています。
その間は、草を引かなかったということで、たった2週間でこの有様なので普段の手入れの大変さを
目の当たりにした参加者は・・・

「全部を収穫しないと農家さんに申し訳ない!」
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「僕たちもガンバるよ!」
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約1時間30分かけて、引き抜きと葉っぱ切りまで完了
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たっぷりと収穫した大小様々な泥付きの堀りたてのニンニク。
お好きな12個を選びお持ち帰りで1000円なりexclamation

「国産・無農薬でこんなに大きい物だと都会では1個300円しますよ、本当にいいんですかexclamation&question

お母様たちが、目の色を変えて12個を選んでいるうちに子どもたちは・・・
バッタや大きなミミズを見つけて大はしゃぎグッド(上向き矢印)

農業体験だけではなく、風景も虫も全てを含めて自然丸ごと満喫が田舎の魅力るんるん

「子育てをこの環境の中でしたくって田舎暮らしに憧れるんです」

援農のご褒美にと農家さんが、トウモロコシの実をもぎ取ってくれましたわーい(嬉しい顔)

子どもたちは、その場で直ぐに丸かじり「甘いね揺れるハート
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この2家族の方々は、「田植え」イベントにも申し込まれています。
農家さんともすっかり仲良くなって、昔からの知り合いのような感じに・・・
コミュニケーションのとり方が上手というのは田舎暮らしのキーポイントですぞハート

「じゃあ、また会いましょうねかわいい
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2011年06月12日

「古民家で梅干しを作ろう!」開催報告

本日、都市・農村交流拠点施設「宙-おおぞら-」の床の間を使用して、2家族7名の参加で
梅干し作り連続講座の1回目である塩漬け体験をしました。

なぜ床の間で?
只今、台所改修中なのでありますあせあせ(飛び散る汗)
2回目の本漬け体験の時には、リニューアルした台所をお披露目できますぞー(長音記号2)

庭にあるモミジ、畦に咲いていたアザミと野菊の投げ入れが素朴だけれど風情があります。
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梅は、もちろんトップブランドとして名のしれた和歌山の南光梅を使用。
果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめで果肉が厚くて柔らかいのが特徴。
美味しく仕上がること間違いなしの品種です。

一晩たっぷりの水に浸けてアク抜きをしました。
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参加者の皆さんには、梅のヘタを竹串で取るという美味しい梅干を作るためのひと手間をかけてもらいましたよ。

一個一個丁寧に取り除いていきます。
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姉妹仲良く手分けして体験です。
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今回は2キロの生梅を使用するので塩はその15%の300gにします。
最近は減塩嗜好で10%ぐらいのもありますが、自家製ではカビが生えるリスクが高くなるので
昔ながらの割合にします。
梅干って想像するだけで生唾が出てくるようなあの酸っぱい梅干こそ本物の味ですよねexclamation

スケールで塩を計るのも子どもたちがします。
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梅にその塩を絡ませるようにまぶしながら容器に詰めていきます。
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アルコールを吹き付けることも忘れずにexclamation

塩蓋をしてピッタリと容器に入りましたねるんるん
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後は、おうちに持ち帰って、約1.5キロの重石を乗せて水が上がってくるのを待ちます。
浸透圧の関係で2〜3日すると梅から水分が出てくるので、天地返しをしながらカビが生えないように注意して約2週間ほど置き、しっかりと白梅酢をつくります。


体験後には、本家の横に作った畑の散策をして、ちょっぴり理科の時間かわいい
綿、タカノツメ、青じそ・・・

約一ヶ月前に種まきした「落花生」が元気に育っています。
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後10日もすると黄色い小さな花が咲きだしてくるはず。
その花が2〜3日すると、おちた花芽からひも状のものが伸び、これが伸び続けて土中に入ると、その先端が膨らみ落花生の実をつける・・・だから落花生って言うんですよわーい(嬉しい顔)
秋の収穫が今から楽しみですねるんるん

