2015年09月11日

懐かしの淡路鉄道展開催中の『ぎゃらりー&かふぇ ほっと』


古民家を改造した ぎゃらりー&かふぇ ほっと がカフェを併設して再オープン

ここは洲本市本町5の4の18にある素敵な場所。


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この暖簾をくぐると開けてくる素敵なところ。

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オーナーの若山隆子さんは神戸市東灘区在住。

祖父が所有していた築80年以上の借家をご主人と二人でリフォーム。

2010年には画廊を。

そして週末お二人で壁や床をリフォーム。

今年になって新しくカフェを併設し、素敵な空間をオープンした。

ふすま.JPG


お友達の書家に書いてもらった作品を貼ったふすまが、とてもおしゃれ。

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玄関からお店の奥に広がるウッドデッキのあるお庭。

いろんなところに手造り感満載の店内。

飾り1.JPG

壁に飾られたかわいい小物たち。

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お話を伺いながら頂いたコーヒーとお菓子。

ハワイより取り寄せたこだわりのコーヒー。

う〜ん、最高!!美味しい!!

これからもこのコーヒー豆を使っていれてくれますよ。

ぜひお試しください。

また、カップに押されたかわいいスタンプに、若山さんご夫妻お二人の気持ちが

感じられます。

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これから手を加えて、この庭でマルシェ等をやりたいと考えているという。

そんな心地よい空間を計画中だそう。

とても楽しみですね。

また、ギャラリーに作品を展示したい人も募集中ですよ。

優しいご主人とお二人で、これからも素敵な古民家でみんなをほっと

させてくれること楽しみにしています。


ちょうど今「廃線から半世紀 懐かしの淡路鉄道展」 を開催中。

淡路島の洲本市から福良間23.4キロを走っていた淡路鉄道の

約40枚の写真展。

きっと懐かしい時間を取り戻されることでしょう。

ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。

会期:9月5日(土)〜10月18日(日) 11日〜17日 土・日のみ

 ※10月17日18日は 「第8回城下町洲本レトロな街歩き」が開催されます。

                                         (淡路ちゃん)
ギャラリー&ほっと
問い合わせ先 :  若山さん п@ 090-6202-1298


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2015年07月09日

淡路市ひまわり作業所「わいわいサンリッチ」でお茶しませんか?

淡路島の北部に位置する複合施設、東浦サンシャインホール。その玄関を入った途端にコーヒーの香りが広がります。その先には「わいわいサンリッチ」・・・ひまわり作業所の仲間がお客様を明るく迎えます。


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身体や知的の障がいを持つメンバーたちが利用する「ひまわり作業所」では、利用者数が増えたことや、市から「サンシャインホールで喫茶店をしませんか。」という話をもらったことから、2003年に第2の「ひまわり作業所」して「わいわいサンリッチ」をオープンしました。以来、地元の人たちと障がいを持つ人たちのふれあいの場所として人気を集めています。


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オープンしてから12年が経ちました。オープンまでにメンバーがコーヒーの淹れ方をはじめ、接客や会計の方法までたくさんのことを訓練し覚えました。


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12名のメンバーたちが交代で、普段は2人ずつ店に入り接客や調理に励みます。


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ひまわりの職員さんのアイディアで作られた写真入りのマニュアルに従って調理、メキメキ腕も上げています。


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今では職員さんの手を借りることなくご自慢のコーヒーはもちろんのこと、カレーライスやそば飯、チャーハンなども軽食も提供しています。


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また、コーヒーの出張サービスとして、「カーネーションホーム」や「ほほえみ」といった高齢者施設や身体養護施設「フローラ北淡」、東浦総合事務所などに出向き、丁寧においしいコーヒーを淹れ、地元のおじいさんやおばあさん、多くの人に喜んでもらっています。


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「障がいを持つメンバーたちは支援を受けることが多いけど、ここではお客さんに『ありがとう!』といってもらえる。」と職員さんが言う通り、「サンリッチ」は障がいを持つメンバーが主役となってがんばれる場となっています。


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サンシャインホールでのコンサートや図書館の帰りに、または「ほっこりしたい!」という方は、ぜひ「わいわいサンリッチ」に立ち寄ってみてくださいね。メンバーさんの笑顔とコーヒーの香りが迎えてくれますよ!       (ume)


わいわいサンリッチのHP

http://www.hm.h555.net/~sunrich/

東浦サンシャインホールのHP

http://www.sunshine-hall.com/index.html

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2015年07月01日

カラダにいいこと、淡路島から! 酵素風呂「ぬか天国 Sun 燦」オープンです♪

淡路島は温泉が有名ですが、一風変わったお風呂ができたということでオープン初日におじゃましてきました!


酵素風呂「ぬか天国  Sun 燦」@南あわじ市広田


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米ぬかに微生物を加え分泌される酵素の力で発酵させたお風呂で、他の熱源を一切使わず自然の力で60℃前後の温度に保たれています。


体を温めることによって毒素を体外に排出、免疫力・自然治癒力をUPさせ「病気になりにくい体をつくろう!」というもので、ガンやアトピー、リュウマチなどにも効果が期待できるとか手(チョキ)


こちらがオーナーの伊達弘泰さん


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元消防士で現在島内でデイサービスの経営をされていますが、昨年知人の誘いで体験した酵素風呂に感銘を受け、実家の牧場跡地で新たに開業されました。


このポーズ!そう!あのデューク更家氏の一番弟子としてさまざまな場所でウォーキングの講師もされています。

実は筆者は大阪時代に生徒としてお世話になったことがあり、「みんなを健康にしたい!」という伊達さんの情熱を知っていただけに今回のオープンがとっても楽しみでした


まずは笑顔が素敵な伊達さんの奥さま(元看護士さん)が優しくカウンセリング。

健康状態に合った入浴法を考えてくださいます。


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そして手渡された紙の下着に着替えていよいよ“入酵”目



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するとスタッフさんが「○○さんが入られまーす!よろしくお願いしまーす!」と浴槽に声をかけるではありませんか

こうすると酵素の働きが違ってくるそうで、私も思わず一緒に叫んでしまいました(^^)


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彼女に手伝ってもらいながら砂風呂のように体を埋めていき・・・。

米ぬかは見た目も感触も粉末コーヒーのよう。サラサラ・ふわふわ、温かくてとっても気持ちいい〜ー(長音記号2)



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深さは約1mあるそうですが、手を奥に突っ込むとアチチ!自然の発酵熱ってすごいんですね。


しばらくするとジワ〜っと汗がにじんできて・・・。何とも言えない“包み込まれた感”がサウナと違うところかな。

美肌効果もあるので顔にのせちゃう女性も多いとか。入る前にメークを落としておくべきだったあせあせ(飛び散る汗)


ちなみに彼女はひどかったアトピーがすごく改善されたそうです。


約30分の入浴ですっかりデトックスした後はシャワーで流して休憩スペースへ。


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ここではお食事やデザートがいただけます。今度は絶対スタッフおすすめ豆乳ソフトクリームをいただくぞっ



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徳島から来られたというお客様も「また来たい!」とニッコリ。


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酵素の甘い残り香を楽しみながら談笑もいいですね  SAKA


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ぬか天国 Sun 燦

TEL0799・20・7801

宿泊、断食付きのコース、整骨施術もあり

予約制











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2015年05月10日

農家民宿「ユメノサカミチ」で淡路暮らしを体験!

この春、淡路島に新しい農家民宿がオープンしましたよ〜
場所は、長閑な農村地帯である洲本市鮎原で、ちょうど島の真ん中あたり。

立派な農家の母屋が、ゲストハウス&農家民宿「ユメノサカミチ」です。

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オーナーは、淡路島ブルーベリー園経営の坂東さん。笑顔が素敵!

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坂東さんは、15年のサラリーマン生活の後、家業の畜産&農業を継ぎました。
そして多分、淡路島では初であろうブルーベリー農園を12年前にオープンさせ
いち早く6次産業化にも取り組み、美味しいジャムも製造しました。

何にでもトライしていく坂東さんが次に手がけたのが、このゲストハウス&農家民宿。
1年半前まではお母様が住んでいらしたので、ほとんど改修せずに民宿許可がおりました。

始めた動機は?と尋ねると、

「島内のゲストハウを見に行き、なんだか楽しそうやから、やってみようかな?って思った」

と笑顔で即答。成功の秘訣は、この直感と行動力なんでしょうね。


では、施設の中を見ていきましょう。
まずは、お玄関・・・

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コタツがある、ほっこり気分の居間・・・ マッサージ機がなんとも懐かしい。

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立派な床の間で泊まれるんですよ・・・

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応接セットも田舎の雰囲気たっぷり・・・

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台所も、おばああちゃんちに来た!って感じで落ち着きますね・・・

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お風呂・洗面も明るい雰囲気ですよ・・・

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築50年のお家ですが、安心ください!トイレは洋式ウォシュレットです・・・

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洗濯機もあるので、連泊しても安心ですね・・・

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ここは素泊まりだけのお宿。
連泊の場合でも、朝10時にはチェックアウトしていただきます。
それは、じっと部屋にこもるのではなく、アクティブな島滞在をしてほしいから。
島の中心にあるので、観光やレジャーにも大変便利な施設です。

何より嬉しいのは、ブルーベリー農園が隣りってことでしょうわーい(嬉しい顔)
2015年のブルーベリー狩りは6月中旬開園の予定です。
無農薬栽培ですので摘み取ったそのままで食べることが出来るんですって!

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自然たっぷりの田舎で、忘れがちな大切な事に気づく時間・・・
あなたも体験してみませんか?

「ユメノサカミチ」の名前の由来は、

  「人生には3つの坂がある。
     上り坂、下り坂、そしてまさかの坂・・・
        どんな時でも夢を持って歩んでほしい」
  


ゲストハウス&農家民宿「ユメノサカミチ」
素泊まりのみのお宿です。
宿泊費は\2,800(相部屋)(自炊可)。
個室、貸切も可能です。(料金はお問い合わせください)

TEL 0799-32-0415 090-3279-9293
FAX 0799-32-1725 
〒656-1325 兵庫県洲本市五色町鮎原南谷484
         (淡路島ブルーベリー園と同じ連絡先・住所です)





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2015年03月16日

お腹いっぱい食べて、満足してもらいたいお店 『Poche』

店玄関.JPG


先月2月8日、南あわじ市志知鈩にオープンしたカフェ&バル。

 ≪ブーランジュリー エ カフェ Poche 

オーナーの鈴木さんは宮城県気仙沼出身。むこうでもパン屋をしていましたが、

4年前の津波で被災し、2か月後奥さんの里である淡路島に住み、淡路島の

パン屋さんで働くことになりました。

そして4年後、このお店をオープンしたのです。

店中2.JPG


店内は、シックな色調で、朝はモーニングから、お昼はランチ、そして夜は

バル(スペイン風創作居酒屋)とお客さんを楽しませてくれます。

カウンター.JPG

カウンターのあるおしゃれな空間。一度ここに座ってお勧めのコーヒーを飲んで

みてはいかがですか?

たっぷりと注がれた珈琲に舌鼓を打つこと間違いないですよ。

パン1.JPGおのころ塩クロワッサン.JPGハードパン.JPG


お店に入ると並べられているパン。

香りが最高。さてどれを買おうか悩んでしまいます。


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そこで、店長お勧めのパンを聞いてみました。

淡路産おのころ塩を使った「クロワッサン」、他にもハード系がお得意とか。

早速買ってしまいました。

ケーキ.JPG


また、オーナーの奥様がパテシエだということで、季節感満載の苺のショートが

並んでいました。

そんなおいしいものいっぱいのPoche。

コンセプトは何かを、マネージャーの森本さんに聞いてみました。

   ・お客様と長くお付き合いをしていただきたい。

   ・来ていただいた人におなか一杯満足してもらいたい。

   ・地域の方とのお付き合いを大事にしたい。

そんなお店を作っていきたいそうです。

きっと朝も、昼も、夜も、お客様を満足させてくれるに違いありません。

皆さんもぜひ出かけてみてください。

住  所  :南あわじ市志知鈩112-2

п@    :0799−20−5771

営業時間 :7:30〜22:30(ラストオーダー22:00)

定休日  :毎週木曜日 第1.3水曜日

                                                   淡路ちゃん
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2015年02月28日

出逢い、巡り合い、「あいあい作業所」の新施設がオープンしました♪

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淡路市の5つの作業所のひとつ「あいあい作業所」の開所式が先日行われました。
この施設は「あいあい」にとって3度目の正直にも近いものがあります



あいあいサロン (2).JPG

さかのぼること約20年。
「一宮町手をつなぐ親の会」によって「一宮町あいあい作業所」が設立されました。
当時は6人の若い仲間(通所者)が集い、線香の箱折りや乾燥ハーブの袋詰めの仕事をしていました。
それを支えるのは2名の明るく元気な指導員。

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仲間の個性も豊かで仕事への取り組み方も様々なので、時には穏やかにのんびりと、時には大騒ぎしながらも力を合わせての作業。

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その後に始まった「ぽん菓子」の生産も「あいあい」の主な仕事で、淡路島内のイベント会場や訪問先の学校での実演も好評です。

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そして「あいあい」の自主製品がもうひとつ!

ケーキ作り.JPG

講習を受けてきた仲間を中心にしっとり仕上げたパウンドケーキは地元のおじいちゃん、おばあちゃんに大好評!

