2014年10月04日

淡路島でART EAT MEET − セレクトショップ NEHAさんです♪

淡路島に住んでいて、「何だかおしゃれなお店が次々できてるな〜」と感じる今日この頃
今年3月に淡路市釜口にOPENしたセレクトショップ&カフェ「NEHA」さんもその一つ

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国道28号線沿い、飛び出し注意坊やを目印に海側へ階段を降りていくと趣のある古民家が目

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どこか懐かしい雰囲気の中に新しいものがいっぱい

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セレクトしたのはこちら、オーナーの白神優賢(しらが まさたか)さん(34歳)。

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美味しいチャイをいただきながら、気になることをNEほりHAほり聞いちゃいました

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Q: 淡路島に来るまでは何を?
大学を出てすぐ三宮に洋服屋をオープン。その傍ら音楽イベントの企画や舞台衣装のデザインをしたり、アーティストのツアーに同行してベジタリアンフードを提供したり。
その後東京に移り、同様にさまざまな仕事をしてきました。

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Q: なぜ淡路島に?
今までやってきた衣食住に関わる全ての事を凝縮して出来る場所を日本中探し、たどり着いたのが淡路島。友人のツテで廃墟同然だったこの古民家を自力で改修。最初は窓から海が見えないほど木が生い茂っていて大変でした。

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Q: 現在の活動は?
NEHAを運営しながら日本各地でのイベント企画、洋服、雑貨、空間のデザイン、雑誌の企画 / 編集etc。
“何か面白い場所はないですか?” “誰か面白い人はいませんか?”という編集部の依頼に対し、今までの経験を活かして包括的なアイデアを提供する感じ。
NEHAでもヨガやライブ、絵の個展などのイベントをしています。

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Q: 店名の由来は?
根と葉 音と波 この場所にちなんで名付けました。
“ART EAT MEET”というフレーズ通り、人と人が出会う場になれば。
平日でもたくさんの人が訪れてくれるようになりました。

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Q: 商品をセレクトする基準は?
自分が好きなもの。愛情込めてつくられたもの。素直なもの。
廻りの仲間が作り続けるアイテムを出来るだけ多くの方に伝えていけたら、、、と思っています。

Q: 淡路島に住んでよかったことは?
海、自然、朝日と夕日。
三宮、東京時代に比べ、より幅広い層のお客さんが来てくれるコト。
LIVEや個展には日本全国から。
普段もフラッとお茶をしに、近所のおじいちゃん おばあちゃんが来てくれたり・・・。
都会ではあり得ない、ミックス感がとても気に入ってます。

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Q: 逆によくないことは?
レコード屋さんや本屋さんがない。モノや家賃が意外と高い。一人で住むには不便。ベジタリアンなので食べに行くところがない。都会に住んでリゾート感覚で島に訪れるのがいいかも。年末〜2月は東京で過ごすつもりです。

Q: 移住者として淡路島にアドバイスするとすれば?
「淡路島」をことさら前面に出さない方がいいのでは?たとえば、“淡路島=玉ねぎ”など。
みんなが全力で好きなコトをカタチにして場所を作って...
その結果、自然なカタチで盛り上がっていくコトが理想ですね。

Q: 今後の予定は?
10月19日(日)淡路島レゲエ祭@シーパーク佐野にベジカレーで出店 (これまたとっても美味しいですよ! by 筆者手(チョキ))。
NEHAの店舗では10月26日(日)にユニット yossy little noise weaver のライブを開催。
10月中には京都で人気の本屋さん“YUY BOOKS”の2号店をSHOP IN SHOP というカタチでオープンすべく改装準備中です。
ランチもしたいけど忙しくて手がまわらない〜あせあせ(飛び散る汗)

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いかがです?会いたくなりませんか??
ムチャぶりOK(?)、個人の依頼も受けてくださるそうなので、淡路島で何かおもしろ〜いことしたい方はNEHAへGO SAKA

NEHA
656-2334 兵庫県淡路市釜口465
TEL:0799-74-2313
http://neha-awaji.com/about.htm

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2014年09月30日

淡路島で期間限定の夜景!?

こんにちは、淡路暮らし3年目のleekoです。

今年も新米が届きました!
淡路に来てお米は毎年農家さんから買っています。
収穫の時期に1年分まとめて・・・

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一袋30キロあるんですよ〜!
後日、第2弾が届く予定です。
これで1年間お米には困りませんね!

お米の収穫と同時に南あわじではレタスの苗が出てきました。

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収穫は3カ月後位だそうです!

そしてこの時期限定!!
夜になると、車のハイビームが必須な我が家の近くはとっても明るくなります。

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この光の正体は、「高圧ナトリウム灯」といって、レタスの苗を虫から守ってくれるそうです。
レタスは3カ月ほどで収穫できるので、秋〜春まで何度か苗の植え付けをするのですが、
この夜景?が見れるのは虫がいるこの時期だけなんです。
3年前まで夜も明るい街に住んでいた私には、
この明るさは少し懐かしく感じたりします。

そして我が家の畑では・・・

無農薬という名のほったらかしサツマイモの収穫を。

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雑草とサツマイモの葉の区別がつかないほど・・・

それでも掘ってみると小さなサツマイモができていました!

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片手間の畑なので、
立派な野菜ができる時とできない時はありますが
細く長く続けていければと思っています。

おまけに。
今年は雨が多かったせいかまだなすびがなってます〜

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2014年08月27日

淡路暮らし3度目の夏

こんにちは。
淡路暮らし3年目のleekoです。

淡路島で3回目の夏を迎えました。
冬は玉ねぎやレタスで忙しい農家さんも夏はちょっと一息。
農家をしている友達とは夏しか会えません。。。
南あわじの農家さんはとっても働きものです。

そして、8月になり淡路島では沢山の他府県ナンバーがみられました。
いつもはがらがらの淡路島の高速も夏は車がいっぱいです。
島から神戸や大阪に行くときの反対車線はいつも渋滞。

我が家から歩いて10分くらいのところにある阿万(あま)海岸。
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ここにも神戸、大阪、京都等、駐車場に車が入りきらないほど沢山の車。
毎朝、愛犬の散歩で海岸までいくのですがこの時期は朝早くから海岸が賑わっています。

ただ、今年は雨が多く例年に比べ海水浴客はだいぶ少ないように思います。
我が家も今年はまだ1度しか泳いでいません・・・
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畑でも長雨でトマトが腐ってしまい
それにカブトムシが大量に集まり
この夏だけで50匹も確保!
ただ、カラスも狙っている為
子どもたちはラジオ体操の前に
畑でカブトムシを捕まえるのが日課になりました(笑)

ところで、ここでは「海ほたる」をみることができます。
「海ほたる」とは?
エビなど甲殻類の仲間でミジンコみたいな感じで
刺激を与えると幻想的に青くひかります
「海ほたる 淡路島」で検索するといっぱいイベントがでてきます
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実は今年初めて海ほたるをみる機会がありました。
子どもたちは大はしゃぎ!
親たちは海に落ちないかハラハラ!
貴重な体験をしました。

淡路島観光で一度は見ることをお勧めします!

今年で3回目の夏になりますが
前までは田舎に遊びに行く立場から
都会からの人を迎える立場になり
親戚は絶好のリゾート施設ができたと大喜び!!

淡路島を満喫してるのは
私たちだけでは無いようです(笑)




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2014年07月23日

淡路島の無人島・成ヶ島が「ハマボウ祭り」で大賑わい!

7月19日(土)に洲本市由良沖にある無人島で、
「みんなで考えてみよう 第26回成ヶ島ハマボウ祭り」が行われました

自然の宝庫「成ヶ島」 
淡路島の洲本市由良町の対岸に位置し、南北に約2kmの細長い島でその美しい景観は「淡路橋立」ともいわれている無人島です。
マングローブ林とみられるハマボウ、ハママツナなど貴重な海浜性植物が群生し、ハヤブサ、シロチドリなどの営巣地でもあります。
ウミガメの産卵も確認されているし、一時は絶滅したとみられていた『ハクセンシオマネキ』が元気に顔を出しています。

島の展望台から見る景色は、まさしく「淡路橋立」

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鮮やかハマボウは、朝に開いて夕方にしぼむ一日花なんですよ。

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ハマゴウは、葉っぱをこすると芳しいお香が漂います〜〜

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愛らしいハマナデシコも咲いていました。

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ハママツナの群生は、秋には紅葉するんですって!

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こちらは、ハクセンシオマネキ。

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繁殖期は6-8月で、この時期にはオスのウェービングが見られます。
白い大きな鋏脚を振り上げる様が白い扇子を振るように見え、和名はここに由来します。
絶滅のおそれが増大したとの判断から2006年の改訂で絶滅危惧II類(VU)となっている希少生物です。

このように自然の宝庫として注目されている国立公園なのですが、実は深刻な問題が・・・

それは、この膨大な量の漂着ゴミなのですたらーっ(汗)

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今回のイベント主催である「成ヶ島を美しくする会」がゴミの清掃活動を担ってきたのです。

「成ヶ島を美しくする会」の紹介
荒れ放題となった無人島をよみがえらせようという思いで平成元年に結成されました。
定例の清掃活動、成ヶ島まつりの開催、地元中学と共催でのクリーン作戦、各グループとの自然観察会などを持続して行うことにより、成ヶ島の美しい自然とともにゴミの問題を広く世の中に問題提起しています。

長年に渡り活動してきた代表の花野晃一さん。

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長年の気長すぎる保護活動を経て現会員の高齢化も進み、
今年から『世代交代』をテーマにして、現会員の島や自然に対する思い、スピリットを継承する場として
今年は、このお祭りを若い世代が盛り上げていけたらと考え、晃一さんの息子さんが一大奮起

花野恵介さん(右端)とその仲間たち。

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その想いに賛同する多数のアーティストやミュージシャン達が連日島に渡り準備をしました。

漂着した流木をクレーンで運び、巨大なオブジェを創りあげたのです

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無人島が一気に活気を帯び、島外から多くの若者世代が集いました。
これまで長年活動してきたにもかかわらず、意外と淡路島の人も成ヶ島に渡ったことがなかった・・・
それが、今回の若者パワーが人を引き寄せ、島の人々も老若男女を問わず続々と参加してきたのです。

振る舞いのコーナーには、長蛇の列が・・・

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それぞれご自慢の一品を無料提供してイベントを盛り上げていましたよ。

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女性グループは、ハマボウの花で美しいレイを作っていました。

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最高の盛り上がりは、ライブ〜〜

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ユライの歌に合わせ、ハマボウの花が揺らめく魅惑の踊り・・・

パフォーマンスとして熟しつつあるいのちのしま♪
フラを、始まりの波紋として、民族の伝統を超えた唄と踊り。
Rainbow Tribal Hula いのちのしま
その輪は、幾重にも重なりいつしか・・・ひとつの波へ。

観客もじっとしてはいられません!もう総立ちになって踊りだし祭りは最高潮に〜

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≪主催者である花野恵介さんからのコメント≫
みなみなさまお疲れ様でした!
今年から世代交代をテーマにした成ヶ島ハマボウ祭りはあらゆる場所や世代の人たちを飲み込んで400人を越える来場がありました!
天候や多くのボランティア、魔法使い達にも恵まれてお祭りは天にまで届きそうな勢いで大盛況のまま終えることができました!
新成美会員募集も20人ほどの募集がありました!
こちらはまだまだ入会受け付けておりますので、何か熱いものを感じた方は来年のハマボウ祭りのお手伝いや新たな環境活動、情報発信の拠点として僕らと共に成ヶ島を美しくしていきましょう!
今回のお祭りに参加してくれた同志のみなさま、遊びに来てくれたみなさまに厚くお礼申し上げます。
夢のような夏の楽しい思い出ありがとうございました!
来年また成ヶ島でお会いいたしましょう!

「新成美会」(成ヶ島を美しくする会)入会希望される方は、
淡路島ゲストハウス花野0799-65-0807花野恵介までお願いします。
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2014年06月26日

食のブランド淡路島

こんにちは!
淡路島移住3年目のleekoです。

6月、淡路島はタマネギ一色になります。
特に私が住む南あわじの農家は秋からこの時期まで大忙し。
週末になると家族総出でタマネギの収穫をしている姿があちこちで見られました。

我が家は農家ではありませんが、タマネギを植える時期になるとご近所さんから苗のおすそわけ。。
去年は300本近くのタマネギの苗をいただきました。

年が明けて、今、我が家もこの通り。
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ご近所さんに教えて頂きちゃんと吊り玉しています。
こうして保存すると年明けくらいまではもつそうです。

我が家では他にもいろんな野菜を育てています。
3回目にして成功したのがジャガイモです。
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ほとんどほったらかしで、雑草と共に大きくなったジャガイモですが沢山収穫できました。

他にもなす、キュウリ、ししとう、トマト等毎日畑に出るのが楽しみです。20140624_172347.jpg


夕飯の準備をする前に畑に出て、その時収穫出来た野菜でメニューを決める。
最高に贅沢だな、、と思います。

そしてもうひとつの贅沢。

私の家のすぐ近くに小さな漁港があり、ご近所には漁師さんがいます。
なのでこんなおすそわけもしばしば。
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初めのころは、漁師さんもさばいて持ってきてくれていましたが、今ではこの通りです。(笑)
お陰で私もある程度の魚はさばけるようになりました!

今日の夕食は収穫したばかりの野菜と頂き物の鯛!
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淡路島に来て「食」が大きく変わりました。
自分たちが育てた野菜や、頂き物の野菜や魚が毎日のように食卓に並びます。
必然的に旬のものを食べるようになり、素材の本当の美味しさも味わえるようにまりました。
「食のブランド淡路島」も納得ですね!!

淡路島には無人の野菜販売所がよくあります。
見つけたら一度寄ってみてください!旬の新鮮な野菜が並んでいますよ〜!!


                                  by:leeko

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2014年03月16日

淡路島から「元気をお届け vol.7」〜『漁師』〜

2年前、東京から淡路島に移住した、北川太一郎さんがレポートする淡路島の魅力発信です

≪漁師≫

人物紹介
平野勇希 28歳 淡路島出身 洲本市中津川在住 (淡路島28年)

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経歴
淡路島の洲本市で生まれ育ち、10年前から素潜り漁を始める。
今は主に赤うに、なまこ、あわび、さざえ、もずくを収穫している。

今の淡路島についてどう思いますか?
すれ違う知らない人でも普通にあいさつを返してくれるくらい人間関係がいいですね。
あとは時間の流れが都会と比べてゆったりしてますね。
そしてなんといっても食が充実しています!食べ物がうまい。
素材自体がおいしいのでどんな料理でもおいしいです。
一方で淡路島は夏は海水浴がありますが、冬の観光スポットがなくて島外から来る人が少なくなりちょっとさみしいですね。
洲本市の商店街なども寂れてきてるんですよ。

これは、あわび!
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こちらは、なまこ!
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自分の職業について
小さい頃は魚が怖かったんですよ。ボラのうろこが。
でも今は潜るのが楽しいですね。深い時は18mくらい潜ります。
漁師全般に言えることですけど、獲ったら獲った分だけ稼ぎになるのがいいですね。
でも収入は不安定だし、危険と常に隣り合わせですよ。
まあ潜ってる時にはそんなことは考えてないですけどね。
海から上がってふと考えると危険な仕事だなぁと思います。

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取材を終えて
海からの恵みを獲るだけでなく、できるかぎり海をきれいにして稚貝を放流するなど、
これからの淡路島の漁業についてもしっかりと考えている好青年でした
あまり知られていないですけど、淡路島で取れるもずくは絶品です

住所:洲本市中津川
  
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2013年12月23日

KISS FM に登場しました!

12月23日、午前10時から神戸のFM局 KISS FM に相談員の赤松が登場。
あわじ暮らし支援施設について語りました。



それほど長くありませんので、どうぞお聞きください。

2013年11月25日

淡路市東山寺もみじ祭り♪

毎年紅葉の美しい11月23日に淡路島の北部、淡路市長澤の東山寺(とうさんじ)で開催される
もみじ祭り。今年はお天気にも恵まれ、ずいぶんと多くの方が参拝し、紅葉はもちろん、屋台の
食べ物や農産物のお買い物、舞台イベントを楽しみました。

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紅葉をはじめ季節折々の花木の美しい寺として有名な寺ですが、創建はなんと西暦819年。
長い歴史の中で江戸時代に一度衰退したものの、その寺を復興させた尼僧がいたという話があり、
現在も尼寺として地域に愛され、親しまれています。
 
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赤、オレンジ、黄色に黄緑、この美しさは簡単には言葉にはできない!
あえて美しい日本語で表現するとすれば「筆舌に尽くしがたい」くらいでしょうか?

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淡路島の中学・高校でALT(英語の先生)も絶賛!
彼らに言わせるとやっぱ“Beautiful!Wonderful!”でしょうか?(簡単すぎ^^?)

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NPO法人淡路市国際交流協会のテントではベトナム・フィリピン・韓国の食べ物やフランス・
トルコのお茶を販売。おいしいものは世界共通、食に国境はありません!

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どれも数時間のうちに完売・・・満面の笑顔で「ドモ、アリガトゴザイマース!」
(もっと日本語上手でしたよね^^;)

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舞台の上では南京玉すだれの上演も・・・あ、明石大橋のワザ!
衣装もステキな淡路市のボランティアグループ「ぽんぽこ」さん♪

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日が沈んでうす暗くなった頃、ライトアップが始まります。
ため息が出るような荘厳な風景、はぁ〜・・・

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百聞は一見にしかず。
来年はぜひ「生」の景色を見にお越しくださいねるんるん
(写真提供:淡獅会・清水利博さん)
posted by awajigurashi at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月22日

あわじ暮らしの秋の楽しみ〜自然素材のリース作り✿〜

淡路島での田舎暮らし、秋の楽しみは数々あれど、私はこれ!自然素材のリース作りです。
今回は自称「ナチュラルアーティスト梨花(りぃふぁ)」がその魅力を紹介します♪

 
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山紅葉のきれいな道を歩いていると、木々の間や上からビヨヨ〜ン!と伸びてきている「ヤツ」を発見・・・・それは蔓!探せば年中ありますが、やはり秋に背の高い木から伸びてきている「ソイツ」が一番魅力的。


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フジヅル、カズラ、サンキライなどたくさんあるようですが、なんでも来いなのが私流。
とりあえず手の届くそいつをなるべく長く引っ張って、生け花用はさみなどでブチっと切って頂戴します。
くるくる編むように巻いて端っこを間に突っ込んだら、こんな感じにまとまります。よし、よし。

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いずれは枯れてしまうのですが、緑の蔓を巻くとしはらくは鮮やかに・・・
そして枯れて茶色くなっても別の味わいが出るのが不思議。

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お次はリースにくっ付ける素材。やはりこの時期、山の木が気になって仕方ないのは私だけでしょうか?
♪あの〜木、何の木?気になる木・・・と近づいてみると、いい感じの実がなっているではないでしょうか! 田舎の山道なら気兼ねなく「ちょっといただき!」ってこともできますよね。(やってます^^;)

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山だけでなく、家の庭にあるもの、機会があれば街路樹の実なんかもこっそり戴くと、かなりの充実。
生物が苦手で植物名はほとんど不明ですが、赤に紫、緑、黒・・・と色とりどり。

  
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綿の実、ツバキの実、カラスの櫛や柿のヘタだって素材になっちゃいます!
どんぐりや赤唐辛子には透明のマニキュアを塗ると持ちと輝きがよくなります。
実によっては変色するので、事前の実験をお勧めします。(う〜ん、なんだか学術的!)

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麻ひも、針金などのお助けグッズもちょっと使って、バランスやくっつきの良い位置や角度を考えながら、
枝をリースにはさんだり、木工用ボンドをたっぷり使ったりして素材を引っ付けていきます。

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小さい実にはやさしく対応。つまようじが役立ちます。
細かいけれど、こういう作業って心が癒されるんですよ〜♪(え、面倒くさい?)

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出来上がった時の達成感とそれをプレゼントして喜んでもらえた時のうれしさ・・・
それがあって毎年この手が騒ぐのかも知れません。
暖かい日を見つけて、みなさんもやってみませんか揺れるハート
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2013年11月17日

未来のスーパースター、淡路島へいらっしゃい♪ ・・・お馬さんのハナシです^^

淡路島に競走馬の調教施設ができた!と聞きつけ、
いざ南あわじ市に行って参りましたグッド(上向き矢印)

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今年6月、阿万海岸の近くにオープンした「awajiトレーニングセンター」ぴかぴか(新しい)


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で、なぜ淡路島exclamation&question
その辺りを同施設の管理会社社長 塚本氏にお伺いしましたひらめき

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まず京阪神の競馬場に近いこと手(チョキ)
北海道から輸送すると約20時間かかるところが
2時間半ほどで済むのだとか。

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それと他では用地の確保が難しかったからかわいい
調教用の一般的な坂路は長さ数百メートル。
でも理想的には1kmは必要だそうで、それだけ長い直線が取れる土地がなかったそうです。

また冬は温暖、夏は海からの風が吹いて涼しいので、馬には良い環境とのこと。
淡路島はお馬さんにとっても住みやすい場所なんですね〜(^o^)v

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当施設では2歳以上の馬を預かってトレーニングや体調管理を行っていますが、
馬も腰、腱の損傷、骨折など、スポーツ選手のような怪我をするそうですサッカー
必要なら針治療もするとか。
本当に人間のようですねわーい(嬉しい顔)

こちらはあのディープインパクトの娘ちゃん。美人ですねキスマーク

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それにしても全身ツヤツヤしてキレイ〜ぴかぴか(新しい)
その理由をお聞きしたところ、サラブレッドは近親交配しているので体が弱く
皮膚も弱いので、手入れを十分にしているからだそうです。

こちらが国内屈指の長さを誇るトレーニングコース手(チョキ)

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目視では分かりませんが緩い傾斜が付いていて、
馬の筋力を効果的に鍛えられるそうです。

この日はあいにく日曜日でトレーニングはお休みたらーっ(汗)
走っている姿は見られませんでしたが、風を切って颯爽と走る様子が目に浮かびましたグッド(上向き矢印)

こちらは直径20mのウォーキングマシン。
この中をお馬さんがぐるぐる歩きます。

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淡路島からもうすぐダービー馬が誕生するかも!?
みんなで応援しましょうねexclamation×2  (SAKA)

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注)取材時現在、この施設の一般公開はされていないそうです。





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2013年11月07日

アートが農民車に乗ってやってきた!!

何かの拍子で知った「農民車」なる乗り物・・・。
去年淡路島に移住する前から気になる存在だったんです、実は^^

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その農民車をテーマにした展覧会があるexclamation&question ということで早速出かけてきました〜グッド(上向き矢印)

「要解・農民車展」@クボ倉庫ぴかぴか(新しい)

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アートユニット「ログズギャラリー」が、淡路島において独自に誕生・発達した「農民車」を
広く紹介しようと企画した展覧会ひらめき
先日開かれた「淡路島アートフェスティバル2013」の関連イベントでもあったんですよー手(チョキ)

さてその“要解”ですが・・・。
“「農民車」とは、主に農地等で玉葱などの収穫や運搬に使用される車で、
淡路島の三原地区付近に多く見られる「独特な車両」及び「車文化」のことである”
(ログズギャラリー「農民車製作プロジェクト記録集より」

これらの多くは中古車の部品を利用して独自に作られたもので、
使用者のニーズにより仕様はさまざま。
ひとつとて同じものはないのですexclamation×2
その共通する特徴は、非常にシンプルかつパワフルな作り手(グー)

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島内調査した結果、農民車には3つのタイプがあることが判明したとか。

1 専門の地元工場が製作した、ある程度規格化されたタイプ。
2 工場が使用者からオーダーを受けて製作したオーダーメイドタイプ。
3 使用者本人が自ら製作したDIYタイプ。

ログズギャラリーは3の“自作農民車”に着目し自分たちの手で車を作った、
それが今回のプロジェクトだそうですわーい(嬉しい顔)

その製作過程を記録したドキュメント映画「実録 農民車」も初公開るんるん

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実際に使われている様子が分かって面白かったー(長音記号1)
玉葱農家さんと牛を飼育する酪農家さんとでは仕様が違うんですね。
玉葱を玉葱小屋に吊るすには荷台にリフト機能がいるんだー。
なるほど!!

そうして出来上がったのが、ジャジャーンexclamation×2

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何てかっこいいんでしょ。間違いなくアートですねぴかぴか(新しい)

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見学者は男性が多いのかと思いきや若い女性の姿も目
ウットリと「萌え〜」しておられました黒ハート

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同時開催された「農民者ミーティング@カフェTime after Time」には
地元の現役農民車たちが集結。
なんだか誇らしげに並んでるでしょー(長音記号2)

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アートと泥臭さが混じった、なんともユニークなイベントでしたかわいい (SAKA)
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2013年10月20日

小さな島の小さな国際交流☆彡

淡路島には在住外国人の方が600人だとか・・・
14万人の人口でこれって多いの?少ないの?

いずれにしても「遠い外国から淡路島まで来てくださった皆さんに楽しく暮らしてもらいたい」と応援する団体・グループがいくつかあります。

今回はNPO法人淡路市国際交流協会の活動の1部ご紹介します♪

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今年度兵庫県国際交流協会の助成を受け開催の「日本文化体験イベント」。
9月には「ゆかた試着体験&茶道」を開催。
もともとカワイイ参加者さんだけど、浴衣を着るとみ〜んなが超・美人になるから不思議^^!

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先週末には「山歩きと華道、お祭り参加」が開催されました。
今回はなんとベトナム人が11人参加!

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あわよくば山の木や花を華道の花材に、と主事者のたくらみ通り、プチン!プチン!
でも、それ日本人には人気のないセイタカアワダチソウ・・・(痒くないかしら;;)

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途中、いずれ淡路ビーフとなる黒毛和牛の見学もして会場に到着。
早速華道のお師匠に手ほどきを・・・のはずが、見本の写真を見てすぐに自力で取り掛かる参加者。

天性のセンスなのか、日本語通じてないのか・・・お師匠も感心!

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愛の共同作業でしょうか?(痒くないの?)

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イケメン男子も負けてません!

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私のも見て、見て!キレイでしょ?(ホントに痒くない?)

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お次は淡路市上河合の小さな秋祭りに参加。
ベトナム青年、待ってました!とおじさんたちに呼ばれて早速だんじりをついて御旅所へ・・・

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帰ってきた時にはなんだか彼らの様子が違う・・・初めての体験で疲れたか!?
イヤ、この顔の赤さはお神酒!酔っ払ってますやん^^;

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村の女性たちお手製のおでん&うどん、野菜の即売と輪投げ。
参加者にとってはどれもこれも初めてのことで楽しかったと大満足。

地域の皆さんも大歓迎・大喜びしてくださり、「来年も来てよ!」と予約を賜りました。
小さな島の小さな国際交流・・・
これからも小さな種を蒔き続けられるといいですねぴかぴか(新しい)

*NPO法人淡路市国際交流協会のブログはこちら
  ↓
http://ameblo.jp/awaji-islanders/

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2013年10月16日

淡路島の航路やいかに・・・? 北川フラムさんの講演会レポートです!

春・夏・秋と3シーズンで開催の「瀬戸内国際芸術祭2013」るんるん
今月から最終の秋シーズンがスタートしています。
ますます盛り上がる“瀬戸芸”の総合ディレクター、北川フラムさんのお話が聞けるということで、
第3回淡路島くにうみ講座@淡路夢舞台国際会議場に出かけてきましたグッド(上向き矢印)

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タイトルは「アートが拓く地域の可能性」ぴかぴか(新しい)

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「アート」と聞くとちょっと遠く感じてしまいがちですが、
お話を聞いているうちに“自分の側に引き寄せていいんだ”という気持ちになりましたひらめき

前半は画像を交えながら瀬戸芸の歩みを紹介。
瀬戸芸の基本理念は「海の復権」手(チョキ)

海.jpg

瀬戸内海は日本列島のコブクロ(お母さんのおなか)として
豊かな恵みと美しさを湛えてきましたが、効率第一主義の中で
「島の生活は不便」と人々が海を省みなくなった結果、島々は孤立し、元気を失い、
固有の魅力があるにもかかわらず自信を失っていきましたたらーっ(汗)
そこでアートのもつ力を活かそうと立ち上がられたそうです手(グー)

瀬戸芸には国内外から多くの人が訪れますが、瀬戸芸が目指す観光は
「島の人たちが幸せを感じる観光」。
アーティストと島民が一緒になって作り上げ、それが見に来る人たちに感動を与え、
その感動が島民の誇りとなる。
ゲストだけでなく、ゲストを迎える側の幸せ、という視点が
新鮮かつ嬉しく感じました黒ハート

また国際的に展開したことが功を奏したとも。
「島の固有性が世界の普遍性になる」。とても印象的な言葉です。

そして“サイト・スペシフィック”(場所に根差した)というキーワードー(長音記号2)
たとえば、草間彌生さんの『南瓜』。

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何もなければただの海が、カボチャを置くことによって“あの瀬戸内の海”となり、
「あそこに行ってみよう!」となる。確かにそうですよねー(長音記号1)

続く後半は(財)企業メセナ協議会代表理事であり
洲本市のアドバイザーでもある加藤種男氏との対談。

そこで提案されたのは
・海からの視点をもっと取り入れては?たとえば岬めぐりなど目
・海を舞台に活躍した淡路島の偉人「高田屋嘉兵衛」をもっと売り出せば?
・船便は直島だけでは不十分。色々な島の違いが分かってこそ面白いるんるん
・「国の発祥」と言える強みを活かす。
・島が一丸となって取り組む。3市が互いに「隣よりはよくなりたい」的な発想ではダメあせあせ(飛び散る汗)
・大きな目標に向かって“ハッタリ”が言える人間が必要。外部人材の活用。
・旅行者に不便な思いをさせてOK。苦労が思い出になるわーい(嬉しい顔)
(瀬戸芸では3割が2泊以上している→交通の便が悪いことを覚悟して来ている)
・食を活用(瀬戸芸の弱点は“いい食”がなかったこと。アートに距離を感じる人たちも食だととっつきやすい。)

最後にこんな強烈なエールもハートたち(複数ハート)
「立地条件、食の豊かさでは淡路島は絶対的に優位。淡路島が本気になれば他などすっ飛ぶだろう。」

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一筋の航路が見えてきそうな、とても素敵な講演会でしたぴかぴか(新しい)

さて次回のくにうみ講座は、タイムリーにも高田屋嘉兵衛ですよ〜!
「ゴロヴニン事件と高田屋嘉兵衛の知恵」
11月9日(土)14:00〜五色文化ホールにて。
これは行かなくっちゃ!!

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2013年10月04日

“浄瑠璃どころ淡路島”復活を目指して− 女流三味線奏者 鶴澤友球さんです☆

先日、淡路島の人形浄瑠璃の拠点である淡路人形座をご紹介しましたが、
座に属さずフリーで活躍されている方もいらっしゃいますexclamation

三味線奏者 鶴澤友球(つるざわ ともじゅ)さん(本名 向田由美さん) ぴかぴか(新しい)

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三味線と太夫(語り)は本来別々の人が担当しますが、それを一人で行い、
素浄瑠璃(*)として公演されています。
(*)人形を伴わないで浄瑠璃だけを語って聞かせること。

南あわじ市生まれ。
大学時代はピアニストになるべく勉強されていたそうですが、
音楽教育学の視点から淡路人形浄瑠璃の伝承に関する研究をはじめたところ
義太夫節に傾倒。
人間国宝 鶴澤友路師匠に弟子入りするや入門からわずか3年、平成15年に芸名を拝命ひらめき
以後後進の指導、老人ホームなど各種施設での公演等々、幅広く活躍されていますグッド(上向き矢印)

加えて月一回、淡路市中田のご自宅で浄瑠璃ライヴをされているということで、
早速おじゃましてきました〜手(チョキ)

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「鎌倉三代記 七段目 絹川村の段」。

間近で浄瑠璃を聴くのは初めての筆者はウキウキ・わくわく、
一番前の席に陣取ってかぶりつき〜目

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前半は友球さんのストーリー解説を聞きつつ語りの一部を体験。

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最初は「何のこっちゃexclamation&question」状態でしたが、
声に出すうちにだんだん内容が分かってくるから不思議〜ひらめき

そして休憩を挟んでお待ちかね、友球義太夫節の始まりはじまり〜手(パー)

まず迫力の語りと三味線に感動exclamation×2
友球さんの息遣いまで聞こえてきそうな至近距離、これがライヴの醍醐味ですね(^^)v

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そして習った箇所にさしかかると、プロがどういう風に語るのか
すごく興味がわいてきます。
これが狙いだったのか〜わーい(嬉しい顔)

ライヴ終了後はほっこり、お母さんの顔かわいい

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平成24年からは演奏・研究・教育活動を連動させた
『“浄瑠璃どころ淡路島”復興プロジェクト』を開始された友球さん。
一昔前は多くの島民がソラで口ずさむことができたという浄瑠璃も、
今日では存続が危ぶまれるまでになっていますあせあせ(飛び散る汗)

そんな中、
芸能の「地産地消」を図りたい!
浄瑠璃を普通にお稽古ごとの一つにしたい!
活気ある“浄瑠璃どころ”をもう一度蘇らせたい!
と始められたプロジェクトでするんるん

「何もやらなければ消えていく。その前にとにかく一度知ってもらいたい。」
熱い情熱を胸に、子育てに奮闘しつつ、企画からチラシ作りまで
すべてを自らこなしてライヴを続けていらっしゃいます。

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今後のライヴ予定は
・10月14日(月・祝)
 「艶姿女舞衣 酒屋の段 (はですがたおんなまいぎぬ さかやのだん)」

・11月24日(日)
 「伽羅先代萩 御殿の段」
  徳島を拠点にご活躍の女義太夫 竹本友和嘉さんをゲストに迎えられるそうです。

その後も毎月されますのでチェックしてくださいねー(長音記号1)

「交通の便が悪くて演奏会場へ行けない」「気心の知れた仲間と一緒に楽しみたい」
などの場合はご希望の場所へ出張もされますので、是非ご一報を!!

電話・Fax:0799−62−5805
E-mail:tsuruzawa-tomoju@ezweb.ne.jp

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2013年08月23日

洲本商店街に新風を起こせるか!? はたらくカタチ研究島の取り組みです☆

これまでも当ブログでご紹介してまいりました「はたらくカタチ研究島グッド(上向き矢印)
2年目のプログラムも続々スタートしていますexclamation×2

今回はその中の一つ「おもてなし空間をつくる研究会」を
レポートしたいと思いま〜すわーい(嬉しい顔)

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この研究会の目的は、洲本 コモード商店街の空き店舗を利用して
“おもてなし空間”をつくること。
研究会でアイデアをまとめて商店街に提案し、それが通れば
実際に自分たちで空間をつくり上げていきます。
DIYで改修工事もやっちゃうって言うんだから、じぇじぇじぇ〜あせあせ(飛び散る汗)

講師は若狭健作さんぴかぴか(新しい)

若狭.jpg

自治体・地域計画、地域ブランド、都市型観光、地域商業の活性化など
『オモロさ』を大切に活動する街づくりプランナーで、
尼崎を拠点にローカルマガジン「南部再生」(←すごく“オモロい”!!オススメです^^)や、
運河クルージング、郷土野菜の復活、地域産品のコンペなども仕掛けられており、
あの洲本レトロこみちにも関わられています♪

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筆者はこの『オモロさ』という言葉に惹かれて参加わーい(嬉しい顔)
で、これがまた本当に“オモロく”なりそうなんです〜かわいい

参加者は地元の商店主さんや企業経営者、主婦、SOHOなどさまざま。
さてこのメンバーでどんな化学反応が起きるのか・・・exclamation&question

まずは現状把握ということで商店街の代表や観光協会の方にお話を伺ったところ、

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・日に約1800人が商店街を通る
・淡路島の観光客数 年間約950万人
・うち9割が日帰り、8割が京阪神から
・3世代で楽しんでもらっている
・バスの待ち時間で楽しめる場所があれば・・・
・地元ならではのおすすめ情報を観光客に伝えられたら・・・
などなどが判明。

これらを踏まえて、講師に教えていただきながらSWOT分析にトライ。

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これは分析対象にまつわるさまざまな要素を
「強み(Strength)」、「弱み(Weakness)」、「機会(Opportunity)」、「脅威(Threat)」
に分類して現状を分析していくというもの。

たとえば、洲本の強みとして「宿泊施設が多い、自然環境がよい」、
弱みとして「ゆっくりできる場所がない」、
機会として「来年橋の通行料が下がる」、
脅威として「マイカー利用が減ってくる」などなど、
4つの箱にどんどん書き入れていきます。

う〜ん、この手法は色んな場面で使えるかも目

また既存の「おもてなし空間」を視察すべく、洲本の観光案内所やスーパー、
そして商店街自体をみんなで見て歩きました。

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超レトロなお菓子屋さんや、道具屋さん。
商店街にはまだまだ“オモロいもん”がたくさんあることに
改めて気付き・・・。

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こうして検討を重ねた結果、企画の柱がぼんやり見えてきました手(チョキ)

どんな内容かって・・・?
それはまたのお楽しみ黒ハート 
レポート続編に乞うご期待でするんるん

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2013年08月08日

淡路島ッ子の血が騒ぐ! 「淡路島まつり」レポートです♪

先日8月2日〜4日の3日間、第66回淡路島まつりが開催され
大いに盛り上がりました〜exclamation×2

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淡路島最大のお祭とあって、見渡す限り人・ひと・ヒト〜!!

通り2.jpg

でもたくさんの人を惹きつけるだけの魅力たっぷりなお祭でしたぴかぴか(新しい)

最初の2日間はおどり大会るんるん

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洲本市街の大通りを多くの連(れん:踊りのグループ)が、
それぞれに趣向を凝らした衣装と踊りで練り歩きます。

こんなかわいいチビッコたちから目

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熟練の踊り手まで手(チョキ)

マジョルカ.jpg

太鼓.jpg

2日間で約50の連が参加。
いずれも素晴らしく見ていて飽きなかったですかわいい

沿道からは大勢の人が盛んに拍手や声援を送っていました。

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中には一緒に踊りだす人もわーい(嬉しい顔)

そうでしょう、そうでしょう!ということで、
当日飛び入り参加できる「にわか連」もあり、
多くの方が楽しまれたようです。

数ある連の中から、今年は「翼連」が島まつり大賞に選ばれましたexclamation パチパチパチ〜手(パー)
正調阿波おどりを基本とし、老人ホームなどでボランティア活動をされているそうです。
おめでとうございまーす!!

そして最終日の日曜日は祭りのフィナーレを飾る花火大会ぴかぴか(新しい)
兵庫県下で最大級なんですのよ。ほほ黒ハート

昼間から着々と準備が進み・・・。

準備.jpg

でも熾烈な陣取り合戦は前の日から・・・。

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おどり大会に引き続きた〜くさんの露天が並び・・・。

露天.jpg

交通規制がされて会場周辺は歩行者天国に。

優雅に船からの観覧もOK!(事前要予約)

日本丸.jpg

洲本大浜海岸のすぐ傍で打ち上げられる5300発の花火は
夜空と海面の両方に映し出され迫力満点exclamation×2exclamation×2

320mの大輪の花を咲かせる尺玉や、
全国で随一の斜め打ちを誇る「水中スターマイン」などなど、
とてもカメラに収まりきれません(^^;

花火4.jpg

花火 横向き2.jpg

打ち上げ場所のすぐ近くで見ていた筆者はドド〜〜ンと鳴り響く音を体で感じつつ、
あまりの大きさ、あまりの迫力、あまりの美しさに口をあんぐりと開けたまま、
目の前の光景に釘付けになっておりました揺れるハート

花火 とってい.jpg

花火7.jpg

こうして約1時間の大会は人々の溜息と大歓声とともに無事終了手(チョキ)
本当に夢のようなひとときでしたひらめき

そしてもう一つ感動したことが。
翌朝外に出てみると、あれだけごった返していた通りが
ゴミ一つない元の状態に戻っていたんです!!
スゴイexclamation×2

いつまでもいつまでも続いてほしいお祭ですぴかぴか(新しい)

花火3.jpg












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2013年07月10日

淡路島ビューティー☆清川あさみさんの凱旋講演に行ってきました!!

先日、淡路島が生んだ今をときめく売れっ子アーティスト、
清川あさみさんのトークライブに行ってきました〜ぴかぴか(新しい)

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平成25年度第1回淡路島くにうみ講座として開催されたのですが、
当講座過去最多の約500名の参加者で会場は熱気に包まれておりましたグッド(上向き矢印)

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清川さんは南あわじ市出身晴れ
美術作品の他、衣装、空間デザイン、映像、広告、イラストレーションなど、
様々な分野で大活躍されています。

「このカラダのどこにそんなバイタリティーがあるの!?」と思うほど小柄で華奢。
一方、飾らず淡々とお話をされる姿に芯の強さを感じましたリボン

対談形式のトークは、まず清川さんの生い立ちからスタート。
ご自身曰く、子供の頃は個性がないのがコンプレックスだったそうですが、
成長とともに人と違うことがしたくなり上京新幹線

その美貌で上京した初日にスカウトされモデルに黒ハート
でも自分がモデルでは表現できないことが多いと気付き、
表現する側にまわったそうです。

「布で服を作らなくてもいいんじゃない??」という発想から
布で絵を描いたり、「焼き増しできない一点物の写真を!」と、
写真にビーズや刺繍を施したり、次々と“あさみワールド”を
展開していきますかわいい

そんな中、「好きなもので作品を作りたい」という想いでできたのが
代表作のひとつ『美女採集』ひらめき
美女たちを動植物に見立て、彼女たちの写真に刺繍などの装飾を施した
斬新なアートですハートたち(複数ハート)

綺麗な女優さん、綺麗な装飾。
でもそれはただ「キレイ」なだけではなく、
女性の秘められた欲望やコンプレックスが見事に投影されています目

たとえば「沢尻エリカ × 蜘蛛」って、ナットクじゃありませんか・・・??
いつのまにか周りを取り込んでいくイメージだとか^^
エリカ様ご本人もノリノリで撮影されたそうですカメラ

コンプレックスを逆にさらけだしていく、という手法に、
脳科学者の茂木健一郎さんが「まるでセラピーみたいだね」と
仰ったとかわーい(嬉しい顔)

「すぐに人の本質を見抜けるのは淡路島で育ったから」と清川さん。
「淡路島にいると人と人の距離が短いので人間観察がうまくなる」と、
淡路島在住の人気作家 湊かなえさんとお話をされたそうですグッド(上向き矢印)

また「淡路島で生まれたからできた」とコメントされたのが、
『銀河鉄道の夜』三日月

あの宮沢賢治の童話作品をあさみワールドで表現したものです。
さまざまな自然の風景が出てきますが、
淡路島の自然の中で育ったおかげで緑や川などは実物を見なくても描けるとか。
スゴイexclamation×2

そして筆者が一番印象に残ったのが『幸せな王子』(オスカー・ワイルド原作)。
布とミシンだけで製作された繊細な作品で、最後のページは原作になかったのを
清川さんが主人公たちを救いたくて独自に付けられたとか。
このエピソードが清川さんの人となりを表している気がしますわーい(嬉しい顔)
その最後のページが読みたくて早速購入しちゃいました〜。

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淡路島出身だと言うと、「いい所だね」とか、「ツアーをして欲しい!」と
よく言われるそうです。
「国生み神話や古民家など、島には素晴らしい資源がたくさんあるので、
それらを発信するお手伝いをしたい。」と語る清川さん。
心強いですね手(グー)

今後の活動予定ですが、今年中に関西で刺繍や布を用いた作品の実物が見られる
個展を開かれるのと、「美女の次はイケメン!」ということで男性シリーズを
発表されるそうです。
今から楽しみですね〜ー(長音記号1)exclamation

最後に清川さんからアーティストの卵たちに一言ひらめき
「身近な人や好きな人を喜ばせる感覚で、
人と比べることなくマイペースで取り組めばいいのでは?」
きっとご自身もそうされてきたのでしょうね。

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さて次回のくにうみ講座は、
8月10日(土)「淡路島の新たな地域ブランドの育成に向けて」と題して、
淡路島オリーヴ協会会長 柿原辰郎氏が公演されるそうです。
詳しくはこちらをクリック手(チョキ)

旬なヒト・コトに触れて、元気をもらいましょう〜グッド(上向き矢印)








posted by awajigurashi at 16:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月03日

農村部では少子高齢化というけれど・・・

洲本市に興味深い集落があります。
それは、農村である地元35世帯に対して、20世帯もの若い新住民が居を構えている地域。
洲本市上内膳にある大森谷という集落。
新旧住民の交流や、家族ぐるみで参加できるイベントをしたり、貸し農園もあるということ。

大森谷里山整備委員会の小森さんを訪ねてみました。

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シニア世代の遊び場にしたいという想いで始めたという里山整備事業。

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周りには見事な棚田の風景が!
棚田は淡路市の集落特有だという認識を持っていた私・・・
洲本市にも、こんな素晴らしい棚田を守っている地域があったんです!!

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旧世帯の内31世帯は、農業を営んでいますが、殆ど兼業農家。
棚田では専業にできるだけの収益はあがりません。
当然、農業の担い手不足や、野生動物による農作物被害も深刻です。

この遊び場も30年前は棚田でしたが、耕作放棄で森と化してしまい、
イノシシの棲家になり困っていた場所です。
小森さんを中心に7〜8名の同世代メンバーが、地域を守るために切り開きました。

約2ヘクタールもの森を2年かけて、こんな広場に・・・

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シンボルツリーとして残した木が、有難いことに木陰を作ってくれました。
太い切り株は、椅子として活用しています。
新住民との交流でバーベキューをしたところ、60人を超える家族連れで賑わったそうです。

地域の人にもっと楽しんでもらおうと石窯や炭焼き窯も作りました。

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こんな大変な作業を「自分たちの遊び場」という感覚で楽しんでいると優しく笑う…
そんなメンバーが7〜8名もいるのだから、何と頼もしいことでしょう!

この里山は淡路富士とも呼ばれる「先山(せんざん)」の裾野に位置していて
広場からは、中心市街地と海が見えます。

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旧世帯は田んぼの付近に点在し、ご近所同士が近距離にあります。

つまり、顔の見える集落って感じかな?!

なだらかな棚田を下ったところに、新住民の宅地が集まっています。
20〜30才代の世帯が殆どで、1家庭の子どもの数が3人という家が多いというから驚きです。

新住民への貸し農園は、宅地の直ぐそばにあり、夏野菜が植わっていました。

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小学校の下校時刻には、地域住民が防犯グループとして見守ってくれます。

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棚田という農村部を持ちながらも、幼稚園・小学校が近く、
大型スパーがある市街地や高速道路のインターチェンジも車で10分圏内。
集落自体がこじんまりと纏まっていて、人の温かさが伝わってくる大森谷地域。

最近、不審者による事件が報じられることが多く、子育てする環境が悪化しています。
田舎の財産である「顔の見える集落」を守っていきたいものですわーい(嬉しい顔)






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2013年06月23日

グルメツアーもいいですが・・・^^

最近パワースポットとして人気はなまる急上昇中の淡路島右斜め上
そこで神秘と健康、プラス淡路の歴史にも触れられる“一石三鳥”のハイキングなどいかがでしょう・・・?

「磐座(いわくら)巡り in 淡路島」るんるん

淡路島にはたくさんの磐座があるのをご存知ですか?
磐座とは神道における信仰の対象となる岩のことで、
日本に古くからある自然崇拝です。

地図に落とすとざっとこんな感じ手(チョキ)
先日当ブログ「板木池のお話」でご紹介しました、淡路の郷土史にお詳しい板木池総長O氏作です^^



より大きな地図で 淡路の磐座 を表示

いくつかご紹介いたしますと・・・。

岩上神社[淡路市]の神籠岩(ひもろぎいわ)るんるん

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淡路の磐座を代表する囲約16m、高さ約12mの巨石で、
「ひもろぎのお岩さま」と呼ばれています。
いかにも神々しいお姿ですねぴかぴか(新しい)

次に石上神社[淡路市]るんるん

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NHK「知られざる古代〜謎の北緯三四度三二分を行く」でも紹介されました。
当神社は「太陽の道」といわれる北緯34度32分線上にあり、
古代の太陽信仰の拠点の一つとされています晴れ

矢を突き刺してお祀り。ちなみにこちらは荒神さんのようで、同様の様式で淡路各地で行われているとか。昔ながらの儀式が今なお守らているのですね。

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そして岩戸神社[洲本市]るんるん

先山 岩戸.jpg

「淡路富士」として知られる先山(せんざん)にあります。
この山名は、国生み神話でイザナギ・イザナミの神々が
淡路島を創った時に最初にできた山だからとかかわいい

次は二つ石[洲本市]。

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巨大なダルマさんのよう??
このようにふたつの石からなる磐座もよく見られるようです。

ラストは雨乞山[淡路市]るんるん

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昔から水不足に悩まされた淡路島。
この山の頂に水の神様「貴船」の神と火の神様「愛宕」の神を祀って
雨乞いをしたところ大雨が降ったのでこの名が付けられたそうです。
頂上からは大阪湾を広く望み、古くから「淡路八景」のひとつとして
知られる景勝の地ですかわいい

只今板木池とこれらと訪ね歩く磐座巡りツアーをO氏が企画中手(チョキ)
山の中にあるのでハイキングにはもってこいですね^^

実現した暁にはまたお話を伺いたいと思います〜exclamation
posted by awajigurashi at 13:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年04月15日

淡路島最大震度6弱!!

今回の地震により被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
また、全国各地から安否確認や激励のメッセージを多数頂き感謝申し上げます。

4月13日午前5時33分頃、地震が発生。
気象庁によると
震源地は淡路島付近で震源地の深さは約15k
地震の規模はマグニチュード(M)6.3と推定されるとのことです。

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地震が起こった瞬間、「これは南海トラフが来た?」と思ったが
携帯メールに入った震源地は「播磨灘」。

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1995年の阪神・淡路大震災と同じ、六甲・淡路島断層帯の南端。
未知の断層である可能性が高いとか・・・
揺れは約15秒続き、とても強く、前回の地震が頭をよぎりました。
時間帯も前回と変わらない・・・
ただ、土曜日の早朝ということもあり、人的な被害は最小限で済んだのが何よりでした。

4月15日正午時点で、負傷者25人。損壊家屋1972棟。
淡路市、洲本市が多くの被害を受けました。

特に被害が大きかった洲本市の状況は下記です。
4月14日18時現在の洲本市内の地震被害状況
人的被害 軽症 6名
住家 半壊 26件 一部損壊 1222件
非住家 半壊 8件 一部損壊 147件
避難所開設状況 山手会館 女性2人
災害対策従事職員 約400人
ブルーシート配布枚数 13〜14日 約2300枚
瓦礫搬入件数 
 炬口 350件(内自主搬入 260件)
 由良南保育所跡地 3件(内自主搬入 3件)
 五色ストックヤード 9件(内自主搬入 9件)

洲本市内の神社では鳥居が・・・
地震神社1.jpg

狛犬もこのように・・・
地震神社3.jpg

洲本中心市街地では、瓦が多数落ちて片付けに・・・
地震瓦.jpg

洲本炬口地域では、屋根に数多くのブルーシートが貼られて・・・
地震ブルーシート.jpg

洲本市内小学校の校庭では、40mにも渡るひび割れが・・・
地震学校.jpg

商業施設ではスプリンクラーの破損で商品が水浸しになったり
陳列商品が落下したりで、開店時間が大幅に遅れました。
淡路市立図書館では、殆どの書籍が棚から落ちたようです。
また埋立地では、液状化現象で泥だまりが浮かんだ・・・ETC。

恐怖の中、島民は一丸となって対応しました。
島内3市は直ぐに対策本部を設置し、土・日共に職員が出勤し市内調査。
町内会でも、最小コミュニティーである隣保で震災直後に安否確認。
断水や損壊した家への助け合いに近隣住民や親戚・知人が駆けつけました。

〜あらためて備えの点検を〜
いつ、どこで地震が起きてもおかしくない日本列島。
万が一の時の避難経路や家族との連絡方法、非常食をはじめとする備蓄など
改めて地震への備えは大丈夫だろうか。
住まいの耐震化や家具の転倒などの安全対策はどうだろうか。
津波が押し寄せてくれば、どう逃げればよいだろうか。

これまでの地震とは違う被害が起きることも想定し、備えを高めていきましょう。

これから淡路島は観光シーズンを迎えます。
島内の観光施設等は変わりなく営業していますし
島民も大多数が、元気に明るく生活しています。
風評被害による二次災害だけは避けたいものですわーい(嬉しい顔)




posted by awajigurashi at 13:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする