2016年06月11日

淡路島福良の珈琲豆専門店・・・しまこや珈琲

淡路島の南にある福良で、今年4月5日にオープンしたしまこや珈琲。
自家焙煎の珈琲豆専門店として、豆売りがメインの店。
しまこや珈琲の由来は「島の寺子屋」という意味だそうです。
コーヒーを通じて世界のことに興味を持つ、学ぶ場所にしたく命名したとの話。
しかもこの店名は世界に一つだけの商標登録を取得しています。
それほど思い入れがあるということ。
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店の外観は、黒とキャメルのコントラストがおしゃれ。

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店内に入ると広くて、すっきりとした内装とレイアウト。
アイアン(銅)を用いて制作された照明器具が、温かさを感じさせる。
カウンターにもアイアンを使用。素材が活きていて、色が深い。

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店主の長田光平さんは横浜出身。
東京の名店『カフェバッハ』店主・田口護氏指導の下、
焙煎の修業を4年間されたそうです。


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長田さんはQアラビカグレーダー、通称『Qグレーダー』を取得されています。
コーヒー豆鑑定の国際資格で、淡路島では初、彼お一人だけのようですよ。


ここ福良は奥さんの故郷。
おふたりでいろいろな場所を探していたのですが、この場所を見て
店をするならここだ!」と思ったそうです。

長田さんにどんな店にしたいか尋ねてみました。
「コーヒー好きな皆さんの聖地になるような、王道かつ面白いコーヒー豆屋で
ありたい。」
と即座に答えてくれました。

そして、いろんな人と文化的交流することで、
コーヒーのイメージ広げるための活動もしていきたいそうです。

「人との縁を大切に店を作っていきたい。」
と、とても熱く語ってくれました。

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イラストレーターをしていたという店主が描いた、
深煎りブレンド『Oh!!煙島』のロゴ。
ロゴにもこだわることで、味をイメージしやすくしているそうです。

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店の奥に設置されている、『しまこや珈琲』の名入りの焙煎機。
この字体は、書道の師範代を持つ、奥様が書かれたもの。
ここでいつも午前中、豆の選別や焙煎をしているそうです。

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2階スペース、ここは静かに手紙を書く場所。
(※現在は準備中のため、上がれません。)

『コーヒー豆に手紙を添えて、大事な人に想いを贈る空間。』
窓の外に広がる景色、海、煙島を前に想いをしたためて、言葉をつづる。
この席に座っているだけで心が満たされる。
窓の外を見ながら物思いにふける。
ロマンチックな空間になることでしょう。

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コーヒーを入れていただきました。
カップにもこだわりが、、、、ウェッジウッドや、エインズレイ、
大倉陶苑のコーヒーカップなどなど。
色とカップの厚みが絶妙。
ひとくち飲むと口に広がるコーヒーの甘み。
最高の時を楽しむことができました。

私がうかがった日は雨降りの日でした。
店内の美しい照明の明かりと、空間に広がるコーヒーのかおり。
時のたつのを忘れてしまうような静かな時間。
ホッコリとしたコーヒータイムを味わえました。
本当に幸せな時間をありがとうございました。

皆さんもご自分に合うコーヒー豆を、長田さんと一緒に探してみてください。
全ての豆ごとに違う味わいが楽しめます。
きっとお好みのコーヒー豆が見つかると思いますよ。

これからドリップ教室を開催することもあるようです。
楽しみがまた増えますね。
                  淡路ちゃんでした。

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淡路島福良の自家焙煎 しまこや珈琲
営業時間/13:00〜19:00(カップオーダー18:00まで)
定休日 /月・金曜日
🏣656-0503 南あわじ市福良丙356-31
TEL  :090-7228-8862
mail  :shima-koya@live.jp










posted by awajigurashi at 22:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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