こんにちは!島のオバちゃんライターYokoです。
春が目の前に来ているというのに、寒い日が続いてちょっと気が滅入る・・・
こんな時には、元気な移住者さんに会いに行くのが一番!
ということで、昨年11月に『淡路夢ホルモン』をオープンさせた北田成美さんを訪ねました。
成美さんは岡山出身で移住前は神戸に住み、昨年10月に淡路島で暮らし始めたばかり。
え?それで直ぐにお店がオープンできるの??
ご心配なく!
ご主人が先に移住して、倉庫を改装し準備を進めていたんですって〜
(オーナーであるご主人は、テレ屋さんなので顔だしNGでした)
中へ入ると・・・カフェのようなお洒落な空間が広がります。
もちろんお座敷もあります。
「焼きって、結構難しいんですよ。まんべんなく火を通しつつ、部位ごとに違う食感を残して、タレもしっかりからめなきゃいけない。お客様に一番美味しい状態で食べてもらいたいので、焼きの練習には力を入れました。」
キムチ盛りやビビンバ、特製鉄板焼きめしなどの単品も充実しています。
予約をすれば夜メニューとしてホルモン鍋も楽しめるんですよ。
〆は麺を入れて卵でとじます。
私はこのホルモン鍋を食べたのですが、タレがメチャクチャ美味しい。
ふんわりと甘〜いんです。
もっと辛い味を想像していたので衝撃のうま味に、もう身も心もトロトロ〜〜。
と、一気に食べる事ばかり書いてしまいましたが・・・
それは、この″秘伝のタレ″がお店オープンのキッカケだったからなのです。
大阪から移住していたオーナーは近所の飲食店を回りながら、「美味しいお店はたくさんあるけど、お肉をメインに扱ってるお店がないなぁ…」と思っていたそうです。
そんな時に叔母が二代目店主としてホルモン店経営をしている成美さんと出会い、岡山にある叔母さんのお店に食べに行き、その美味しさに感動して「この味を淡路島に持って帰りたい!」と心から思い、実行に移したという事なのです。
お二人とも飲食店の経験はありません。
オーナーは、「母の故郷である淡路島に移住したあと、何か島の住民の方のためになることがしたいとずっと思ってた」
成美さんは、「今後の人生をどうするかを考えていた」
そんな二人のそれぞれの思いを″秘伝のタレ″が融合させたのです!!
出会ってから未だ1年というお二人。
その間に、ホルモン店経営を決め、倉庫改修し、成美さんは会社を辞めて移住し、昨年11月3日に『淡路夢ホルモン』をオープンさせたというドラマのような驚きの展開。
お店は株式会社として運営しており、今後は多店舗経営も視野に入れているというご夫妻。成美さんは東京で15年も暮らした経験があり、淡路島のアクセスの良さは認識しています。地元のお客さんはもちろんのこと観光客もターゲットにし、島の魅力と共にプロモーションしていきたいと熱く語ります。
名前のごとく、夢は膨らむばかりのようですね。
お二人の人生を変えた″秘伝のタレ″を貴方もぜひご賞味くださーい。
場所は北淡路の富島で、お店のすぐ近くに海がありサンセットの美しさは抜群です。また、お店の上方には穏やかな棚田風景が広がり、そこから見える海は絶景!
島に長年住んでいる私でも思わず車を止めて、眺め入ってしまうほど。
オーナーが幼い頃、おばあちゃんちに遊び来ていた原風景がずっと心にあり、
「移住するなら、この北淡の地に」
思いが叶い、新たな人生のスタートを切ったお二人に心からエールを送ります!
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『淡路夢ホルモン』
淡路市富島129番地
TEL:0799−70−6808
営業時間:ランチ 11:30〜14:00
ディナー 17:00〜23:00
定休日:木曜日
https://www.facebook.com/awajiyumehoru/