2014年02月08日

農家民宿「ひまわり」には懐かしい昔の田舎があります!

築90年の古民家で、囲炉裏料理を振舞ってくれる女将の渡邊美里さん。
まるで、懐かしいおばあちゃんの家に来たような錯覚に・・・

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この大きな囲炉裏は、西脇の職人さんが泊りがけで作ったというオリジナルの逸品。
10人が一度に座れるという「どでか囲炉裏」なのです。

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農家民宿「ひまわり」のお料理のコンセプトは
地元で採れた天然の素材を使い、昔から受け継がれた懐かしくも暖かいお料理を提供すること。

この日は、特別に島内女性がオーダーしたお昼ご飯に応えて手料理の数々を披露
ナマコの霙あえ、柿なます、七茶飯、山芋の茶碗蒸し。

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ナマコは、民宿がある地元の由良産。霙は民宿の畑で作った大根。
柿も民宿の庭で採れたもの。柚子や橙の果汁も自家製で料理のアクセントに上手く使っています。
山芋の茶碗蒸しはお腹に優しいお味で、冬の季節にピッタリ

七茶飯は、鉄鍋で炊き上げてくれたんですよ

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名前の由来は、七つ時に食べる飯だから・・・初めて知りましたあせあせ(飛び散る汗)
大豆の香りがなんともいえない、これぞ田舎のおばあちゃんの味ー(長音記号2)

囲炉裏ではアジや野菜、手作りのヨモギ餅まであぶり焼き

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手際よくお料理を出しては片付けて・・・女将1人で最大10人の接待をこなすというからお見事!

子育て時代から、子どもさんの部活友達を招いての宴会などをよくしていたという渡邊さん。
そのころから、手作りが大好きで、器用で手が早かったといいます。

淡路島で生まれ育った後、神戸に出て結婚。
お母さんが亡くなってからは、この家を守るため週末田舎暮らしの日々を送ったそうです。
子どもさんを連れての里帰りは大変だったと振り返ります。

思い切ってUターンし、農家民宿を始めたのは今から約7年前。
1日1組限定の1軒貸切宿。
築90年の良さを活かし、屋根裏部屋にしまってあった様々な物をお部屋に置きました。

糸紡ぎや、機織りも組み立てなおしたそうですよ目

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お泊りの部屋も昔懐かしい家具があり、ほっこりと落ち着きます。

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立派な太い梁は、ライトアップという心憎い演出。お客さんが喜ぶよねー(長音記号1)

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薪で焚く五右衛門風呂は、釜が鉄なので、身体の芯から温まります。
少し大きめなので、2人でも入れるんだって

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体験コースとして、お釜でご飯炊きや、薪でお風呂焚きもできるんですよ

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これだけでも魅力たっぷりのお宿ですが、まだまだあります
それは、女将さんの特技の数々。
編み物、古布小物・服作り、布ぞうり作りなどの手仕事〜〜

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お昼を食べるだけだった4人組ですが、
女将さん作の編み物や服もお買い上げ
島外の人だけではなく、島民だって泊まりたくなる昔懐かしいお宿でしたわーい(嬉しい顔)

農家民宿「ひまわり」
洲本市由良町由良161
TEL&FAX:0799-27-1621
HPはこちら
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2014年02月04日

淡路島から「元気をお届け vol.4」〜『ゲストハウス花野』〜

昨年から始まったシリーズ:淡路島から「元気をお届け vol.4」
2年前、東京から淡路島に移住した、北川太一郎さんがレポートする淡路島の魅力発信です


≪ゲストハウス花野≫

人物紹介
花野恵介 35歳 淡路島出身 淡路市佐野在住 (淡路島35年目)

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経歴
洲本市の由良出身。東京の飲食店で2年の経験を積み、
10年前から淡路島でBar ONEを経営。
より自然を感じることができる空間を提供したいという想いから
昨年の8月にゲストハウス花野をOPEN。

どんな島にしていきたいか?
昔は自分が満足できることが目標だったけど、
今はみんなが幸せに生きていける環境を作りたいですね。
そして今の世代だけではなく、未来の世代にバトンを渡すために今後の人生を費やしたいです。
具体的には楽しいことで伝えていきたいので、楽しいイベントをたくさんやって、
その中で音楽や絵などのアートで伝えていきたいです。

そうしたことで、より多くの人が好きな人と一緒に笑って過ごせるようになったらいいですね。
そのためにも今30代くらいの人がみんなを引っ張っていくべきだと思います。
僕の世代ですね。

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上記のためにどんなことをしているか?
同じ意識の人が淡路島にはたくさんいるので、
そういう人たちでもっと集まっていろんなことを話したいです。
そのためにもこのゲストハウスでは春から外の釜でピザを作る「青空ピザ」をやりたいです。
一緒にフリーマーケットや生活を充実させるためのワークショップもやりたいです。
みんなで話し合える場づくりをこれからも心掛けていきます。

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拠点紹介
ゲストハウスはこの拠点のごく一部。
他にも食堂とペットサロンも併設しており、今後も楽しい企画はどんどん進めていく予定。

(併設している食堂「しょくのわ」)
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取材を終えて
これからいろんなことを発信していく拠点になりそうなゲストハウスでした。
近所の人も顔を出したり、人と人のコミュニケーションを大事にしている場所です!
島内の人も島外の人もウエルカムな可能性を限りなく感じました!

住所:淡路市佐野1719-5
電話:0799-65-0807
HP:http://guesthousehanano.sakura.ne.jp/wp/
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2014年01月26日

大学が“まち”にやってきた!「吉備国際大学南あわじキャンパス」

昨年4月、南あわじ市に吉備国際大学地域創成農学部が開学しました。

廃校となった旧志知高等学校が、地域が待ち望んだ“大学”として甦ったのです

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大学オープン後、気になりながらも一般人としては訪ねる機会がなかったのですが、
今回「あわじ地域づくりラウンドテーブル」開催会場となり、興味津々で参加

小高い山の中腹にあり、緑豊かな自然に囲まれた郊外型キャンパス。
中庭もきれいに整備されていて、気持ち良いですね〜〜

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食堂は、一般住民も利用できるそうですー(長音記号2)

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地元の食材にこだわったメニューを用意しているそうですよ。

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開催日は土曜日だったため食堂が利用できず、残念無念たらーっ(汗)

ラウンドテーブル会場は、カフェテリアを利用。

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最初に内藤正明教授から、「吉備国際大学の教育方針」の説明がありました。

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日本有数の農業農業生産地淡路島で学び、地域社会の未来を創る大学!