周りの田んぼでは、田植えが終わっていて季節の移ろいを感じます。
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あちらこちらにある「玉ねぎ小屋」
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最近は、空きの「玉ねぎ小屋」も多くなったらしい・・・
高齢化と近代化が進んでいるようですが、吊り玉ねぎにすることで、自然の風でじっくりと乾燥し甘味が増すという昔ながらの農家の知恵。

淡路島の風物詩「玉ねぎ小屋」がいつまでもいつまでも受け継がれていきますようにぴかぴか(新しい)




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2011年06月06日

「淡路特産玉ねぎとキーマカレー」開催報告

淡路島では農繁期を迎え大忙し!
梅雨入りが例年より早く、兼業農家の多い淡路島では土・日は一家総出で農作業となります。

昨日は、薄曇りという絶好の農作業日和。
この春からパソナチャレンジファームの研修生となって淡路島に移住している若き女性2名様がイベントにご参加。

これまで農業の経験は無しというお二人に玉ねぎの収穫を体験していただきました。
植わっている玉ねぎは、昨年の11月に大阪の小学5年生が植え付け体験をしたもの。
まずは、学校へ送るためのコンテナ一箱分を収穫してもらいましたダッシュ(走り出すさま)

軍手と専用ハサミも持参でやる気満々グッド(上向き矢印)
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大小様々な玉ねぎたちー(長音記号1)
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昨年植えつけた小学生たちは、単純な作業にもかかわらず大喜びで、予定していた面積よりもたくさん植えてくれましたが、苗と苗の間隔を間違えて植えつけたものも少なからずありました。
その結果、感覚の狭いところでは、玉ねぎ同士がひっついてしまい大きくなれなかったのですバッド(下向き矢印)

お二人がお持ち帰りする分は、お好きな大きさの物を10個選んで収穫してもらいました手(チョキ)


玉ねぎの横では、ひまわりが咲いていましたるんるん
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ここの笹田農園は、油用のひまわりを先駆けて栽培している農家さんなのです。
洲本市では、「菜の花エコプロジェクト」という地域資源を活用した循環型のまちづくりを実践しており、そのプラントを活用して次は、ひまわりでも同様の取り組みを始めているのです。

参加のお二人は、一年間の研修期間でもあり神戸出身なので自家用車を持っていません。
そのため、まだ淡路島の各方面へ出かける機会も少ないということなので、予定にはなかった「菜の花エコプロジェクト」の見学をしてもらうため、ウエルネスパーク五色へもご案内しましたー(長音記号2)


その後、都市農村交流拠点「宙-おおぞら-」でランチタイム。

メニューは、キーマカレーと堀り取ったばかりの玉ねぎを使ったサラダ
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食後は、コーヒーと淡路島固有種ナルトオレンジの自家製マーマレードを使ったデザート
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「宙-おおぞら-」もゆっくりと見学していただき、まったりとした 田舎じかん を満喫していただきましたわーい(嬉しい顔)

★参加者の声★
「玉ねぎの収穫体験は普段なかなかできる事ではないので、楽しかったです。
昼食の際に、とれたてのたまねぎをサラダにして下さったので、新鮮で美味しいたまねぎを味わえてよかったです。
私たち二人だけだったので、予定にないルートにも行って下さりありがとうございました。
おかげで勉強になりました。
また、正式オープンした際には来させていただきたいです。」


「キーマカレーととれたての玉ねぎサラダがすごくおいしかったです。
菜種油やひまわり油のエコなお話まで聞かせていただき、3時間があっというまでした。」
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2011年05月16日

「ひょうご田舎暮らし臨時相談所」開催報告

5月14日(土)JR三ノ宮駅の南側円形広場にて田舎暮らしの臨時相談所を設置しました。
昨年も開催したのですが、雨で当日になってからの中止が決定したという因縁の場所・・・

