漁師の選んだ魚を出すお店・・・第八戎丸・・・
―だいはちえびすまる―
洲本市本町5丁目1−18
レトロこみちに今年4月15日オープンした「漁師バーガー」の店。
店の暖簾は大漁旗そのもの。
その威勢についついお店をのぞきたくなる気分にかられます。
お店にはいろんな調度品が置かれています。
やはりレトロらしく、懐かしさを感じさせます。
何とも面白い、玉ねぎの形をしたランプシェード。
ついつい写真に収めたくなります。
この暖簾の後ろで、自家製バンズに魚を使ったバーガーを作っているのです。
どんな方か、会うのが楽しみです。
ジャーーーーーン!!
ちょっぴり緊張気味の杉本由美恵さん。
淡路島の五色町鳥飼で漁師をしているご主人と結婚して、今や5人のお子さんのお母さん。
まさしく肝っ玉母さんです。
そんな彼女にいろいろ質問しました。
Q:どうして淡路島に来たのですか?
私は神戸出身なので、当時、沖縄の海の水がきれいで憧れていて、
そこに移住したかったんです。そんな時、主人と知り合って。。。
「淡路島に行ったって同じや!!」
という気持ちになり、淡路島に来たのです。
Q:来てみて想像と違うことがありましたか?
沖縄の海を想像していたので、西浦地域は冬になると西風がかなり強くてびっくり!
Q:なぜ、お魚バーガーを作ろうと思ったのですか?
漁師である主人の獲ってくるさわらの売値が安くて、これではいけないと思ったんです。
こんなに淡路島にはおいしい魚があるのに、なんとか魚をPRしたい。
何かできないものかと女性目線で、このバーガーを考えたのです。
特に主人は生魚が苦手だけど、フライにすれば食べてくれるのです。
ちょうど私がパン作りを習っていて、そのパンと組み合わることを思いついたのです。
でも、試行錯誤で3年かかったのですよ。
このように元気いっぱいに答えてくれました。
まさしく「愛情から生まれたバーガー」で、これがそれです!
今日はさわらのフライ。肉厚な実がもう最高。
ポテト、サラダ、お魚バーガー、ベリージュース。
もうこれだけいただくと、お腹いっぱいに。
他にも、季節によって、キス、サヨリ、鱧もあるそうです。
これまた大漁旗。
この旗がなびくお店。
地域の活性化と淡路島の魚をPRしていこうと考えているおかみさん。
移住者の方とのつながりを持ち、「淡路の人より淡路の人らしい」と思わせるお人柄。
初対面でも、これからの活動を応援したい!と自然に思ってしまいます。
また、魚だけでなく、淡路島のわかめ、玉ねぎ、米などもより多くの人に
知ってもらいたいと考えていると聞いて、うれしくなりました。
またおいしい魚を食べに行きますね。
漁師の魚がおいしいのは当然。でも、杉本さんが作る自家製バンズ、もう最高!!
普通より大きいサイズで、おいしさ満載。
しあわせな気分で暖簾をくぐって帰ってきました。
淡路ちゃんでした。
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第八戎丸―だいはちえびすまる―
🏣656-0025 洲本市本町5丁目1-18
п@ 090-3677-0387
10:00〜14:30 定休日 水曜日・木曜日