農業の活性化を図る6次産業化に必要な生産・加工・流通・消費及び
農業経営・農業政策ををトータルに学びそれぞれの専門分野に進みます。
そして、地域産業全体の調和を図りながら、
学んだ専門性を活かして地域創成に貢献できる人材を育成します。
「フィールド学習」や「南あわじ農業学(施設見学)」などの教育プログラムは、
他大学にない特徴であり、“本物”を学ぶことができます。


学生さんも「淡路と大学の生活」を発表してくれました

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それぞれが取り組んでいるサークル活動を紹介。
「アグリビジネス研究会」
淡路島の名産を創るのが最終目標というサークルで、
創作おにぎりを競う『具1グランプリ』では、見事グランプリ獲得

「AMPサークル」
淡路を盛り上げるプロジェクトとして活動する音楽・文化のサークル。
小学生との放課後交流やクリスマスコンサートを開催しました。


事例発表の後は、学生さんも一緒になって「大学と地域の関わり方」をテーマにグループ討議。
地元で学ぶ学生さんとの会話ということで、会場は大盛り上がりでしたよグッド(上向き矢印)

グループ討議の発表も学生さんが担当で〜す

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地域が求める大学とは?
◎地元住民の聴講を受け入れるオープンゼミの開催
◎学祭や食農体験を地元の人達と一緒にするなどの地域交流
◎週末はキャンパスを「志知ストアー」にしては!
◎学生主体のマルシェなどで学生起業を!
◎B&B型民宿を作り地域おこしを!

色々なアイデェアが出ましたが、地域住民の本音は、

「卒業後も淡路島に残ってほしい!!」

現在の学生数は56名。
そのうち、地元高校出身は3名。

せっかく大学が“まち”にやってきたのだから、もっと地元から入学して大学を盛り上げませんか?

2月16日(日)にオープンキャンパスがあります。
興味のある方は、この機会に参加してはいかが




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2014年01月05日

淡路島から「元気をお届け vol.2」〜『淡路島 花岡農恵園』〜

明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、穏やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年も、様々な淡路島の魅力を発信してまいりますので
「田舎(淡路)暮らし」の参考にしていただければ幸いですわーい(嬉しい顔)

今年第1回目のブログは、昨年から始まったシリーズ:淡路島から「元気をお届け vol.2」
2年前、東京から淡路島に移住した、北川太一郎さんがレポートする淡路島の魅力発信ですかわいい

≪花岡農恵園≫
人物紹介
花岡明宏 38歳 淡路島出身 洲本市五色町在住 (淡路島38年目)

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経歴
北海道、九州などで酪農を経験後、10年前に淡路島に帰島。始めは酪農ヘルパーと農業を兼業した後に2年から花岡農恵園として有機野菜の栽培を開始。

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今の淡路島についてどう思いますか?
色々な点で恵まれてると思います。
島だけど橋でつながっているため、作ったものを売りやすい。気候が温暖で、一年中作物が作れる。
そして今は、いろんな価値観を持った人が移住して、島の人と融合することによって新しいことが始まりそうだと感じています。

一方で改善すべき点は、恵まれているがゆえに逆に改善すべき点になってる。(笑)
例えば、気候が良くて年中作物が作れるがために、土を休ませることができないとか。米を作った田んぼを畑にして野菜を作るなどということは他の地域では難しいけど、淡路島だとできちゃうんですよね。
また、僻地と比べて都市近郊なだけに危機感がない。過疎化に対する意識や現状の問題を改善するための方向転換しようという意識が少ないと思います。
そしてこれは他の地域にも言えることかもしれないですけど、人とのつながりが減ってきていると思います。

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今後どういう島にしたいか
エネルギーも含めた持続可能な完全自給のモデルを作りたいです。
今は流通が発展して、島外からいろんなものが手に入れることができるようになりました。しかしこれによって島内で循環するということが必要なくなったために、外にモノを売るための仕事が増えてきてます。
そこでまずは淡路島の資源を循環させることによって、持続可能な生活にするとともに、人とのつながりも増えてくると思います。
最終的にはこの完全自給のモデルを他の地域にも広めていきたいと思います。

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上記のためにどんなことをしているか?
地域の資源を有効に活用することを最優先にしてます。
今は化学肥料や農薬によって作物を育てるという方法が主流ですが、土本来の力を尊重したうえで、その土地でできたものを必要最小限だけ与えるという栽培方法を模索しています。
昔と比べて山の手入れをする人は少なくなっています。山を守ることで里も豊かになり、そして海も変わると思います。まずは山の間伐をして、そこからいただいた資源(薪や竹)をエネルギーに変えることで循環させていきたいと思います。

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拠点紹介
今は年間で40〜50品目のお米や野菜を有機栽培で作っています。
いろんな人の力を借りて、いろんな人の夢を実現できる場所にしたいです。
農業はいろんな人が個性を発揮できると思っています。
一人一人がやりたいこと、得意な事を活かして農業に携わることで、人とのつながりが増えて、安心できて人間らしい生活をめざします。
農業に興味がある人、やってみたい人にどんどん来てもらいたいです!
今も手伝ってくれてる人たちと、これからの食や農についてのいろんな話を農作業をしながら話しています。畑でのコミュニケーションは気持ちがいいです!
これからもいろんな人と畑でお話ができればと思います。
家族全員でお待ちしてます〜!!

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取材を終えて
“不器用だけど、大きな目標を達成するためにひたむきに前進する”そういう印象を受けました。人とのつながりを大事にするその人間性に今いろんな人が集まってきています!土を触りながらいろんなことが話せる、そういう魅力がある農園でした。

   淡路島 花岡農恵園
   兵庫県洲本市五色町鮎原三野畑577-4
   電話/FAX 0799-32-0601
   http://www.hanaoka-noukeien.com/
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2013年12月28日

淡路島への移住を応援!定住支援施設「宙-おおぞら-」が開設されています!!

淡路島への移住をお考えの方に
地元NPO法人が空き家を活用し、貸し出しする施設を開設しています!

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一言で淡路島といっても、地域によって気候風土や人情にも違いがあります。
まずは、お試しで暮らしてみて、自分にあった場所や物件をじっくりと探してみませんか?