しかし今年は全く心配いらずの晴れ

10時からの開催に合わせて特に午前中に各テントを訪れる方が多かったですね。

淡路島のブース
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丹波のブース
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播磨のブース
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但馬のブース
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パネル展示も多く、参加者の目を引いていました。
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午後は、少し人の出入りが少なくなってしましましたが
熱心な人は、約40分間も話し込まれる程でしたわーい(嬉しい顔)

同時に兵庫県宅地建物取引業協会淡路支部さんによる物件相談や
ひょうご就農支援センターさんによる農業相談のコーナーがあり
訪れた方にとっては、大変有意義なものになったと思います。


ひらめき次回開催は下記を予定しています。
7月2日(土)兵庫楽農園センター(神戸市西区)七夕祭に合わせて

詳細が確定しましたらイベント情報で告知しますので是非ご参加くださいねるんるん

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2011年05月08日

「ニンニクの芽摘み取り」開催報告

ゴールデンウイークもいよいよ終わりという昨日に農業体験イベントを開催。
参加者は、最近移住してきた女性、1年前に移住してきて現在農業研修中の男性、これから移住を検討していて連休を利用して農園見学&研修中の男性、今年の4月からパソナ農業研修生となった男性、そして島内在住の男女で総勢8名が、ニンニクの芽かき作業を体験しました。

なぜこの作業が必要なのかと、どの部分を取ればいいのかを農家さんが指導。
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ニンニク栽培農家でも、この作業を行わない方がいるとの事ですが、
これは花芽なので放っておくと、肝心の球に充分な栄養がいかなくなっちゃうんですよね。
また、この芽を食べない農家さんも多いとの事・・・え〜もったいないあせあせ(飛び散る汗)

約2万個も植わってるとういう畑で、みんな夢中で摘み取ります。
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「摘み取り体験なんていうより、こりゃ援農だよねふらふら
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約30分ほどで、袋一杯になったけど、農作業を途中で止めるわけにはいきません。
8人がかりで、約1時間30分かけて見事に作業終了。
たっぷりの収穫物は、もちろん全てお持ち帰り。

・・・え〜っと、あの人とこの人におすそ分けをして、近日中にあれとこれのレシピで対応して
あとは、冷凍保存しなくっちゃ・・・

作業が終わった後も、初対面同士が仲良く井戸端ではなく畑端談義が弾みますグッド(上向き矢印)
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すでに出荷の始まっている物もあり、良品と不良品の違いを見せてもらいました。
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左端の物が良品で、後は茎が複数出てしまい球が分かれてしまっています。
ニンニクも何らかのストレスを受けるとこのように不良になってしまうそうな・・・

作業後も、農家の軒先で車座になり、田舎暮らし&農業経営に関しての話が盛り上がり
お昼ご飯も忘れて1時間も話し込んだのでしたわーい(嬉しい顔)


夜ご飯は、もちろんニンニク料理でするんるん
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「ニンニクの芽と新じゃがの豚肉炒め中華風」
味付けは、シンプルに酒・塩・コショーにオイスターソースのみ。
新鮮な物は、香りも格別で何ともいえない甘味があり、美味しゅうございました黒ハート
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2011年04月26日

空き家の離れ改修 〜その2〜

前回の作業から2週間がたった、4月23日(土)に同じ参加者4名が集合ダッシュ(走り出すさま)
朝から生憎の雨模様で、いささか作業がしづらいものの本日中の仕上がりを目指します手(グー)

取り付けてあった根太に直角にフロアー材を置き、張り付けていきます。
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参加者の息もぴったりで、6坪分のフロアー材を約4時間かけて仕上げました。
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間取りの具合で、床をもう少し伸ばすことになりましたが、フロアー材が足りないため
コンパネと残りの資材で大工さんの職人技に一任することに・・・

資材を整える作業に使う専用の機械2台を大工さんが車に積んできてくれていました。
大人3人がかりでも下ろすのが大変な重たい機械を、大工さんは朝一人で車に積み込んだという・・・
本当にありがとうございますかわいい

一体何をする機械なのか、見ただけでは私達には全く解らないが・・・

1台は、材木の表面を荒削りしていく機械で、おがくずが飛び散ります!
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ナントもう一台は、電動のカンナ! 
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長いかつお節みたいに木材の表面が削られていき、ツルツルの木肌に整いました。
最終仕上げの職人技は、大工さんが翌日に一人で行うということで本日は終了。

「みんなに見られると、ちょっと恥ずかしいからね・・・」とシャイな大工さんー(長音記号1)

翌日、とても人が住めるような状態ではなかった部屋が、見事によみがえりましたexclamation
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この離れには東京から、親戚もいない淡路島にたった一人で移住してきた女性を受け入れます。
ボランティアで作業をして下さった大工さんとそのお友達夫妻も同じく淡路島に移住してきた方。
先輩移住者として、彼女の思い切った人生の選択にエールを送る気持ちを無償の愛で表して下さいました。

偶然にも空き家近くの畦道で見つけた“白いスミレ”
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その清々しさに皆さんのお気持ちが重なって、思わず胸キュンでした揺れるハート
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2011年04月13日

空き家の離れ改修 〜その1〜

4月9日(土)・10日(日)に5名の参加者が大工さんの指導を受けながら空き家の改修作業に挑戦しました。

住んでいた方の荷物が全く片付けられていない物件を借り受けたので、めちゃくちゃ大変でした。
改修作業の日までに、2tトラック2車分の家財を処分してやっとこの状態。

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一見、綺麗なように見えますが、足を踏み入れるとフワフワで、床が抜けているのは明らかな状態。
畳を上げると、ほらこのとおりカビがいっぱい!

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「ギャーがく〜(落胆した顔)
床板はボロボロで、雪のように真っ白くカビが生えている!!
床下に通気窓を取り付けていないとこんなに恐ろしい事になるのですね・・・

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古い畳と床板を処分した後は、大工さんに教わりながらドリルで穴を開け釘を打ち込み、大引・根太を取り付けていきます。

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板が腐らないように防腐剤を刷毛で塗り付けます。

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電動ノコギリを見事に使いこなす参加者。

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床板を支えるブロックは、水平に置かなければいけないため、専用の道具で丹念にチェックしながら
根気のいる作業。

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ここまで、頑張って取り付けましたよ!

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少しだけフロアー材を張り付け、今回の行程は無事終了。

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もちろん、湿気防止の石灰をたっぷりと撒くことも忘れません。

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想像以上に空き家の改修は体力が必要でした。
しかし、体はくたくたでも心には達成感が・・・

空き地に咲くスミレが「ご苦労さん!!」と言ってくれているよう揺れるハート

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2011年03月23日

東北地方太平洋沖地震の被災地支援イベント

3月19日から21日に開催しました「“食のブランド「淡路島」スプリングメッセ2011”については、名称を「東北地方太平洋沖地震の被災地支援 “食のブランド「淡路島」展示・即売会”」に改め、被災地支援の目的を加えて開催。

※被災地支援のため、会場では、被災地支援の義援金を募りますとともに、出展企業の売上げの一部を義援金とする趣旨にて開催されました。

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題字は、木下真理子(雅号『木下秀翠』)さんの作
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木下さんは、事前に淡路島を訪れ、国生みの島から自然に宿る神秘の力を全身に感じて、
そのエネルギーをそのまま題字に表されたと言います。
自然に宿る神秘のエネルギーが被災地の皆様に届きますように・・・・



私が行ったのは3日目で、雨天のため人もブースも少なくてちょっぴり寂しかったバッド(下向き矢印)

淡路島観光協会は、おなじみの「淡路島牛丼」
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洲本市では、春らしい「菜の花そうめん」
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JAあわじ島では、こんなに大きなキャベツが100円!
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淡路島タマネギつけ麺は、人だかりが・・・
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3日間の賑やかな様子は下記の主催者ページをご覧ください
http://b-awajishima.jugem.jp/

阪神淡路大震災、そして平成16年10月の台風23号による大水害を経験した淡路島。全国からたくさんの支援を頂きました。そのご恩にお返しするためにも、島内で支援活動が始まっております。各地自体や団体での取り組みは下記ページをご覧ください。

島内各市・観光協会での支援
http://www.awaji-navi.jp/newspage.php?eid=00075
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2011年03月09日

給食ボランティアグループ調理研修会

高齢化率の高い淡路島では、福祉社会の実現を目指し一人暮らし老人の給食サービスを実施している
地域がいくつかあります。

その中で、25年を経過する“健康と福祉の町”五色町の給食サービスボランティアさんたちの
研修&交流会に昨年から、講師補助(?)として参加しています。

研修会に参加された15名の皆さんが出来上がった料理を前にパチリレストラン
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ひとことで25年といっても、その間、ボランティアグループは世代交代しながら約150人もの方々の支援で給食サービスを続けているそうです。

70歳以上の一人暮らしの方への給食を作るボランティアさんの年齢は、50〜80歳で、元気なお年寄りに支えられているのが現状のようです。

少しでも楽しくボランティアをしてもらおうと調理研修と交流会が開かれました。

手際の良さは抜群で、短時間で調理を仕上げていきます。
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どうしてもマンネリ化してしまう給食献立。
「手間をかけずに地元の食材を使って、新しいレシピのヒントが欲しい」とのご要望に応え

≪食材の使いまわし献立≫をコンセプトに下記のレシピを提案しました。

鶏胸肉(ローカロリーでヘルシー。安価! 加熱の仕方によってはパサつくので注意)
◆鶏胸肉のしょうゆ煮
◆鶏胸肉のポン酢焼き
◆鶏てん

合挽き肉
◆高野豆腐入りハンバーグ
◆麻婆春雨

ジャガイモ
◆ガレット
◆ジャガイモのおやき

セロリ
◆セロリとジャガイモの炒め物
◆セロリの辛子酢あえ
◆セロリとチリメンのきんぴら


高野豆腐が入っているのでヘルシーなお味のハンバーグ
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ジャガイモとチーズの相性がバッチリのおやき
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春の香りがするセロリの辛子酢あえは、以外な美味しさ
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30分近く煮詰めても胸肉だと柔らかいしょうゆ煮は老人給食にピッタリ
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交流しながらの調理や研修は、講師の私達も元気をもらいますし、共助の仕組みは田舎暮らしには欠かせないもの。

参加者の中に、約10年前に大阪から移住してきた女性を見つけました。
何となくの感が働き「移住者」的中です!

積極的に地元貢献し活き活きとしていらっしゃるご様子が、私にとっては今日一番の収獲わーい(嬉しい顔)

春の日差しのようにほんわか気分で研修会場を後にしたのですかわいい
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2011年03月01日

「原木しいたけ菌打ち&野鳥観察&豚汁」開催報告

春爛漫の陽気の中、
淡路島の秘境といわれる『あわじ花山水』で
6名の参加者にて田舎体験を満喫しました。

八重咲きの梅の花が甘い香りと共にお出迎え
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これまでも何度かこのイベントは開催しているのですが
いつも小雪が舞うような寒い日で凍えながらの体験でしたふらふら

体験の前にオーナーご自慢の“しいたけどん”を拝見
見事な太い木の株から生えた可愛い“しいたけどん”
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キチンと井桁に組まれた菌打ちの終わった原木たち
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原木1本(長さ1m直径10〜15cm)に
ドリルで平均35〜40個の穴を開け椎茸菌を植え込んでいきます
現在では機械による自動植菌機もあるなか、当園では昔ながらの手動です。
フォークリフトで原木を倉庫に取り込みドリルで原木に穴を開けます。
穴開けの済んだ原木にしいたけ菌を植え付けています。
単純作業ですが、これがなかなか根気の要る大変な作業なのです。
「形成菌」と言いオガクズとフタが一体になっており非常に簡単に菌植えが出来ます。
ただ重い木を動かさなくてはなりません。
穴に押し込むため指が傷つきやすくテーピングが必要なほどです。


大変手間隙のかかる重労働なうえ、
菌を植えてから1年も経たないと発生しない原木栽培。
菌床栽培が主流になっていくのもわかるような気がしますもうやだ〜(悲しい顔)


しかし、原木しいたけは『味・香り・食感』がまるっきり違います!!
「ほんまもんの椎茸」一筋のオーナー水田さんにエールを揺れるハート


オーナー模範技の後、順番にドリルで穴開けする作業を体験していきます。
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真剣な顔つきの今春小学1年生になるお兄ちゃん
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パパと一緒に3才の娘さんも・・やっぱりちょっと怖いよね・・
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「形成菌」を穴に埋め込む作業は小さなお子さんでも大丈夫グッド(上向き矢印)
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屋内の作業の後は、里山を歩きながらの野鳥観察。
ガイドは『日本野鳥の会ひょうご』出口敦司さんと花織さん。

この集落は5〜6軒しかなく、ゾロゾロ歩く私たちを見て
「今日は何事や?」とご近所さんが驚いて庭に出てくるほど犬

「あっ! キセキレイがいる!!」ガイドの声にみんなが反応
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ガイドが即座に焦点を合わせたレンズを真剣に覗く親子
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約1時間の散策の後は、定番のおやつ“芋煮”を食べました
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本日約一時間で見つけた野鳥は23種です。
モズ、ノスリ、ハシブトカラス、ホウジロ、ヒヨドリ、キセキレイ、
ヤマバト、ハエタカ、トビ、ジョウビタキ、アオジ、シロハラetc

春の陽気に誘われたのか、ナント美しい蝶“ルリタテハ”まで目
参加者がワイワイ騒ぐのを見て、

オーナー曰く、「え〜?いつもの鳥と蝶なのにな〜」

自然の恵みは、あまりにも当たり前すぎると分からなくなるもの・・
源流の郷にカントリーウォークという楽しみが、ひとつ増えましたねかわいい


あわじ花山水
http://www.awajihanasansui.com/
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2011年02月17日

田舎暮らしの定番「手前みそをつくろう!」開催報告

先日、寒仕込みの伝統にならって、発酵食品の王様である味噌作り教室を開催しました。
手作りの安心感と美味しさが好評になり、毎年定員10家族で満員御礼になります。

材料は、大豆と米糀と塩だけといういたってシンプルなもの。
それだけに美味しさの秘訣は、材料にあり!
大豆は北海道産「とよまさり」を使用。
通常の大豆より糖質が多く脂質が少ないのがミソわーい(嬉しい顔)
糀は、地元の老舗味噌屋より調達。
塩は、ミネラル分を含んだ粗塩を使用。



朝から、コトコトと煮ること約5時間。
部屋中に広がるあま〜い香りで美味しさがわかりますグッド(上向き矢印)

まずは糀と塩をよく混ぜて塩糀を作ります。
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お待ちかねの昔懐かしい“味噌くり機”の作業
年代物の“味噌くり機”で家族の共同作業。
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こちらは、新品の“味噌くり機”で姉妹が仲良く作業。
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そして塩糀とつぶした大豆をよく混ぜて、
飴(大豆の煮汁)で硬さを調節して出来上がりです。

空気が入らないよう容器に叩きつけるように詰める作業が結構面白い。
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雑菌予防に焼酎を吹き付けラップでピッチリと覆ってお持ち帰り。
焼酎の代わりに塩蓋でもOK(味噌の上に薄く塩を振り膜にする)

同じ材料を使っても各家庭に持ち帰ることで
その家独自の菌や環境の違いがあるので“手前みそ”になるのです。
カビが生えたって大丈夫!
その部分を取り除き、焼酎を吹き付ければOKるんるん


発酵によるガスが出て膨らんでくるおもしろさが見られますし、
半年を目安に各家庭の好きな熟成加減で食べ始めができる。
これぞ、“手前みそ”の醍醐味ですねかわいい

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2011年01月28日

『えま&慧奏コンサート』開催報告

1月23日(日)洲本市文化体育館「しばえもん座」で
『えま&慧奏 新春コンサート』を開催しました。

ミュージシャンにとっても、今年初のコンサートということで
お祝い感たっぷりの催しとなりました。

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アイルランド民謡・Amazing Grace で幕開け
モンゴル民謡・ゴージーナナ
アイルランド民謡・サリーガーデン
ネパールの流行歌・レッサンフィリリと盛り上がり、
人が生を受けて最初に耳にする音楽、子守唄の中から、
沖縄のばんがむい
アイヌのイフンケ、アフリカのSigalagala のメドレーで前半終了。

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レインボーヴォイスと称される天から降るような声で唄う“えま”さん。

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ピアノをメインに独特な奏法で精神性の高いプレイが際立つ“慧奏”さん。

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アボリジニの楽器 ディジュリドゥ は、“ナカハラテツヤ”さん

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コントラバスは、“オカノヒロカズ”さん。

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トルコの打楽器 ダルブッカ は、“マキセサトシ”さん。


10分間休憩し、後半は
「教訓歌」と呼ばれる音楽として、アイルランドの Soaring Kestrel
沖縄の てぃんさぐぬ花 。

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おまちかねの体験コーナーでは、10人の子ども達が、
精霊と心を交わすために用いた楽器・ディジュリドゥなど
とっても珍しくて、演奏するのが難しい楽器にも挑戦グッド(上向き矢印)

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ミュージシャンが優しく教えてくれて良かったねるんるん

ウイグルの伝承曲にえまさんが作詞した 風の砂漠のいのり唄 で閉演。
〜この一年、皆さんに幸多きことを祈ります〜


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コンサート終了後は、
ホワイエで民族楽器に触れる場があり、存分に楽しんで頂きましたわーい(嬉しい顔)


「ディジュリドゥは、シロアリが中を食い尽くして空洞になった野生のユーカリを、約1、2メートルに切断したシンプルな管楽器。太さ10数センチの片側に口をつけ、息を吹き込む。長いほど低く、短いほど高い音が出る。指穴はなく、息の強さ、舌使い、唇の振動で音色を変える。」


えま&慧奏 公式ホームページ
http://www.yurai-works.com/
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2010年12月22日

淡路島公園「バードウォッチング」に参加しました!

12月19日(日)に念願の探鳥会に参加るんるん
普段の散歩のおりに、見かける鳥たちの名前を図鑑で調べて
勝手に納得している全く素人の私。

先日『南あわじ市で見られる野鳥』と題して
「日本野鳥の会ひょうご」の方がスライドを活用した講演会をされ
この淡路島には202種もの野鳥が確認されていると知り驚きました。
(日本全体では600種ほど)

今回の探鳥会ナビゲーターは、
「日本野鳥の会ひょうご」五百蔵 聡氏・出口 敦司氏
「淡路島公園を楽しもう会」松久保 晃作氏(生物フォトライター)
参加者は26名で、京阪神からの方がほとんどを占めているような感じ。
開催場所が、淡路島北の入口であるハイウエイオアシスだからですね。

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双眼鏡を持っていない人には、無料でレンタルしてくれます。
my双眼鏡よりはるかに精度が良いので借りましたー(長音記号2)

この日は、とても穏やかで暖かく絶好の鳥見日和。

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ナビゲーター曰く
「風の無い日は、鳥の地声が良く聞こえますよ」
地声って?鳴き声とはまた違うの??
「バードリスニングでは
自分自身が自然に溶け込む面白さを感じることができます」
私にとっては、何もかもが新鮮で
お話を聞き洩らさないように必死でついて歩いたのでしたダッシュ(走り出すさま)

「あっ、この木には、何種類かの鳥がいますよ!」
という号令でみんなが立ち止ります。

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メジロはあまり人を警戒しないようで初心者でも楽しめます。
ジョウビタキは♂だけでなく、♀も美しいわーい(嬉しい顔)
木に止まっている鳥はウンコをすると飛ぶ合図なんですって目
自分の身を軽くして飛ぶためなんだって(ナルホド)

メジロの古巣も見つけました!
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本日のサプライズとなったのが、このヒレンジャク
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普段はあまり見かけることが無いのに
この日は、木立に7羽も登場し、直ぐに飛び立つこともなく
参加者全員がたっぷりとその美しさを堪能ハートたち(複数ハート)


ナビゲーターが今回のハイライトとしていたのはオシドリ。
生息地としている池で居場所を探します。

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マガモ、オオバン、ホシハジロは水面に出ていますが、
オシドリは、夫婦で仲良く好物のウバメガシの木蔭で潜んでいるバッド(下向き矢印)

「アッ見えたよ!!」の声に一斉に反応
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何とか確認できたものの、直ぐに飛び立ってしまいましたたらーっ(汗)
オシドリ夫婦というと仲良しの象徴のように言われますが
1年ごとにパートナーを替えるんだってムード

この日は私が普段、探していてもなかなか出合えない
カワセミをしっかりと見ることができて大満足ぴかぴか(新しい)
そのほかにも、色んな鳥を教えてもらい、28種を確認しました。


次回開催予定は
平成23年3月13日(日)9:00〜12:00
集合場所:ハイウエイオアシス館前


淡路島公園
http://www.hyogo-park.or.jp/awajishima/
日本野鳥の会ひょうご
http://homepage1.nifty.com/wbsj-hyogo/index.htm
サイエンスチャンネル
「千石正一監修 マダガスカル紀行 」
http://sc-smn.jst.go.jp/8/bangumi.asp?i_series_code=C090505&i_renban_code=001
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2010年11月26日

楽しかったよ!「源流ハイキング&里山クラフト作り」

淡路島への移住を希望されている2家族と
島内の5家族が参加して源流の秋を満喫るんるん
鮎屋の滝からダムを超えて大城池(だいじょういけ)までは車で移動。
そこから源流にそって往復約5キロをハイキングダッシュ(走り出すさま)

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この時期にしては、風もなく暖かい絶好のハイキング日和晴れ
なんと年齢構成は、6歳から81歳までだよー(長音記号2)

途中、お目当ての一つの『ムベ』が見つかると
高枝ばさみでゲットします!

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アケビと違って実が裂けてないので手で半分に割ると
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思いっきり大きな口を開けてほうばると「あま〜い」
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大城池はいつもは満々と水を湛えているのに
底樋の改修のため、空っぽ!
源流も水量が少なく、川遊びができるのか不安を抱えながら進むあせあせ(飛び散る汗)

大丈夫!こんなに綺麗な源流が出現!!
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「この辺りは、昼間でも鹿が出てくるんだよ!」なんて説明していた矢先に
川の中に無残な屍となった鹿がもうやだ〜(悲しい顔)

さらに、川原付近には衰弱した狸がく〜(落胆した顔)
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自然の中で生きるという厳しさに思いを馳せながら
川原で沢蟹取り。

石をひっくり返すと隠れているよ!
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20分ほどでこんなに捕まえたよ手(チョキ)
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帰り道では、クラフトに使う野山の恵みを取りながら歩く。

子どもさんが、高枝ばさみに挑戦!〜見事にゲット〜
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鮎屋の滝を愛でて、パワーをもらった後は里山クラフト。
材料がいっぱいで迷っちゃうよねわーい(嬉しい顔)

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みんながクラフト作りに熱中している間に
秋の恵みのおやつが出来上がりましたグッド(上向き矢印)

ムベの種周りの果肉を食べた後の回り(胎座)と、滝の近くのモミジ
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そしてメインはサワガニの素揚げ!
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残酷なように見えますが、
日常の食生活において私たちはこのように他者の命を戴いているのです。

最初は嫌がっていた子ども達も「これが一番おいしい!!」
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みんなで奪い合うように“ほんまもんの秋”を堪能しましたハートたち(複数ハート)
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それぞれの家族の思い出の秋をクラフトに詰め込んだ作品たち。

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