サロンで販売 (2).JPG

新聞を丸めてクッション材を作る仕事もエコキャップの洗浄も理解ある地元企業からの依頼。

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きちんとした作業が得意な仲間の中には、近所の製箱会社でパートの仕事を得た仲間もいます

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このように仕事も増え、通う仲間の人数も増え手狭になった作業所は2度、3度の引っ越しを経て、
今回耐震設備の整った新しい建物での開所となりました。

あいあい外観 (2).JPG

ぽん菓子工房まで備えた新しい作業所では、現在12名の仲間と3名の支援者が活動しています。

開所式 (2).JPG

先日の開所式にはその活動を見守り支える多くの地域住民が駆けつけました。

ウクレレ講習会 (1).JPG

仲間もお手製カレーの振る舞いや、ウクレレの先生たちとコラボでのハンドベル演奏やカラオケの披露。
大盛り上がりのひとときとなりました。

お花見.JPG

障がいは個性!
大変なこともいっぱいあるけど、仲間たちの個性と存在をまちに島にこれからもどんどんアピールしてくれるように
応援したいです ume
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2015年01月13日

淡路島がオリーヴの島に!?〜「南あわじオリーヴ農園」の挑戦〜

今から5年前に「淡路島にオリーヴを増やそう」と農業生産法人「南あわじオリーヴ農園」が設立されました。
その想いに賛同した人々で2013年には「淡路島オリーブ協会」も発足。
現在、25件の農家さんと複数の企業が加盟してオリーヴ栽培に取り組んでいます。

「栽培・収穫・加工・販売を計画し6次産業化に取り組み、小豆島に劣らないオリーブの島に!」
と、熱い思いを語ってくださるのは、代表取締役の土居政廣さん。

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企業に勤めていた時、オリーヴ担当になり、産地であるスペインとイタリアへ・・・
そこでオリーヴの商品価値としての可能性に魅せられ、故郷である淡路島へと夢を持ち込んだのです。
長年原産地を見た経験から、温暖な気候と十分な日照時間、降雨量を活用して、南イタリアからの技術導入と苗木の輸入により、淡路島でイタリア原産種オリーヴ栽培が可能だと判断したわけです。

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自宅の一部を事務所とし、試行錯誤しながらも着実に前に進んでいます。

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息子さんはオリーヴのソムリエ資格を取得しています。

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≪こだわり≫
ひらめきイタリア産の実生苗(ミショウナエ)を直輸入。
独自の人脈で品種保障書付の苗を淡路島用に栽培してもらっています。
種から発芽させて育てた実生苗と、挿し木などで増やした苗とでは根の張り方に大きな違いがあります。
種から育てた実生苗には「直根」があります。しっかと育ち収穫量が多くなるということです。
市販品では挿し木&品種名の判らない物が殆どです。
品種によって栽培方法も違うし、植えつけ方の工夫で実の付き具合に大きな差が出るのです。

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≪現状≫
総栽培面積は約5ヘクタールで約2500本を栽培。
苗木から栽培した場合、収穫するまでの2〜3年は無収入となるため、副業とするのがベター。
昨年秋の収穫量は300kg足らず。オリーブオイルにするにはt(トン)ベースの収量が必要。
現在は、淡路島産玉ねぎ等をミックスしたペースト加工を商品化し販売。

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≪課題≫
当初、休耕田の活用にと水田で栽培したが、粘土質のためうまく育たなかったのです。
畑や元みかん園だったところへの転用を行ったため、計画通りには収穫量が伸びませんでした。
また、シカが新芽を食べてしまうので、シカが出没する地での栽培は不向きです。
ひらめき最大の問題点は、収穫時の人手確保。
10月〜11月にかけて一斉に実が熟し、収量の多い木だと1本で15kgもなるそうです。
昨年は、吉備国際大学農学部の学生さんが手伝ってくれたということです。

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「若い人に淡路島へ来てもらって、短期の援農をして欲しいーー!!」
そのために、離れをシェアハウスにできないかと検討中だということです。

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≪展望≫
ひらめき品質重視のエクストラヴァージンオリーヴオイルの国内生産と供給。
小豆島はスペイン産のオリーヴ栽培だから、淡路島は少量栽培・少量収穫・品質重視のイタリア産に!

「収穫量を増やし、2年後には搾油機をイタリヤから輸入しオイル販売に着手しますよ〜」

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イタリア産の品質保証付苗が欲しい方、収穫時の援農だけしたい方、商売として検討したい企業さん…
少しでもオリーヴに興味のある方は、「南あわじオリーヴ農園」へご一報をわーい(嬉しい顔)
農業生産法人「南あわじオリーヴ農園」のHPは、こちら
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2015年01月07日

モォ〜たまらない美味しさ! “ブランド牛のふるさと 淡路島”牧場見学ツアーのご報告です♪

皆さま、お正月はいかがお過ごしでしたか? ごちそうの食べ過ぎ・・・という方もいらっしゃるのでは??わーい(嬉しい顔)

ところで「ごちそう」と聞いて何を連想されますか?
特上ステーキが真っ先に頭に浮かぶ貴方!神戸ビーフや松坂牛を知っていてもそのルーツが淡路島にあることをご存じでしょうか・・・?目

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淡路島は温暖な気候に恵まれ、古い時代から和牛の繁殖・肥育が盛ん。
但馬牛生産頭数の約7割を占める一大生産地なのです

今回は、但馬牛の生産から販売までを一貫して行われている島内大手『淡路ビーフ 新谷』さんの牧場見学ツアーをレポートしま〜す手(チョキ)

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こちらが案内してくださった社員の潮崎さんぴかぴか(新しい)
淡路ご出身で大学卒業後に帰郷し地元で就職されたそうです。

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牧場がある五色町 鮎原(あいはら)は、美味しいと評判の「鮎原米」がとれる自然豊かな地

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ここで10ケ月間丹精込めて育てられた子牛が・・・

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淡路市にあるこちらの家畜市場でセリにかけられ島内外の肥育農家に引き取られていきます。

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その後各地で20数か月間肥育されますが、それが島内なら淡路牛、松坂なら松坂牛、近江なら近江牛に。
同じように育った子牛でも肥育場所の気候や水、エサ、そして愛情のかけ方で肉質が変わり、それぞれの産地の味となります。
有名なブランド牛が元は淡路っ子だなんて、何だかうれしいな〜グッド(上向き矢印)

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因みにお肉の格付けで神戸ビーフは歩留まり等級A4 霜降り度6以上とされ、淡路ビーフはA3の4以上。
最近は淡路ビーフの認知度も上がってきていますが、神戸ビーフ並みのネームバリューを目指して努力を重ねておられます手(グー)

近頃はヨーロッパやアジアへの輸出が増え、国内流通量が減って子牛が高くなっている(1頭約80万円)ので、繁殖農家さんにとってはいい時だとか

とはいえ、この業界も高齢化が進み、後継者不足に悩んでおられます。商売として成り立つのに、いわゆる“3K”を敬遠して若い人が来ない・・・。残念なことですねたらーっ(汗)

これはエサとなる地元の稲わら。
牛の堆肥は発酵させて周囲の田んぼで使うという、素晴らしい地域循環サイクル

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生産者の見える食、淡路島で是非お楽しみくださいるんるん  SAKA

*当牧場見学ツアーは「あわじクラフト&マルシェ」の一環として行われたもので、通常は行われておりません。
























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2014年12月15日

淡路島へ移住を考えている人が利用できる「支援施設」増設です!!

淡路島への移住を真剣にお考えの方のために
NPO法人あわじFANクラブが、空き家を活用した都市・農村交流拠点施設「宙-おおぞら-」の離れ2棟に
定住支援施設を用意し、短期間の貸し出しをしています。

これまで3年半の間に、現在利用している方も含め13件が住み、そのうち8件の方々が淡路島への定住を決めました。
1ヶ月以内に物件やお仕事が見つかる人もいれば、一年近くかかる人もいますし、
憧れと現実の落差に1週間で、田舎暮らしをあきらめた人も・・・・

一人でも多くの方の支援につながればと、昨年開設した2号館に部屋をもうひとつ増やしました!!

元は牛舎兼離れだったので、外見はパッとしませんが・・・

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中は、きれいに改修できています。引き戸を開けて新しい部屋を見てみましょう〜

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白を基調とした約16畳の広々としたワンフロアーです!

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元々あった古い梁はそのまま残し、オイルステンを塗り趣を加えました。

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昨年改修したもう一部屋には、現在利用者がいますので、部屋以外は共有スペースとなります。
各部屋には、もちろんロックをかけていますのでプライベートは守られます。

共有の台所・ユニットバス・洗面所・トイレも明るい雰囲気にしています。

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施設に隣接した庭には、約50種類の草木が植わっています。
四季折々に花が咲き、実も付けるので、こちらも自由に楽しむ事ができます。

お天気の良い日にはウッドテーブルで野外ランチも良いかも〜〜

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イングリッシュガーデンコーナーには可愛い椅子&テーブルがあり、ティータイムにどうぞ・・・
裏山にはジョウビタキやウグイスなどの野鳥が住み、人懐っこくチョコチョコと出てきますよ!

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更に、築約45年の本家では、カフェもオープンしています。寒い日はこちらがお勧め〜〜
本来の畳を床張りに変えたお洒落なレトロ空間で、田舎時間をまったりと過ごすのも素敵!

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3年半前から開設している1号館は2階建てで3部屋がありますが、一組だけでの使用となります。

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現在、空きがあるのは増設した2号館の一部屋のみですが、他の部屋も随時見学可能。
淡路島への移住をお考えの方で、少しでも興味のある方はご一報を!

使用料は1号館が1ヶ月2万円。2号館が1ヶ月2万5千円〜3万円。
ただし、光熱水道費は実費がかかります。家具や電化製品、寝具等は各自で用意が必要。
使用期間は、基本的に1〜6ヶ月。(事情により最大1年間)

連絡先:「あわじ暮らし総合相談窓口」専用ダイヤル 090−1247−1589
祝祭日も対応していますが、9:00〜16:00 にお電話をお願いしますわーい(嬉しい顔)
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2014年09月19日

淡路市で古民家レストラン『ハレノサラ』オープンしました(^^♪

淡路島のほぼ中央に位置する長閑な田園地帯にフレンチレストランがオープン

オーナー夫妻は洲本市出身。結婚して沖縄で約7年間暮らしていましたが、
子どもさんが小学校に入学するのを機会にUターンしてきたのです。
当方の「あわじ暮らし総合相談窓口」を訪ねてきたのが昨年末の事。
独立してフレンチの店を開業すべく、古民家取得を検討中ということでの相談。
年明けに物件購入したものの、中に残された家財&生活品は半端な量ではありませんでした。
厳冬の中、約2ヶ月かけて夫婦で片付け。
その後、約6ヶ月かけて職人さんに手伝ってもらいながら、自分たちで改装したのです。

外から見ると、本当に普通のお家(ちょっと立派だけどね・・・)

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長屋門・本家・離れ・裏座敷・庭・空き地を入れると敷地は約300坪という物件です!

長屋門の前の空き地は、駐車場として十分なスペースがあります。

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玄関までのアプローチも広くて素敵〜〜

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趣のある欄間が引き立つ、これぞまさしく“古民家レストラン”

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オーナー夫妻の小濱二郎さん(35才)、妙さん(34才)の誇らしげな笑顔

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さてさて、肝心のメニューは? こちらです

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*夜は、2500円、3500円、5000円のお任せコースとなります*

欲張りなので、日替わりランチ&パスタを注文しちゃいました!
前菜として、サツマイモのサラダ・豚ロースのスモーク・アジのマリネ。

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スープは、バターナッツカボチャのポタージュでした。

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メインは魚料理はサワラのソテー、肉料理は椚座牛を使ったハンバーグ(どちらかを選びます)

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パスタは淡路島ヌードルを使用していて、普通のスパゲッティとは一味違う食感です!

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デザートは妙さんの担当。無農薬ブルーベリー使用のクラフィティーはサックサク!

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野菜は、花岡農恵園さんと地元農家さんから仕入れ、肉は椚座牛、魚は由良&福良産。
こだわりは食材だけではありませんぞ・・・

食器棚には、移住した陶芸家さんの 樂久登窯あわび(淡路島美術大学)の器がずら〜り!

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客席から一望できる和風の庭も素晴らしい・・・元家主さんの心が伝わってきます。

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お庭でほっこりと休憩できる木のテーブルと椅子もお洒落〜〜

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二郎さんの実家は民宿を営業していたので、自然な形で飲食の世界へ・・・
大学卒業後は京都で2年間の飲食店勤務、その後は淡路島でイタリアンと和食の店で各2年。
そして沖縄でフレンチ店勤務を7年という経歴です。
念願の独立は、やはり淡路島!!
「食材が豊かだし、人の繋がりがあるから帰ってきました」と二郎さん。

春からは町内会へ入り、隣保の集まりや田舎ならではの草刈行事などにも参加。
お店のオープンに際しても、事前にご近所さんを招待して祝ってもらっています。

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「のんびりできる空間で地元の食材を使った料理を提供していきたい」と妙さん。
みんなに末永く愛されるお店になりますように・・・

『ハレノサラ』
営業時間 : ランチタイム 11:30~14:00 (ラストオーダー)
ディナータイム 18:00~20:00 (ラストオーダー)
定休日 : 日曜日のディナータイム (ランチタイムは営業)
    月曜日
住所 : 兵庫県淡路市木曽上324
電話 : 0799-64-7433
ブログ:「ハレノサラ物語」






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2014年07月11日

沼島総合観光案内所『吉甚〜よしじん〜』がリニューアル!!

昨年6月にオープンした沼島総合観光案内所『吉甚〜よしじん〜』が、
観光トップシーズンを向かえ、7月7日からリニューアルしていますー(長音記号2)

沼島は兵庫県最南端にある離島(南あわじ市)で、人口約500人の漁業中心の小さな島。
オープン時の記事はこちら

スタッフである地域おこし協力隊員の大原さん(左)と安藤さんに話を聞きました。

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オープン時は2名だったスタッフも、3名の隊員が加わり充実してきたというわけです。
地域おこし協力隊は、総務省の事業で、都市住民など地域外の人材を
地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の維持・強化を図るものです。
5名とも、他県から移り住んだ若者たちなんですよ。

リニューアルその@
カフェメニューが増えましたるんるん
これまでのコーヒーとあげまんじゅうに加えて、
ホットサンド(ハムチーズ・ツナ)、アイスクリーム、レモネードを提供。
現在進行形でドリンクメニュー開発中ということなので期待大ですぞグッド(上向き矢印)

古民家を活用した施設でくつろぎながら、情報収集ができます。

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雑貨や地元商品の物販コーナーがあり、地元中学生作製の可愛いビーチコーミングオブジェもかわいい

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リニューアルそのA
研修施設ができました!

梁や昔ながらの家具が、懐かしくもあり斬新でもある空間に仕上がりました手(チョキ)

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この場所で様々な研修プログラムを展開していくと大原さんは意気込んでいます。
1日〜長期にわたるものまで、利用する人の希望に合わせた内容にするそうです。
沼島をフィールドとした体験型にしたいと考えていますよ。

例えば、漁に出る→魚を獲る→魚をさばく→調理して食べる→未来について語り合う・・・
単なる観光だけではなく、沼島を少しでも深く知ってもらい都会でフィードバックしてほしい・・・
若者を受け入れ、将来展望の一つに沼島への移住という選択肢を加えてもらえれば・・・

夏休みを利用していつもとは違う体験をしたいと思っている方は、ぜひご利用ください。
大原さんが、親切丁寧に相談に乗ってくれますよわーい(嬉しい顔)

もう一つ、大原さんが取り組んでいるものは『塩』exclamation

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国生み神話の象徴とも称される「上立神岩」が屹立する海の水を汲んできて製造しています。

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汲んだ海水を担いで山道を運び、24時間炊き、八幡神社で天日干しするという逸品。
まさしく『清めの塩』にしようと試作中なのでありますぴかぴか(新しい)


さてさて、夏の沼島といえば、何といっても鱧(ハモ)が有名ですよね!

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料理旅館木村屋さんでは、連日島外からのお客さんで満杯だとか・・・
お昼に鱧を食べて、とんぼ返りする人も多いようですが、それはもったいないあせあせ(飛び散る汗)
少し散策すると「何コレ!」というものが、あちらこちらにあります。

「手押しぐるま」
沼島では各家庭に1台!といっても過言でないほど生活に欠かせないアイテムです。

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「沼島庭園(伊藤邸の庭」は、県下で最古の室町時代の作庭です。

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沼島の特徴である緑色片岩を利用した石組の庭で、その存在感に圧倒されます。
そして、ここにも「何コレ!」が・・・

カニの庭かと思うほど、池からも岩からも草木の間からも出てくるぅ目

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沼島の魅力をあげるときりがありませんので、「夏にはコレ!」で最後にします。

「おのころクルーズ」という漁船で島をまわるという他ではないクルーズですひらめき
漁船のため事前に予約が必要。天候や都合により運行できない場合がありますので、ご了承ください。
お問い合わせは「吉甚」まで

沼島総合観光案内所 吉甚〜よしじん〜
7〜8月は基本的に毎日営業(9:30〜16:00)
TEL:0799−57−0777



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2014年06月20日

淡路に新たな障がい福祉の拠点がオープン!〜いづかしの杜(もり)〜

淡路市の真ん中あたり、高い丘を上り詰めると海が見渡せる仁井地区。
大自然に囲まれたとっても美しい場所ですが、少子高齢化の問題はここも例外ではありません。
6年前には保育所が、そして3年前には小学校が統合され、ずいぶん寂しくなっていました。

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閉園された保育所を活用し、障がい福祉の拠点にしたいという淡路市社会福祉協議会の思いと生活拠点として活性化させたいという地域住民の願いがうまく実り、今年4月に障害者総合支援法就労継続支援A型、B型および生活介護事業施設がオープンしました

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この計画が始まったのは2年以上前。
何度も相談を重ね、1年に渡る改修や補修を加えてできたのが「いづかしの杜」です。

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保育所の跡地には、生活介護の施設とお弁当工場があり、障がいを持つメンバーさん達が通い、生活介護を受けながら、スタッフと共に調理補助や洗い物などをがんばってこなしています

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お弁当の注文数は時になんと70個にも上り、うれしい悲鳴を上げつつメンバー達は車窓からの風景を楽しみながら飛びっきりの笑顔と出来立て弁当を届けています。

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一方、向かいに新しく出来たポップな色の建物は「いづかしの杜〜なんでも屋〜」

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元々文具屋さんだった土地を買い取り、建築した施設です。やはり地域の声を聴き、協力を得ながら社会福祉協議会が運営しています。

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こちらでも障がいを持つメンバーが、明るく接客や調理補助など個性に合わせて働いていて、看板娘の元気なお出迎えサービスも楽しみです

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日替わり定食をはじめ、親子丼、焼きそば、うどんにカレーなどお手頃価格のメニューも好評で、お昼時にはお客さんが絶えません。

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店内には市内各作業所さんで作られたお菓子をはじめ、カレーのルーや小麦粉、調味料などの乾物からジュースや牛乳の飲み物、豆腐やこんにゃくなどの食品、日用品までそろっています

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その名の通り「なんでも屋」さん。ちょっと懐かしい田舎のよろず屋さんを思わせる安心感があります。

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「この周りには食べる所や買い物できるところがなかったんよ〜。ここに来ると近所の人にも会えてうれしい。」と地元の人もニコニコ顔。まあに地域交流の場となっています。
若いメンバーやスタッフとのおしゃべりを楽しみに来るファンも増えつつあるようですよ

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一方、「淡路市社協にとって初めての試みで、まだまだ手探りの状態。」と話すのは代表の太田さん。「これからも地域の皆さん、お客さんにアドバイスをいただきながら収益を上げていきたい。」と笑顔を見せます。

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「キャベツ持って来たろか?」「ありがとうございます!玉ねぎも・・・」なんて会話からも地域の方々に支えられているのが感じられます

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また、淡路市内の障害者就労支援施設「幸来(はぴくる)」のうどん屋さんで修業を積んだ人たちの受け入れも準備中だとか。これからさらに多くの笑顔が集まりそうです。
みなさんもぜひ、笑顔の輪に加わってくださいね(Ume)

*いづかしの杜→淡路市仁井1478 0799-80-2678 
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2014年06月16日

アジサイ見頃の「源流の郷・あわじ花山水」へ、いらっしゃ〜い!

人里から遠く離れた限界集落の秘境でアジサイが美の饗宴〜〜

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この施設は、会社員だったオーナーが早期退職し過疎化が進む地域を活性化しようと
2001年に自宅の水田を整備して観光農園「源流の郷・あわじ花山水」を開設。
10年もの歳月をかけて、60種4000株ものアジサイを丹精し憩いの場となっています。
「あわじ花へんろ」44番札所にも指定されているんですよ。

一般的な西洋あじさいの他に、珍しい品種が目を楽しませてくれます

華やかな『ブライダルブーケ』

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爽やかな『ラマネル』

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愛らしい『ピンクアナベル』

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可憐な『墨田花火』

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園内にはオーナー手作りのオブジェや東屋からバーベキューサイトまであります。
今年は、新作で『トトロ』シリーズに挑戦しました

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手作り水車には、自転車の発電装置を付け、水力発電で点灯までさせているんですよ

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カップルが記念写真を撮るというハートのオブジェもツルで手作りしました。
水力発電の灯りもつけて熱々ムードを

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この日は、園児が遊びに来て大賑わい!
園内に作られた小川ではメダカがいっぱいで、花よりも夢中になっているようです。
水田にはオタマジャクシでもいるのでしょうか、座り込み状態ですぞー(長音記号2)

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オーナーの水田進さんは、原木したけ栽培の農家さんでもあり、その業績が称えられています。
23年度「森の名手・名人」の選定(国土緑化推進機構)
「森の恵み」部門において長年の「しいたけ栽培」の技術が認められました。

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ご自慢のしいたけどんは、夏でもニョキニョキと出ておりますよー(長音記号1)

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秋にはシイタケ狩りが楽しめ、水田はコスモス畑に様変わりするんですよ。
冬には、とっても珍しい原木シイタケの菌打ち体験もできます!

原木シイタケ栽培農家が激減する中、その美味しさに魅了された水田さんは頑なにこだわり続けています。
重い原木を相手にするため重労働であり、菌を植え付けてから本格的に収穫できるまで1〜1年半かかることから、今では希少な存在です。

限界集落だからこそ、他には無い物で活性化をしようというオーナーの心意気が伝わってくる施設。

アジサイを眺めながら、小鳥のさえずりに耳を澄ませ、小川のせせらぎに涼を感じていると
のんびりゆったりと心身がほぐれ、時の流れさえ忘れてしまうほどです

お堀では、睡蓮が凛とした花を咲かせています。

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パラソルの下で、日本の原風景を堪能できます

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イベントのご案内
「お茶会」
アジサイを愛でながら野点を楽しみましょう!
日 時:6月22日(日)10時〜16時
参加費:一人500円(茶菓子付き)
申込み:TEL/0799−22−7300
「源流の郷・あわじ花山水」のHPはこちら


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2014年05月26日

淡路島お楽しみスポット!!南あわじ市「福良(ふくら)」

こんにちは!淡路島に移住して早2年。
ここでは移住して思ったことや地元の人しか知らない事等いろんな事をご紹介できればと思っています。

まずは私が住む南あわじ市を紹介させてください!
これから観光シーズンに入り淡路島に遊びに行こう!と思っている方のお役に立てれば嬉しいです(^^)

では初回は南あわじ一番の観光地と言ってもいい「福良」のご紹介!!
福良は観光地でもあり漁師町でもあります。
この辺では大きい福良漁港。
福良漁港では毎月第4日曜日に朝市が行われています。

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今日は、「はも」祭でした。長蛇の列...
なにかと思いきや「はもすき」のふるまいを狙う列でした。
辺りは美味しそうな匂いがしていました。
他にも新鮮な魚介類、くぎ煮や乾物、地元の新鮮野菜までいろんな物がありました。

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そして福良と言えば渦潮ですね!今日もここは沢山の人で溢れかえっていました。
迫力満点のうずしおクルーズが楽しめますよ〜

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建物の隣にはうずしおの足湯があります。
観光で疲れた時はここで一休み。天然温泉で、少し滑りやすいですよ〜と施設の方。
足拭きタオルも120円で販売してました!!

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向かいには淡路島の伝統文化、「人形浄瑠璃」を楽しめる淡路人形座。
淡路人形芝居には500年の歴史があるそうです!
去年の8月にオープンしたばかりの人形座。

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そしてこちらも今年オープンしたばかりの「福良マルシェ」
中には地域の野菜や海産物、淡路の特産物などが沢山あります。
今の時期は新玉ねぎとレタス、キャベツがオススメですよー!

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隣のフードスペースには自分で作れる海鮮丼が!!
ここにはご飯だけがあり、物販スペースで販売されている好きなお刺身を買って、
ご飯に乗せて食べられるのです。これは食べておかないと!!

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福良マルシェの隣にも気になるお店が並んでいます。

こちらは練り物をその場で揚げて食べられます。

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揚げたての練り物は最高でした。

ちなみに一番の人気は「のりチーズ」だそうです (^^)

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他にも福良には沢山のお店があります。
地元の新鮮な海産物や美味しいスィーツを食べ人形芝居、
迫力満点の渦潮を楽しめる福良へ、一度遊びに来てください
\(^o^)/
(by leeko)
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2014年05月06日

食堂「ひとやすみ」でひと休み!

この春、淡路市夢舞台にオープンした食堂「ひとやすみ」を紹介します

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ここはNPO法人ぶったぁ作業所が障害者総合支援法就労継続支援B型事業として始めた食堂です。
開所式の日にはメンバーがそろって写真に入ってくれました手(チョキ)

あれから約1か月。
今回は安くてボリュームたっぷりの日替わり定食をいただきながら、代表の中谷さんにお話をお聞きしました。

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「日替わり定食550円」

作業所ぶったぁは、今から約30年前、障害を持つ子どもらが地域で学び、暮らし、働くということが殆どなされていなかった頃、「障害があっても地域の学校で学ぼう」という活動から始まっています。
平成元年に淡路市岩屋に「共同作業所ぶったぁ」が設置されてからは、障害を持つ人たちが養鶏や花作り、お菓子作りと販売に取り組んできました。

平成18年にはNPO法人化、その後に障害を持つ人たちのケアホーム設置、障害者支援センター・ぶったぁ設立など、常に努力を怠らず地域の人々と支えられながらに活動してきました。

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今回オープンした「ひとやすみ」では、ぶったぁの24人のメンバーのうち6人が職員と共に働いたり、見習い訓練を受けたりしています。

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それぞれのメンバーが持つ障害によって得意不得意があるのはもちろんのこと。
個性を伸ばし育てていくことの難しさ、大切さが感じられます。

彼らが地域の中で働ける場所、居場所を広げることで誰にとっても住みやすいまちが作れるのかも知れません。

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広々としてゆっくりできる店内では手作りパン、さおり織り製品や雑貨などの販売も。
「ひとやすみ」で一休み、ほっこりしてみませんか?(Ume)

*食堂ひとやすみ 
 淡路市夢舞台1−34(聖隷病院横 新生薬局隣)
TEL:0799‐72‐0022
 営業日:月・火・木・金・土曜日(水・日・祝日は休み)
 営業時間:8:30〜15:30












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2014年04月25日

淡路島から「元気をお届け vol.10」〜『農cafe 八十八屋』〜

2年前、東京から淡路島に移住した、北川太一郎さんがレポートする淡路島の魅力発信です
今回が最終回となります

≪農cafe 八十八屋≫

人物紹介
延原 直樹 32歳 洲本市畑田組在住 (淡路島32年目)

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経歴
様々な料理を学ぶためにジャンル問わず飲食店で働いて、
いろんな料理の経験を積みながら調理師免許を取得。
2013年に淡路島に帰島。そのまま八十八屋オーナーとして店舗の内装から携わる。

<古民家の床の間を自分たちでレトロな雰囲気にリフォーム!>
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今の淡路島についてどう思うか?
何といっても食べ物がおいしい。
野菜は豊富だし、魚だって他に引けを取らないくらいおいしいものがあります。
僕は銀座で食べる寿司よりも淡路島の魚の方がおいしいと思います。
そして食べ物が豊かなので、物々交換という習慣も多いです。
僕の近所では頻繁なのでお金をあまり持ち歩きません!
そういったいいところがあるにもかかわらず、それに気づいていない島民が多いような気がします。
そういったいい点に気づかずに島外に出て行って戻ってこない人が多いので、島の人口が減っていってるという現状は良くない点ですかね。

どんな島にしていきたいか?
若い人たちで淡路島を盛り上げていきたいです。
そのためにも農家の多い淡路島では農家のイメージを良くしたいですね。
農家というと年寄りがやってるイメージが多いと思います。
まずはそのイメージを変えるためにも若い農家さんが頑張っているということを伝えていきたいです。

<店内にはマルシェコーナーがあり、農家さんから届いた旬の野菜等を販売>
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上記のためにどんなことをしているか?
農家さんを呼んでお店でイベントを考えています。
農家さんを呼んで、野菜の作り方や食べ方を聞いて、
生産者を意識して食べるというイベントをやりたいですね。
仕入れは直接農家さんに行くんですけど、農家さんに仕入れに行った時の感覚。
土を大事にしている感覚。野菜は生きているんだなぁっていう感覚。
それを食べる人にも感じてほしい。その農家さんとお客さんをつなげる場所になるとうれしいです。

拠点紹介
今、あわじFANクラブでは農業体験などといった企画をしていますけど、そういった企画だけでなく、食べるということで農業を意識する人を増やしていきたいです。
そういった中でも雰囲気は重視しているので、大人がくつろげるカフェです。
メニューは淡路島で獲れた旬の野菜をスイーツにも使うほどふんだんに盛り込んだお料理です。
コース料理のお米は1つ1つ釜で炊きあげて最後にお持ちします。
いろんな料理を学んだこの自信のある舌でおいしいと感じている料理を一度食べに来てください。

<こだわり野菜のプレート>
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<野菜たっぷりのお菜膳>
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<淡路島だけで栽培されているナルトオレンジのタルト>
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<淡路島特産の玉ねぎ入りのガトーショコラ>
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取材を終えて
とても柔らかい印象でしたが、その中にもいろんな料理の経験でできた自信と信念を感じました。
彼はコーヒー専門店で働いていた経験もあり、コーヒーだけを飲みに来る価値もあるお店だと思います
住所:洲本市中川原町中川原92-1
電話:0799-25-8086
FAX:0799-25-8068
http://hachijuhachi-ya.com/index.html

<住所:洲本市中川原町中川原92-1
電話:0799-25-8086
FAX:0799-25-8068

農cafe八十八屋からイベントのお知らせ
「八十八屋の八十八夜」
日時:5月2日(金)
御来店頂いたお客様に新茶をご提供させていただきます。
夏も近づく八十八夜〜♪
立春から数えて88日目、今年は5/2が八十八夜にあたります。
静岡から届いた新茶を飲みながらほっこりと農Cafe八十八屋にてお野菜、
農家さんに思いを馳せて見ませんか

「着物イベント」
期間:5月3日(土)〜31日(土)
お着物でご来店いただいたお客様に、オリジナル珈琲ドリップパック&ラスクをプレゼント
posted by awajigurashi at 23:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月16日

子どもも大人も遊べる「里山フィールド淡路島 マンモス」!!

もうすぐゴールデンウイーク!
みなさん、ご予定はお決まりですか?
観光地や遊園地、テーマパークも面白いですが、
里山で自然に触れ合いながら、のんびりと自由に遊ぶ一日はいかがでしょうexclamation&question

淡路島のほぼ中心地に位置する場所に「里山フィールド淡路島 マンモス」があります。

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山・池・畑・竹林・森林・田んぼ・・・総面積2万坪
現在開拓して利用しているのは、その内の一部で2千坪。

入場無料で午前10時〜午後4時まで自由解放しています
ただし、保護者の管理のもと下記のお約束を守ってもらいますひらめき

1.自分の責任で自由に遊ぶ
2.自由な遊びには危険がひそんでいる
3.事故は自分の責任でとる
4.ゆだんせず、ふざけず、協力する
5.らんぼうな遊びはしない
6.できなかったことをためして自信をふやそう
7.遊んだあとはかたずけること

取材をした日は、地域のお母さんグループが自主企画イベントを開催していましたよ。
自由に遊びながら、飯ごう炊飯、ダッチオーブンでカステラ作り、ピザ作りを楽むそうです。

どんな遊びがあるか、見ていきましょう・・・
「マンモスの森」へロープで昇っていきますダッシュ(走り出すさま)

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ターザンロープで「あ〜あっ〜あ〜」
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ロープと木材だけで出来ている ヤッホーテラスでは、「ヤッホー」と叫ぶー(長音記号2)
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子どもに限らず、大人だって気持ちが良いハンモック!
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女の子だって、全然怖がらずに大はしゃぎ!
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広場では、小さなお子さんに大人気の泥んこ遊び!
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お料理だってお手の物〜春色スープの出来上がりー(長音記号1)
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大なべグツグツ〜良い香り!
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野外コンロは、何だって出来るよ!
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絵本『ぐりとぐら』のカステラが、ふんわりホカホカ焼きあがり
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ピザが焼ける簡易石釜まであります
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ここの管理人は移住してきた大小島兄弟。
楽しみながら学び、学びながら楽しめる空間を提案実践するべく奮闘している青年です
「広大な敷地を活用し様々な事に取り組み、将来的には雇用につなげたい」と豊富を語ります。
淡路島への移住を考える時、ネックになるのが職探し・・・
そんな苦労に直面した彼らだからこそ、若者の定着を真剣に考えるのでしょう。

さてさて、この日は午後からもスペシャルプログラムが用意されていました!
「あわじシェアホース」さんによる乗馬体験です

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棚田が残る里山をお馬に揺られて散策・・・素敵で感動的なシーン
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日常生活から切り離されたような異空間で流れる田舎時間・・・
民家からも離れ、車の音などまったく聞こえない。
小鳥の囀りと子どもたちの歓声、大人の笑い声がこだまして、まさしくネバーランド
豊かな自然に包まれて、子どもも大人も、本当の自分に戻れる場所・・・

団体でご利用の場合は事前連絡が必要です。
「里山フィールド淡路島 マンモス」HPはこちら



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2014年03月23日

「あわじ暮らし支援施設」に空きがあります!

特定非営利活動法人あわじFANクラブが運営する交流拠点施設「宙 -おおぞら-」に、「あわじ暮らし支援施設」が開設されています。

この施設は、真剣に移住をお考えの方に、住まいや仕事を見つけるまでの短期間、ご利用いただくための施設です。

このうち、1号館が4月から空室となります。入居ご希望の方はご連絡ください。

部屋は、1階に2部屋、2階に1部屋、また土間もあります。設備は簡易流し、簡易風呂。トイレは母屋を利用していただきます。
床、壁等は補修済みです。家賃は月額20,000円。

詳しくは http://awajifan.web.fc2.com/ohzora_youkou.html をご覧ください。
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2014年02月17日

淡路島から「元気をお届け vol.5」〜『島くらし』〜

昨年から始まったシリーズ:淡路島から「元気をお届け vol.5」
2年前、東京から淡路島に移住した、北川太一郎さんがレポートする淡路島の魅力発信です

≪島くらし≫

人物紹介
音田誠二 57歳 淡路島出身 淡路市佐野在住(淡路島57年目)

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経歴
島くらしとして活動して5年目。
最初はたまねぎのネット販売から始め、今は玉ねぎオーナー制度、
ぶんたんマーマレードや乾燥たまねぎの製作販売、休耕田の再生をおこなっている。

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今の淡路島についてどう思うか?
淡路島は気候が恵まれているから何でも作物ができるだけに、逆に名産ができにくいんだと思います。

どんな島にしていきたいか?
今は流通において中間が多いため、おいしいものが高くなっていますが、
そこの中間を省いて、生産者と消費者を結び付けることによって
もっとたくさんの人に淡路島の食べ物を食べてもらいたいです。
そして外から遊びに来た人にもっと楽しんでもらえるようになってほしいです。
移住希望者が移住しやすいように、物件情報や移住するために必要な情報を欲しい人に伝えていきたいです。

上記のためにどんなことをしているか?
耕作放棄地を再生するべく開墾しています。
開墾したところにはぶんたんを植えて果樹園にする予定です。
40年前は佐野はかんきつ系の産地だったので、かんきつ系を再度生産して、
佐野ブランドとして島外にアピールしたいです。
そして最終的にはこの拠点をカフェにして、お客さんに収穫してもらって、
その場で味わってもらえるようにしたいです。
他にも今はほうずきの商品化にも挑戦中ですグッド(上向き矢印)

淡路島を味わってもらったうえで、移住を希望している人には物件情報や、
移住者の体験話などお伝えできる場になると楽しくなりそうですね。
島くらしには移住者もいますので、幅広いお手伝いができると考えております。
ここを使ってみんなで楽しもうということがベースになります。

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拠点紹介
現在、3〜4町歩の畑を開墾中。たまねぎ、ぶんたん、ほうずきを作りながら、加工にも挑戦中。
乾燥たまねぎ、マーマレードもネット販売中です。

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取材を終えて
淡路島出身者と移住者が楽しく活動していました。
これから休耕田を活用してみんなで楽しみながら
淡路島のよい点をアピールしていこうという段階で、まだまだこれからが楽しみでするんるん
代表の音田さんが不動産業を営んでいますので、住宅情報にも期待できますexclamation

住所:淡路市佐野404-2
電話:090-3059-9649
Mail:inaka@t21.jp
HPはこちら

淡路島から「元気をお届け」シリーズがマップになりました
そして助成金事業を活用し、10人(グループ)を紹介しています。
そのマップお披露目と交流を兼ねて、下記イベントを開催ひらめき

「マップ片手にお茶でも飲んで話そう会」
日 時:2月24日(月)14:00〜16:00
場 所:島くらし活動拠点施設(淡路市佐野404−2)
定 員:30人
参加費:無料
主 催:NPO法人あわじFANクラブ
申込み:080−5339−1378(赤松)

新たな出会いや、つながりを求めている方、大歓迎
かる〜いノリで、おしゃべり会にご参加くださ〜〜い
詳しくはこちら
posted by awajigurashi at 10:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月12日

淡路島で幻の古伊賀焼を復活! 鶴来窯さんです☆

淡路島は知る人ぞ知る(?)陶芸の島手(チョキ)
新進気鋭の作家さん達が淡路島の風土を活かして作品作りをされています。

そんな窯元の一つ、南あわじ市志知にある「鶴来窯(かくらいがま)」さんを訪ねましたグッド(上向き矢印)

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伊賀焼の陶芸家 前田幸一さん

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伊賀焼とは安土・桃山時代にわずか20数年しか焼かれていない“幻の焼き物”で、茶道具として作られていました。
当時茶の湯は政治に利用され、その如何で国が動いた時代。
領主たちがこぞって名陶を作らせましたが、伊賀焼もその一つ。

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前田さんはこの古伊賀の伝統を今に蘇らせるべく心血を注いでいらっしゃいます。

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前田さんは淡路島出身で、陶芸を始めたのは大学時代に恩師 故・杉原哲彦教授に誘われたのがきっかけー(長音記号2)
卒業後一旦サラリーマンをしたり実家の農業を手伝ったりしましたが、先生の型破りな生き様や人間性に惹かれ陶芸の道でやっていくことを決意手(グー)
“幻の焼き物”古伊賀に関する文献等は残っておらず、先生と苦労を重ねた末1998年に現在の地に登り窯を築窯しましたひらめき

陶芸をやっていて一番うれしいのは「人とのつながり」。
サラリーマンをやっていたら会えなかったような人々に会えるのが楽しいそうですわーい(嬉しい顔)

また「物々交換」に魅力を感じていて、現在の鶴来窯さんのHPは前田さんの作陶姿勢や考えに共感するデザイナーさんからの申し出で作品と交換で製作していただいたそうです。素敵っ

このように、陶芸を通じて生活の在り方、「今の消費社会ってどうなの?」という問いかけができれば、と前田さん。目下の夢は車との物々交換だそうなので、早く叶うといいですね

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そんな鶴来窯の一大イベントが、毎年2月に行われる窯焚き

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手伝ってくれる仲間たちと丸4日間寝ずの番で作品を焼き上げます。
使う薪の量は実に古民家7〜8軒分exclamation×2
炎は4mまで立ち上り、焼成温度は1400℃。

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ここまで高温で焼くと釉薬を使わなくてもツヤが出るそうです。

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そしてナント!この窯焚きは見学可能で(事前予約要)、陶芸体験をすると自分の作品を一緒に焼いてもらえます!幻の窯でプロの作品と一緒になんてスゴイ

ということで一も二もなく陶芸体験へー(長音記号1)

前田さんに作り方のお手本を見せてもらい、要領を得たところでスタート
希望の色が出せる土を選んで、手びねりで作っていきます。

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あらぬ方向に行きそうになると前田さんのゴッドハンドが修正目

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するとあら不思議!一瞬でカタチになるんです

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今年の窯焚きは2月20日から。ご興味のある方は連絡してみてくださいね手(パー)  (SAKA)

鶴来窯 http://www.kakurai.net/

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posted by awajigurashi at 11:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の施設 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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