詳しくは、下記HPをご覧くださいわーい(嬉しい顔)
http://sumotto-countrylife.jp/ozora.html
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2013年12月05日

食と社会貢献の新しいカタチ♪ 南あわじ「森の木ファーム」さんです☆

冬本番、お鍋のおいしい季節ですね〜雪
お鍋に欠かせない名脇役と言えば!そう、椎茸exclamation×2
ということで、今回は南あわじ市で椎茸の生産・販売をされている
「森の木ファーム」さんでお話を伺ってきましたグッド(上向き矢印)

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森の木ファームさんの事業の特徴は、淡路島初の「就労継続支援A型事業所」だということひらめき
これは障害者自立支援法に基づく就労支援のための施設で、
一般企業に勤めることが困難な障害者に対して就労の機会を提供すると共に、
仕事を通して知識と能力の向上に必要な訓練を行うなどの障害福祉サービスの一つです
(森の木ファームHPより)。

指定を受けた事業所は障害者と雇用関係を結び、最低賃金を保障。
社会保険の加入も義務付けられるそうです。

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こちらで行われているのは屋内での菌床栽培ー(長音記号2)
温度管理された建物の中で大切に育てられます。

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10棟に33名ほどのスタッフが働いていらっしゃるとか目

栽培工程を簡単に説明しますと・・・。

まず、シイ、ナラなどの広葉樹でできた菌床で椎茸菌を三カ月かけて培養します。
そして菌床を棚に並べ、待つことたったの1週間手(パー)

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勢いよく伸びた椎茸たちが収穫できる大きさになります手(チョキ)

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摘み取った椎茸を選別、悪いものを除外し・・・。

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サイズ別に分けてパックすれば出来上がりexclamation

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イカリスーパーなどの有名店や生協などに並びますぴかぴか(新しい)

収穫し終わった菌床は水に漬けることによりまた芽が出るので、
一つの菌床で3回収穫できるそうです。

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松茸もこんな具合にできたらさぞかし・・・と思わず皮算用してしまいましたが、
松茸の菌床栽培はやはりできないそうです。残念バッド(下向き矢印)

新鮮な椎茸を早速BBQでいただきましたが、
肉厚・ジューシーでとっても美味しかったでするんるん
皆さんも是非〜かわいい  (SAKA)

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注)こちらは一般には椎茸狩りはされていないそうです。


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2013年11月13日

Uターン夫婦が「農Cafe 八十八屋」をオープンさせました!!

古民家を活用した都市農村交流施設「宙」内で
今春に東京からUターンした若き夫婦がカフェをオープンさせています。

外観は、普通の民家ですが・・・

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中に入ると、大正ロマンを感じさせる特別な空間が広がります・・・

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畳敷きだった和室を、業者に任せず全て自分たちで改修しました。
もちろん畳だけではなく、壁だって張り替えています・・・
床の間に飾ってある絵も自作です・・・
こだわりの空間を約2ヶ月という短期間で仕上げたというから驚き!
寝る時間も惜しんでの作業で、店主の延原直樹さんは体重が8sも減ったそうですよ。

ご夫婦は、交際当初から「いずれは、カフェを開きたい!」という同じ夢を追いかけてきました。
それぞれが神戸の飲食店等で勤務し勉強を重ねると共に
コーヒーの自家焙煎は早くから手がけ、副業として販売もしてきました。
縁があって東京で会社員をすることになったものの
2人の夢は消えることなく、都会のカフェ巡りをしセンスを磨いていたようです。

外に出て、改めて感じる淡路島の自然の素晴らしさ、
人情や人の繋がりの深さ、そして何より、食材の豊かさ!

「やっぱり、淡路島に帰って夢を実現させたい!!」

スタートに立ったばかりの2人・・・初々しい笑顔・・・

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農家と都会をつなぐ店にしたという思いがイッパイのランチメニュー。

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地元農家の野菜メインにコース仕立てで出てくる「八十八屋ランチ」を食べてみました!

前菜3種も、盛り付けにこだわってて、食べるのがもったいないくらい・・・

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あわじ花山水の原木しいたけは、炙り焼きで出てきます・・・

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淡路島西洋野菜園の新鮮な野菜は、オシャレなサラダプレートに・・・

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そして美味しさで定評のある鮎原米は、一人づつ釜炊きで出てくるから驚き・・・
店名の「八十八」は「米」の字にちなんでいるから、ご飯は炊き立てにトコトンこだわり!!

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縁側の窓からは、紅葉が始まったお庭が一望でき、ゆったりとした時間が流れます・・・

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スイーツも地元産の野菜にこだわります!
卵は、もちろん北坂たまご!!

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「あわじ紅のタルト」 「ほうれん草のシフォン」 「たまねぎのガトーショコラ」
これからも季節に合わせて野菜スイーツを創作していくということなので楽しみですね〜

ドリンク類もコーヒーの種類が豊富だし、カフェラテも一杯あって何を注文するか迷っちゃいますぅ・・

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店内にはマルシェもあり、野菜や加工品、雑貨販売もしています。

「淡路島の野菜の美味しさを知ってもらい、
農家と島内の人、都会の人をつなげる店にしたい」


2人の思いは尽きないようで、若き夫婦の今後に期待しましょうわーい(嬉しい顔)

「農Cafe 八十八屋」
洲本市中川原町中川原92-1
営業時間:午前11時〜午後6時
(ご予約制で夜の営業も可)
定休日:木曜日
TEL:0799−25−8086




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2013年10月25日

定住支援施設「宙-おおぞら-」2号館ができました!!

淡路島への移住を真剣にお考えの方のために
NPO法人あわじFANクラブが、空き家を活用した都市・農村交流拠点施設「宙-おおぞら-」の離れに
定住支援施設を用意し、短期間の貸し出しをしています。

これまで2年半の間に、5件の利用があり、そのうち4件の方々が淡路島への定住を決めました。
1ヶ月以内に物件やお仕事が見つかる人もいれば、一年近くかかる人もいますし、
憧れと現実の落差に1週間で、田舎暮らしをあきらめた人も・・・・

一人でも多くの方の支援につながればと、2号館を開設しました!!

利活用したのは、交流拠点としてお借りしている施設内にある牛舎兼離れ。
業者工事の前後には、ボランティアさんたちと改修イベントも行いました。
「片付け編」の様子は、こちら

10月6日には「古民家改修・仕上げ編」を行いましたよ。
作業は、フロアー材の貼り付け。
大工さんに特別な機材をお借りし、手ほどきと床張りの基本的なコツを教わりました。

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精密な機械に助けられて、参加者も慎重に床材を寸法どおりに切断していきます。

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素人では難しい隅っこへの張り付けも見事にできたではありませんか!!

