こんにちは!梨花です。
空が青い!海も山もとっても美しい、すっかり夏モードの淡路島です
さて、今月は森(旧姓藤澤)晶子さんの「その後」について、結婚4年目の森さんご夫妻からガッツリお聞きしました。
題してTwo hearts are better than one♪ (1人より2人がいいね)
〜森晶子さんのその後〜
(以前の記事は こちら)
前回の記事では、結婚を控えた晶子さん(35才)を紹介させてもらいましたが、今回はご夫妻そろってお話しを聞くことが出来ました。
その場所は淡路島の中腹に位置する洲本市五色町鮎原にある「森果樹園×ツギギ」。
もともとは、だんな様の森知宏さん(34才)のおじいちゃんが長年経営してきた果樹園です
なるとオレンジはは300年も前に淡路島で見つかった原種の柑橘(写真提供:森さん)
この果樹園では、淡路島原産のなるとオレンジを中心に、各種の柑橘類や白桃が生産されています。
知宏さんはご両親の暮らす淡路市で生まれ育ったため、お正月など年に数回か遊びに来ることがあっても、おじいちゃんが働く姿を目にすることは全くなかったのだとか。
なので、まさか後に自分が果樹栽培を引き継ぐことになるとは全く考えていなかったといいます。
島外の大学に進学した後には都市に住みデザインの仕事を経験し、10年前に淡路島に戻った時にもお父さんの看板制作業を手伝っていました。
一方、移住から2年を迎えるころには淡路島に住み続けようと決めていたという晶子さん。
ある時、知宏さんを連れて淡路島のいいところをプレゼンしながら車で島を一周しました。
そして、最後にたどりついた晶子さんとっておきの場所は・・・
じゃじゃ〜ん!それはまさに森果樹園だったのです
最近はテレビ出演や取材を受けることも多い知宏さん(提供:森さん)
ときに、目の前にあるステキな物が目に入りにくいことってあるようですが、知宏さんにとっては、晶子さんと一緒に訪れたことで、この果樹園の魅力をほぼ初めて知る機会となったのが、この時でした。
なんだか、映画の1シーンになりそうですよね
それ以来、お二人揃っておじいちゃんの農作業を手伝うようになり、先祖代々受け継がれてきたなるとオレンジを絶やすことなく継承したいという思いを膨らませてきました。
結婚から2年目にはおじいちゃんと同居し、本格的な栽培や販売に取り組み始めました。
ひとりからふたり、3人・・・なるとオレンジを守る仲間が増えました。(提供:森さん)
屋号を新たに「森果樹園×ツギキ」とし、次世代の担い手としてご夫婦で活躍中です。
初めは「やめとけ!」といっていたおじいちゃんもお二人のがんばりを飛び切りの笑顔で応援してくれています
さらに2年前からは、春から夏に向け、なんと、パーラーをオープン
自家農園のなるとオレンジを絞ったジューウスやアイスの提供や瓶詰商品の販売をおこなってるんです。
パーラーの設計や店内のレイアウトには晶子さんの一級建築士のセンスが光ります。
金曜日と土曜日の開店日には淡路島の内外からお客さんが元気をもらいにやってきます!。
もちろん私もその一人!なるとオレンジのさわやかな味と香り、たっぷりのビタミン、そして森さん夫妻の笑顔と元気をもらってきました。
「しんどさを知らなかったからこそ始められた・・・今は、もがきながら試行錯誤し続けている。」
知宏さんの言葉には真実味があり、農業の厳しさが感じられますが、その「もがき」も1人ではなく、しっかり者の晶子さんと2人です!
1歳半になる息子ちゃんの成長と果樹園の発展が楽しみでたまりませ〜ん
森果樹園×ツギキのwebサイトは こちら
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by 梨花(りぃふぁ)
時々英語の先生
間で日本語の学習のお手伝い
目指すは心を癒すライター
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