場所は東京駅のすぐそばにあるパソナ東京本社ビル。
ビル全体が緑のカーテンに覆われていて、思わず見上げてしまいました。
自然との共生をコンセプトとして、都会にいながらも春夏秋冬を感じられるよう設計されているのだそうです。
さて、入口へ向かいましょう。ちゃんと看板が立っていましたよ。
中に入ると、これまた不思議な光景が広がります。
ビルの1Fエントランスに広がっているのは、何と本物の田んぼ!
自然との共生がコンセプトですからね(笑)。
イベントと並行してお客様の相談に応じるべく、この田んぼを囲む形で各自治体、そしてNPO法人あわじFANクラブの相談ブースが設置されていました。
さらにこの奥にカフェスペースがあり、「ひょうごキッチン」はそちらで開催されました。ちなみに、「ひょうごキッチン」と名が付けられていますが、食べ物のイベントではありません。雑誌等で移住や田舎暮らしの情報発信をしているTURNSと兵庫県がコラボし、兵庫県の様々な地域資源をフルコースで楽しんで頂こうという主旨のトークイベントです。
関係者は事前に集まり、兵庫県そしてTURNSの担当の方と共にイベントの流れを最終確認。
後はお客様をお迎えするばかりです。
「どんな方が来るんだろう?」と興味津々だったのですが、大半が現役世代の方で若い方は20代、中には学生さんも参加されていました。約30名のお客様が席についたところで、いよいよイベント開始です。
時にクイズも交えながら兵庫県全体を紹介した後、各市のプレゼンテーションが始まりました。
今回は東播磨~淡路編ということで、プレゼンを行ったのは明石市、加古川市、高砂市、そして我らが(?)淡路島の淡路市、洲本市、南あわじ市の合計6市。自治体の方が趣向をこらして各地域を紹介されるのですが、私も知らないような情報が盛りだくさんで、個人的にも楽しませて頂きました。
その後はゲストインタビュー。実際の移住者から話を聞く時間です。
淡路島からは地域おこし協力隊として活躍されている方が2名、ITビジネスでフリーで活動されている方が2名、合計4名が参加されていましたが、皆さん元気な方ばかりでした。
東京在住の方がリアルな田舎暮らしの話を聞く機会はあまりないでしょうし、貴重な時間となったのではないでしょうか?
私自身、一口に移住者といっても様々なスタイルがあるのだと気づかされました。地域おこし協力隊、フリーでの活動以外にも、淡路島って明石海峡大橋で本州とつながっているので、大阪、神戸、明石といったエリアへの通勤も可能ですからね。改めていろんな選択肢が考えられる実にユニークな島だと思います。
休憩をはさんでワールドカフェへ。
各自治体の皆さんから頂いた地域の特産品をつまみながら、お客様と移住者が直接コミュニケーションする時間です。仕事の話、住まいの話、家族の話…、おそらく同じ質問でも移住者によって答えは変わるんじゃないかなあ。正直、私も質問して話を聞きたかったくらいです(笑)。
13:00から始まったイベントですが、あっという間に時間は過ぎていきました。
最後は皆で記念撮影。
自治体、移住者、そして地方に関心を持っている東京在住の方々が一同に会する機会はそうはないと思います。
今回のイベントに参加された皆さんの中で、「移住」や「田舎暮らし」に対するイメージが少しでも具体的になり、実際に足を運んで見てみようと思われる方が出てくることを願っています。
(T)