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午後からは、古民家の財産である立派な梁の拭き掃除に挑戦です。
サーカスまがいの作業にも、若者が勇敢に立ち向かったのであります・・・

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ボランティアと大工さんたちの創意工夫で最小限の改修費で出来上がった2号館をお披露目しますひらめき

入り口は、ちょっと冴えないかもしれませんが・・・

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中へ入ると、牛舎跡とは誰も思わない優れものです!
台所は、こんな感じ・・・

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お風呂はピカピカのユニットバス。

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洗面所も良い感じでしょ・・・

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トイレもばっちり!

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台所兼共有スペースには、洗濯物が干せますよ〜〜

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そして、自慢はこのログハウスっぽいワンフロワーなのであります!!

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古民家の魅力たっぷりの天井に惚れちゃいます〜〜

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随時見学可能ですので、淡路島への移住をお考えの方で、少しでも興味のある方はご一報を!
(ただし、入居者が決まった場合は、見学不可の事もあります)

連絡先:「あわじ暮らし総合相談窓口」専用ダイヤル 090−1247−1589
祝祭日も対応していますが、9:00〜16:00 にお電話をお願いしますわーい(嬉しい顔)






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2013年08月14日

淡路島から「しょくのわ」発信!『ゲストハウス花野』オープン!!

「淡路島佐野から地産地消自給自足スタイル体験宿」と銘打ち、
8月1日に『ゲストハウス花野』がオープンしたと聞き、行ってきましたよ〜〜

古民家(元電気屋さん)をリニューアルしたそうです。

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ランチタイムは『しょくのわ』で宿泊客以外も食事が出来ます。

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改修は業者任せにするのではなく、自分達のこだわりで造り上げたという店内…

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壁は、漆喰にベンガラを混ぜた優しいピンク色。
土間には玉砂利が敷き詰められていて、打ち水で涼を呼びます。
自分たちでリニューアルしたからこそ出せる独特の雰囲気がそこにはありました。

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安心して食べられるメニューをという信条で
できる限り淡路島産で顔の見える食材を使っているということです。

地元の飲食店に務めていた方が、シェフとしてランチタイムを仕切ります。

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彼は飲食店を辞めて、昼間はこの『しょくのわ』のシェフとして働き、
朝夕は、畑仕事をしているとか…

本日のカレーは、「挽き肉と中川さんちのひじきのドライカレー」

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おばんざいは、好きなだけ食べれるみたい…全部をひと皿に盛り上げちゃった!

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食材の味を活かした身体に優しいランチでお腹を満たした後は、
オーナーである花野恵介さんにお話しを伺いました。

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花野さんは、約10年間、音楽バーを経営なさっていました。
転機は、子どもの誕生だと言います。
子どもと一緒に過ごす時間が欲しい、家族への想いを形にしたい…
子どもを連れて外食してみると、安心して食せない現況に気付き…
今こそ、子ども達や大人にも伝えていかなければいけない大切なことがあるのではないか?!

携わっていた音楽の世界を例に挙げて、花野さんは語ってくれました。
「レコードは、人の耳では聞こえない不可聴音域も収録されているが、
CDの時代になり、聞こえないなら、いらないじゃないかということで、
不可聴音域はカットされて録音されるようになってしまった。
このレコードとCDの持つ世界観の違い、今の世の中どこかおかしい・・・」

家族の絆を深めながら、みんなが集え、色んなことが出来る場所をということでゲストハウス経営へ転身。
とはいえ、物件探し、自分たちでの改装、旅館業法のクリアーと大変なご苦労があったはずです。
ゲストハウスは簡易宿所営業となるため、旅館業営業許可が必要です。
業者任せにしなかった分、この複雑な書類申請も自ら行ったため、開業に時間がかかりました。


さて、ゲストハウスの方を見ていきましょう…
共有スペースには、漫画がイッパイ!

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洗面は、女性向きかしら…ベンガラ入の漆喰が和やかなムードを演出。

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2階はドミトリー。床の間は、やっぱり落ち着きますね…

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どこか懐かし雰囲気で、田舎のおばあちゃんちに来たような感じ…

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1階奥の部屋からは、お庭が見えます。

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ここは、のんびりとくつろげる裏庭で、食事をすることもできますし、
夜には、BBQや、星空観察も楽しめるということです。

これだけではありません!
敷地内には、まだまだスペースが…

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お二人のお子さんの名前を使っているのが花野さんらしいですよね。
この家庭菜園で採れた野菜や、花野さんが釣ってきた魚が宿泊客の料理で出てきますわーい(嬉しい顔)

『ゲストハウス花野』
ドミトリー2800
素泊まり個室3500
朝食500夕食1000
ランチ営業『食の輪』12:00-14:00
子供から大人まで安心して食して泊まれるよ!!
住所:兵庫県淡路市佐野1719-5
HP:http://guesthousehanano.sakura.ne.jp/wp/
電話:0799-65-0807

〜オーナーからのメッセージ〜
ゲストハウス花野夏のスペシャル夜ごはん『鱧すき』一人1500円で只今ご予約承り中でーす!
素晴らしき郷土料理があなたの胸に突き刺さること間違いなしのうまさですよー。
注)夜ごはんは時間指定の予約制になってまーす。
入り様の方は連絡くださーい!お待ちしてまーす!
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2013年07月28日

自然の中の学び舎です♪ −兵庫県立淡路景観園芸学校−

淡路島はご存じ花の島かわいい
いたるところに花が溢れています。

そんなフローラル・アイランドにふさわしい学校が淡路市野島にありまーすexclamation×2

兵庫県立淡路景観園芸学校ぴかぴか(新しい)

山道をクネクネ登っていくと突如現れる大きなキャンパスビル

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「ここは外国!?」と思うほどのおしゃれなたたずまいに、一気にテンションが上がりますグッド(上向き矢印)

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約13ヘクタールの広大な敷地にさまざまな種類の草花が。

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さすが!!どれも手入れが行き届いてます手(チョキ)

当校は新しい概念である「景観園芸」の教育研究機関として平成11年4月に開校しました。

景観園芸とは、生活・造園・土木・建築・産業という本来一体となって生活空間を形成すべき分野に互いの関連性を取り戻し、まちづくりを経済性優先のものではない、人々の豊かな暮らしを創造するための文化的行為として位置づけようとする学問分野ですひらめき

ちょっと硬くなりましたが、つまり花や緑を通じて生活をもっと楽しみましょう!ということかとわーい(嬉しい顔)

プログラムとしては、プロを育てる養成機能としての専門職大学院課程や園芸療法過程、生涯学習機能としてのまちづくりガーデナーコースなど、多彩なコースが用意されています。
専門過程でも社会人入学可能手(グー)
学生が寮に入る場合はなんと!寮費は無料だそうです〜黒ハート

若い学生さんたちはすれ違うと必ず向こうから挨拶してくれて、とっても清々しいです。

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筆者は今年の4月からまちづくりガーデナーコースに参加かわいい
約40人×2クラスの皆さんと毎月楽しく受講しています。
島内のみならず島外からも通う熱心なクラスメートに刺激を受ける今日この頃。
年齢、背景もバラバラですが、目的が同じなだけに打ち解けるのも早く、先日は早速「島くらし」の畑に助っ人に来てくれました〜るんるん

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授業は座学だけでなくフィールドワークが多いのも魅力目

自分達でキャンパス内に庭を作ったり、

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卒業生たちが活躍されている現場に遠足に出かけたり。

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先輩が自宅でされている素敵なオープンガーデンかわいい

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個人宅とは思えない完成度に一同びっくり!

