我々夫婦が移住先として淡路島を考え始めたのは、
- 都会に比べて不動産価格が安そう
- 本州と橋がつながってるし、田舎生活と都会生活の美味しいトコどりができそう
- そもそも関西出身で、全く知らない土地ではないし
で、今回はそんな我々が毎月楽しみにしている「うずしお朝市」を紹介させて頂こうと思います。
移住して間もない頃に「朝市に行ってみたいなあ」とネットを検索していて見つけたんですが、毎月第4日曜日に福良で開催されます。早速覗いてみましょう。
季節の野菜も売られています。こちらは有名な淡路の新玉ねぎ。甘くて美味しく、一度食べるともう他の玉ねぎには浮気できなくなります。
そして、メインはもちろん海産物です。
新鮮な魚を見ているだけで、何だか楽しくなってくる私…。
が、残念ながら我が家には魚をさばける人がいないため、実際に買ったのは「アジのみりん干し」となりました(笑)。後は朝ご飯代わりに揚げたての天ぷらを購入。
で、これで終わらないのが「うずしお朝市」の面白いところなんですが、月によっては旬の魚をテーマにしたイベントが同時開催されるんです。
今回は「サワラ祭り」。「サワラ」は漢字にすると「鰆」。そう、春を告げる魚ですね。
イベント会場では、プロ、アマ問わず、地元の方が持ち寄った「サワラの味噌漬けコンテスト」が開催されていました。きっと、それぞれの家の味があるんだろうなあ。審査員になりたかった…。
ラストには皆が楽しみにしている振る舞いがあります。
福良のサワラ丼200食をなんと無料で振る舞って頂けるんです。
ええ、もちろん並びましたとも(笑)。アツアツごはんの上にサワラと青じそとネギがのっています。
これまた、ヒジョーに美味かった!
新鮮だからだと思いますが、全く生臭くないですね。
生さわらは元来足がはやいため、漁師町以外ではなかなか食べる機会がなかったそうです。が、淡路の食文化を多くの方に味わって頂こうと「淡路島の漁師飯」として商品化。サワラ漁は11月末まで行われ、今では島内の飲食店でも食べられるみたいなので、もし機会がありましたら試してみて下さい。
淡路の食文化、福良の豊かな海、そして島の方々のホスピタリティ…。
うずしお朝市に来るといつもなんですが、何だか温かい心で帰路についたのでした。
(T)