ちなみに兵庫県では淡路島を含め15の地区でオープンガーデンが行われており、全国でも先進県だそうです。
そして素晴らしいのは、そのほとんどに淡路景観園芸学校の卒業生・関係者が関わっていることexclamation×2

そう教えてくださった平田先生。

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平田先生は以前建設省にお勤めで、開校当初校長として赴任して来られたそうです。
ダンディーでユーモアに溢れ、かつ実習では率先して汗を流してくださる素敵な先生です揺れるハート

平田先生の授業の中で印象に残ったお話の1つが「日本人の悲しい現実」たらーっ(汗)
・甘いもの、脂っこいものをたくさん食べ、
・酒、たばこをどんどん飲むけど、
・あまり運動せず「メタボ」になり、
・まず循環器系をやられ、糖尿になり、
・症状が出てからそれに気付くが時既に遅く、管をたくさんつながれ、生きながらえ、
・そのうちガンを発症、
・あるいはその前に認知症になるか、心を病む。
・そして不安を取り除こうと高価なサプリメントに走る!

なんだか“きみまろ”チックになってきましたが・・・あせあせ(飛び散る汗)

それを防ぐには
・いい環境のなかで
・仲間と一緒に会話しながら、
・生き生きと体を動かし、
・その結果、人の役に立つ
・あるいは、少々の儲けがある、など
・体を動かすことの目標があり、
・それらの結果が目に見えるようになる
ことが肝要exclamation

みんなで一緒にコミュニティーガーデンやコミュニティーファームを作り、楽しむことが解決策の一つになりうるのでは?兵庫、淡路島からその新しい風を起こし、世界に広めよう!というご提案です右斜め上

情けは人のためならず
花や緑は人のためならず
花や緑はほかのまちのためならず

先生の仰る通り、活動の恩恵はきっと自分たちのまちに返ってくることでしょうひらめき

それに気付いた人が多いからこんなにクラスが盛況なのかな??

他の先生方もいつも元気でニコニコ、つまらない質問をしてもいつも親切に答えてくださいます。
先生方に会いに来るだけでも平和で優しい気持ちになりますー(長音記号2)

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そうそう、ここは学校には珍しく塀がなく、365日、日の出から日没までいつでも誰でも入れるんですよ〜exclamation

見晴らしのいいカフェもあり喫茶店

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地域に開かれた、まさしく“オープン・ガーデン”なのです^^

そして11月2日・3日にはALPHA祭という学園祭もありまするんるん
去年の様子はこちら
キャンパスの雰囲気を味わいに、是非お運びくださいませ〜わーい(嬉しい顔)













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2013年07月15日

速報!愛称は「おのころんマリンステーション」!!

海の日に「あわじ島つな港海の駅開港記念式」がありました。

海と陸から立ち寄ることができる観光施設が淡路市に本日オープンしたのです。
午前10時から行われた式典のメインは、一般公募した施設の愛称決定でしょう。

くす玉が割れて、門市長が柔かにお披露目です!

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淡路市マスコットゆるキャラの「あわ神」「あわ姫」もステージを盛り上げます!

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平成8 年から、海上交通や陸上交通によって、お客様に親しまれていた「津名港ターミナル」は
平成18 年に旅客船・フェリーの運行が廃止、路線バスと高速バスの陸上交通のみとなっていました。
しかし今夏、「津名港ターミナル」は海洋レジャーの発展を図るため新たに
「あわじ島の海の駅」として生まれ変わったのです!

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大阪湾に面した穏やかな港湾は、これから活躍の場に・・・

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プレジャーボートやヨット計7隻を係留する桟橋が整備され、
魚介類や農産物の直売所、飲食コーナーの新設、自転車のレンタルサービスが予定されています。

桟橋には、早速プレジャーボートが横付けされて・・・

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ターミナル内は出店ブース目当てのお客さんで賑わっていました!

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ターミナル内に事務所があるNPO淡路市国際交流協会では、世界の料理を販売。

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他にも各種団体が、多様な物販でオープニングイベントを盛り上げていました。

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淡路は島でありながら、明石海峡大橋と大鳴門橋の開通により本土と陸続きに・・・
旅客船やフェリーなどの航路が軒並み廃止になっていき、車中心の島へと変貌。

島から海を眺めるのは、もちろん素敵ですが、
船からの景観こそが、島特有の魅力でしょう!

「おのころんマリンステーション」が、更なる淡路島の発展に繋がるよう期待しましょうわーい(嬉しい顔)

「おのころんマリンステーション」へのお問い合わせは
淡路市まちづくり政策課
Tel:0799−64−2522 Fax:0799-64-2531






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2013年06月14日

空梅雨でも見事に咲き誇るアジサイたち!

梅雨だというのに、真夏のような暑さにうんざりしていませんか?
そんな時こそ、長閑な山合を訪ね紫陽花に涼をもらいましょう。

淡路島の秘境である洲本市千草竹原ダムの上流にある限界集落で
60種4000株の見事なアジサイが咲き誇っています。

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観光農園「源流の郷・あわじ花山水」
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この施設は、会社員だったオーナーが早期退職し
過疎化が進む地域を活性化しようと
2001年に自宅の水田を整備して観光農園にしました。
最初は株数も少なかったしアジサイも小ぶりでしたが
10年もの歳月をかけて、見事な憩いの場となりました。
あわじ花へんろ」44番札所にも指定されています。

一般的な西洋あじさいの他に、珍しい品種が目を楽しませてくれます。

ブライダルブーケ
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清楚なヤマアジサイ・・・
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江戸時代にシーボルトが世界に紹介 その後約130年後に神戸で発見された貴重な品種の『七段花』
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園内にある東屋や風車など、全てがオーナーの手づくりなんですって!
昨年は、その風車に自転車の発電装置を付け、水力発電で点灯させました。

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今年は、チェーンソーで鹿のオブジェを作りました。
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小川では、メダカが泳いでいるので子どもさんが大喜びするそうです。
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バーベキューサイトもあり、都会からこの秘境まで若者がバーベキューをするために来るそうですよ。
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オーナーの水田進さんは、原木したけ栽培の農家さんでもあり、その業績が称えられています。
23年度「森の名手・名人」の選定(国土緑化推進機構)
「森の恵み」部門において長年の「しいたけ栽培」の技術が認められました。
22年度「兵庫県林業賞」授賞。

また、「洲本市千草竹原町内会」会長として地域を束ねられており、
総務省の事業である『域学連携』地域活力創出モデル実証事業にも参画し、
その推進協議会の副会長に就任されました。

グリーン&グリーン・ツーリズムによる地域活性化を推進しようという事業で
ここ竹原集落では、特に小水力発電に力を入れています。
すでに発電実験が行われており、その結果、一日で約24kwの見積が出ているそうです。
この集落は、7軒(内2軒は空き家)で12人が住んでいます。
一般家庭で使用する一日の電力は3〜4kwなので、カバーできる値です。

水田さんは、言います。
「過疎を逆手に取り、自家発電で集落の電力を賄うという先駆的なモデル地域にしたい!」

癒しと活力をもらいに源流の郷を訪ねてみませんかわーい(嬉しい顔)







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2013年06月07日

沼島総合観光案内所「吉甚〜よしじん〜」&沼島クルーズ

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今年の4月中旬から沼島に観光案内所ができています。
6月1日にオープン記念イベントが開催されたので行ってきました!

淡路島南部に位置する土生(はぶ)港から沼島汽船に乗り10分で到着。
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神話の世界では「国生みの島」で、ほぼ全島が瀬戸内海国立公園の特別地域に指定されています。
素晴らしい場所でありながら、淡路島民でもなかなか訪れる機会が少ないのも現実だったり…
(昨年11月に訪ねた時の様子は、こちら

より多くの人にこの島の魅力を発信し、観光で地域活性化をしようということで、
昨年12月に2名の地域おこし協力隊員が採用され、案内所開設の準備を進めてきました。

沼島総合観光案内所「吉甚〜よしじん〜」
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オープン記念イベントということで案内所は、人で一杯…
「おのコロッケ」という沼島産の魚と淡路島産玉ねぎ入のコロッケの振る舞いもありました。

築100年以上の由緒ある古民家を上手く活用した施設になっています。
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建築家の奥井正造さんのアドバイスを受け、黒く変色した柱は極力残し、
古い格子戸や調度品は再活用したということで、落ち着いた趣のある場所に仕上がっています。
床は、瓦を敷いてるんですって!

テキパキと接客する地域おこし協力隊員の森本真理子さん。
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この案内所の名前「吉甚〜よしじん〜」は、家主が吉野甚平さんだったから!
元々地元で「よしじん」として長年親しまれてきた呼び名であったということで納得〜〜。
今のところ雑貨販売だけですが、8月からはカフェもオープンさせるということですよ。

また、案内所のすぐ近くでは、オシャレな建物が建設中…
「水軍」という鉄板焼きのお店で地元漁師さんが経営し、6月末にオープン予定だそうです。
漁業体験イベントと連携し、とれたての魚を調理することも検討中だという嬉しい情報も…

さてさて本日のメインイベント「沼島一周/周遊漁船体験」!!
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救命胴衣を着けて、ほんまもんの漁船でクルージング。
荒波に揉まれ、波飛沫を浴びながらも、圧巻の景色に釘ずけ〜〜

まずは、岸壁の凄さに圧倒されます〜
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青磯。青い岩で出来ていて、周りの海はエメラルドグリーン〜
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下立神岩。昔は上立神岩よりも高かったそうですよ〜
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穴口。高さ80mの「屏風岩」の下にある洞穴で深さ50m余もあるんだって〜
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平バエ。龍宮伝説の舞台と言われてれているそうな〜
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上立神岩。国生み伝説の象徴である岩からはパワーが満ち溢れています〜
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約50分ほどのクルージングですが、その素晴らしさは言葉では表せません!!
地域おこし協力隊員の大原浩さん曰く、
「海や岩の様子は、日によっても時間によっても違って見え、不思議な魅力に溢れています」

『おのころクルーズ』は要予約です。
2名様から受け付けていて、大人2名で5000円。3名以上は、大人一人2000円。
詳しくは、下記にお問い合わせくださいわーい(嬉しい顔)

沼島総合観光案内所 吉甚〜よしじん〜
営業日:土・日・祝日営業
9:30〜16:00
TEL:0799−57−0777
HPはこちら
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2013年03月17日

「淡路島モニタツアー:うずしお編」

前回ブログの続きで、モニタツアー午後の部を報告します。

「世界一のうずしおと大鳴門橋」

世界三大潮流である淡路島の渦潮。
大きさでは、直径30mで世界一なんです!
現在、鳴門海峡のうずしおを世界遺産にしようと活動中です。

うずしお発生の原因は、
潮の干満、鳴門海峡の速い潮流に加えて
海底の地形といった条件がそろっているため。
満潮の播磨灘と干潮の紀伊水道が対峙する結果、
鳴門海峡中心部を境に海面に落差(段差)ができるというわけです。

*潮の流れに大きく左右されるため必ず事前にお見頃カレンダーを確認しましょう*

本日は、期待度大とのこと!
うずしおクルーズ」へ出発!!

咸臨丸に乗り込みました。
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あらら、カモメに餌やりができるんだ・・・
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餌をを海に投げ入れると、一斉にカモメさんが集まってきました!
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途中で煙島を見ることが出来ます。
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煙島
淡路島の源平ゆかりの地で一番有名なのが、南あわじ市福良湾に浮かぶ煙島です。
言い伝えでは、平敦盛の首を荼毘(だび)に付した際に煙が立ち上ったことから、
煙島と呼ばれるようになったとされています。
現在煙島には、厳島神社がまつられており、
頂上の境内には敦盛の首塚だという石の祠があるほか、
最勝王経の一字一字を刻んだ石を埋めたという最勝王経碑があります。
社殿の横には、安徳天皇が7日間滞在したと伝わる行在所(あんざいしょ)跡があります
(島に入ることは出来ません)

春の海はキラキラと輝き美しい〜〜
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いよいよ大鳴門橋が近づいて来ましたよぉ。
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あちら、こちらに大きな渦潮が!!
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大橋の真下まで来ると、波が2層になっているのが良くわかります。
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播磨灘の波と紀伊水道の波が、こんな風にコンニチワしてるんだね…
自然の不思議をたっぷり体感することができて、感動でした!
さすがに、この辺は船が揺れて、ちょっと船酔い気分も味わってしまったけど…

約1時間半のクルージングは、
ちょっぴり寒かったけど景色も最高で感動体験でした。
春から初夏にかけて、淡路島のおすすめスポットですねわーい(嬉しい顔)






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2013年03月13日

「淡路島観光モニターツアー: 瓦細工体験&かわら焼き編」

淡路島地域ビジョン委員会観光分科会の事業で「モデルツアー」を開催。
これは、平成25年度以降に観光ツアー商品を造成していくために実施し、
メンバーが参加者の視点で体験することにより、
より良い商品開発につなげることを目的にしています。

午前中の工程として、安富白土瓦へ。
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淡路瓦は、日本三大瓦の一つで、南あわじ市を中心に生産されています。
幾多の時代と社会の変遷の中、400年の歴史を刻んだ伝統工芸的地場産業です。
美しい銀色のサエが特徴の「いぶし瓦」は全国一の生産量を誇っています。

安富白土瓦では、世界にただ一つの自分だけの作品を作る体験ができます!
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代表の安冨義和さんが、淡路瓦の説明と体験の仕方を教えてくれます。
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その後、ビデオで詳しい作り方を見て、制作スタート。
皆さん、真剣そのもので、粘土と格闘・・・
スタッフの方が補助して下さるし、型抜きや押し型もあるので
絵のセンスがない私でも、何とかなりそう・・・

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約1時間をかけて出来上がった素晴らしい作品たち。
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昼食は、名物の「かわらや焼き」
趣向を凝らしたスペースでいただきます。

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淡路島の大地で育まれたゴールデン・ボア・ポークと淡路島を代表する玉葱などを
いぶし瓦の上で焼きます。

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いぶし瓦は、お肉の油を吸収するため、肉の旨みを安心してたっぷりと食べられます。
お肉自体に甘味があり、レモンと塩だけで、美味しさを充分に堪能できました。

午後の行程は後日たっぷりと掲載しますのでお楽しみにわーい(嬉しい顔)



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2013年02月27日

淡路人形浄瑠璃の始まりは神事!

昨年の8月8日にグランドオープンした「淡路人形座」に行ってきました!

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淡路島くにうみ講座の7回目で
「淡路島人形浄瑠璃の魅力ーその歴史と特色ー」と題した講演と
『傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段』鑑賞がセットになっていたのです。

館内は不思議な空間で、狭い通路を歩きながら、現世から江戸時代へタイムスリップ…
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提灯が芸術の世界へと誘います。
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野掛け小屋をイメージした劇場の創りになっています。
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椅子も御座っぽい感じに…
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講師は淡路人形協会の正井良徳さん。
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淡路人形浄瑠璃は、1500年代初頭に
生活に不可欠な神事として始まったそうです。
有名な『三番叟』は、土地の豊かさと発展を願って歌い・舞う。
『戎舞』は、大漁を願う。
生活に根ざした信仰の気持ちが色濃く息づいて、今も大切に受け継がれているのです。

淡路人形浄瑠璃は、国指定重要無形民族文化財です。
日本の演劇史で大きな役割を果たしてきました。
最盛期の18世紀初めには40以上の座本が覇を競い、全国各地に人形芝居を伝えました。
大阪に出て「文楽」を創始した植村文楽軒も淡路出身です。

上演前には、ユーモアたっぷりに人形使いの説明をしてくれます。
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一つの人形を3人で操ります。
息を合わせて気持ちを一つにしないと美しい仕草は表現できません。

実際に上演が始まると、人形が生きた人間のように見えて
その世界に引き込まれ、涙しているお客さんも多数いらっしゃいました。

上演は写真撮影禁止ですし、とても写真ではその素晴らしさを伝えられません。
ぜひ生で淡路人形浄瑠璃の奥深い魅力に触れてみてくださいわーい(嬉しい顔)

淡路人形座のHPはこちら
posted by awajigurashi at 22:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月23日

「広田梅林」は、これからが見頃となります!

淡路島の真ん中当たりに位置する南あわじ市広田地区。
ここは、古くから梅の名所として知られており、
広田梅林はこれらの梅林の復元を目指して昭和41年に旧緑町老人クラブを中心に
敷地5,000平方ーメートルに南高、鶯宿併せて300本を植樹され、大切に管理されてきました。
3月上旬〜3月中旬には、 梅園は一面淡いピンク色に染まります。

今年は花の咲き始めが少し遅くて、まだ一分咲き程度ですが…
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早春の陽射しに誘われて、お客さんが増えてきています。
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平成17年度には憩いの場づくりとして、市が拡張工事を行い、
新たに150本の梅と50本の桜を植樹したほか、駐車場とトイレを整備しました。

新しく植えた梅林の紅梅は、綺麗に咲いています。
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八重咲きの白梅も三分咲きくらいかな…
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見晴らしの良い場所に東屋もあり、ホッコリ気分を満喫できます。
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広田まちづくり協議会メンバーによる休憩所も出ていました。
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お土産の出店もあります。
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新鮮なお野菜やお花が、安く手に入りますよ。
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枝垂れ梅もまだ一分咲き程度ですが、
これから見頃をむかえるということもあり
出店は3月17日まで毎日営業だということです。

梅林に隣接する淡路88カ所第7番霊場で、梅の香りを楽しみながらのお参りも趣があります。
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入園料は無料ですので、ぜひお越しくださいわーい(嬉しい顔)


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2013年02月09日

春の訪れは「Char*古民家 〜居場所〜」から!

穏やかな天候の節分の日に、Char*古民家 〜居場所〜 にて、
cello duo ミニコンサートが開催されました。

ここChar*古民家は、住まいであると同時に仕事場であり、ギャラリーでもあります。
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清岡さんご夫妻は、横浜でオリジナルブランド、Char*を立ち上げたのですが、
子育てを機に奥さんの実家である淡路島に拠点を移しました。

詳しい経緯は「移住者の声」をご覧下さい。

お店に並ぶ洋服は、すっかり春色!!
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天然素材の優しい風合いそのものが「春」!
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日差しの暖かさも、やっぱり「春」
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お目当てのコンサート、演奏家のお二人。
渡邉辰紀さん(東京フィルハーモニー首席チェリスト)
高橋泉さん(イルミナートフィルハーモニーフォアシュピーラ)

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古民家の象徴のような立派な梁…
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田舎暮らしの憧れの象徴である薪ストーブ…
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贅沢な空間で、東京フィルハーモニー主席チェリストの演奏を聴く…
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春の陽射しを背に受けて、奏でるメロディはまるで春の妖精からのメッセージのよう。

モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」に始まり、ハイムやバッハ、ヘンデルの曲。
アヴェ マリア… 美しい音色に酔いしれていきます…

なかでもサン=サーンス/「白鳥」は、チェロ独奏曲としてあまりに有名な曲。
リラクセーションから深い眠りに着くために大切な曲、お母さんを安定させ、
胎児には優れた曲だそうです。

覚醒の中で、チェロの音色が心に響く・・・

「素晴らしい!!音楽って癒しの力があるよね〜」参加者から呟くようにでる言葉。

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(写真提供:清岡まなみ)

お子さん向けに、となりのトトロやドレミの歌も・・・
アンコールの曲まで、全てが優しさに満ち溢れて、それはもう幸せな一時でありました。

イベントを通して服を買ってくださるお客さんと「顔の見える関係」を作っていきたいという清岡さん。
素晴らしい 〜居場所〜 にこれからも期待しましょうわーい(嬉しい顔)
posted by awajigurashi at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月31日

大人も子どもも楽しめる絵本カフェ「PakuPaku」!

昨年の11月にオープンした絵本カフェ「PakuPaku」(パクパク)のオーナーは移住者。
今から約28年前に神戸からご両親と共に移住した東 高志さん。
23年前にはご結婚されましたが、奥様も島外からお嫁に来ました。
その頃の淡路島はペンションブーム。
東さんも2箇所の施設を経営しています。

ペンションターニングポイント
瀬戸内に沈む夕焼けがとても美しい展望風呂と、星空を眺めて楽しむ露天風呂を。
淡路島ならではのシーフードを活かした地中海料理でおもてなしいたします。
お子様メニュー、離乳食もご用意しております。

ペンションターニングポイント「キッズ館」
赤ちゃん&子連れのファミリー専用のペンションです。
すべてのお客様が子供と一緒なので、周りを気にせず思いっきり遊んでいただけます。

一時のペンションブームも過ぎ去り、かなり多くの施設が廃業していく中、
東さんは、意欲的に営業を継続し、新しい企画を次々と打ち出しています。

その中の一つが、絵本カフェ「PakuPaku」のオープンです。

ペンションターニングポイント「キッズ館」に併設しています。
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閑静な森の中にある施設は、のんびり感が漂い、空気が一段と澄んだ感じがします。

施設案内役は、パタ子さんととなかいくん。
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お子様連れのお客様も、大人のグループの方も、楽しんでもらえるようにと
館内には、東さんが小さい頃から集めていた絵本や、大ファンの絵本等がセンス良く並んでいます。

「お食事の後に、お茶を飲みながら、そっと懐かしい絵本を手にとってください」

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開放的なスペースとロケーションにも癒されますね。
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お食事は、高志さんが腕を振るいます。
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このランチで1,000円という驚きの安さ。
淡路島カレードリアは新メニュー。
ホワイトソースを絡めた北淡米に、黒ビールで煮込んだ淡路牛スジが入っていて柔らかい。
淡路島カレーがたっぷりかかり、チーズのとろけ感がたまりません。
おまけに揚げたまねぎがたっぷりかかっている!!

PakuPakuでは、「絵本から飛び出したレシピ」も考案していくそうです。

第一弾として「はらぺこあおむしのカップケーキ」を販売中。
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女子向けのメニューもあります。
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絵本と共に気になるのが、この可愛いいイラストの数々。
美術大学を卒業された奥様が描いています。
淡路島に移り住んだ当初には個展も開いたという腕前です。

独身の時には、
「第一回ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本大賞を受賞した『ワニくんのおおきなあし』の作者
みやざき ひろかず氏に師事し、今でも手紙のやり取りが続いているということです。

そんな彼女は下記ブログで絵本の紹介もしています。
淡路島の絵本カフェ「PakuPaku」

静かな森の中、絵本とお食事を楽しみ、オーナー夫妻と絵本談義はいかがでしょうわーい(嬉しい顔)
posted by awajigurashi at 12:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

喫茶「かくえき」で『イラスト ちでまる展』開催中!

特定非営利活動法人 各駅停車が運営する喫茶「かくえき」は
洲本市の中心市街地、栄町の商店街にあります。

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今月は、イラストレーターちでまる(三原俊秀)さんの作品展を開催中。
19点が飾られています。

運良く、作家さんも来店していました!
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デザインするキャラクターは、全国各地で数多くの採用歴がある三原さん。
癒やし系のゆるキャラばかりかと思いきや
風景画も手がけているのです。

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このお店を運営するNPO法人各駅停車さんは、
障がい者に対して、障がい者自立支援法に基づく地域支援センター事業及び
精神保健福祉に関する啓発事業を行うことにより、障がい者が地域社会に参加する機会を増やし
自立した生活を促進することを目的に2004年に設立しました。

喫茶「かくえき」は、障がいをもたれた女性の働く場となっています。
地域の人も気軽に集え、お互いに悩みを話し合う場としても定着しているようです。

営利を目的としていない価格設定・・・
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明るい雰囲気の店内・・・
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理事長の亀井さんに少しお話しを伺いました。
ここで支援を受ける方は登録制にしており、現在15名。
喫茶は主に女性で、男性は外での訓練作業が多いとか・・・
例えば、千草梅林の手入れ、庭木の剪定等で訓練作業「ココロ」と名称がついている。

この「しきび」も男性作業員が山で採ってきたものです。
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地域イベントに参加したり、ボランティア活動としての清掃や花壇整備もしています。
また、ペン習字やいけばな教室、カラオケも取り入れてココロが喜ぶ事業となっているようです。

機関紙「発車オーライ」の中で、亀井理事長が語っています・・・
〜 メンバーさん同士または、職員やお客さんがお互いに心通じ合う仲間になり
お互い心許せる関係をつくって欲しいものです。
そのためには、当法人が「冷たい空気の部屋」ではなく
相手の事情をよく察して思いやりのあるセンターになるように
施設も工夫しなくてはならない 〜

事務局長の鶴田さんは、鳴門出身。
ご主人の転勤で18年前に淡路島へ。
今では、夫は沖縄に転勤し、子どもも独立した。
でも彼女は淡路島で暮らす道を選んだ・・・
この大切な仕事と出会い、淡路島との深いココロの縁ができたからでしょうねわーい(嬉しい顔)
posted by awajigurashi at 18:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする