2016年04月03日

皆で洲本の町を歩いてきました:SUMOTTO移住応援ウォーク&相談会

皆さん、はじめまして。Tと申します。
今月からあわじ暮らし総合相談窓口のブログを書かせて頂くことになりました。
2014年12月に東京から淡路島に移住してきたのですが、実際に1年余りという時間を島で過ごし、今や淡路島の魅力にすっかりハマっております。
ブログという形で少しずつ紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

さて、今回は洲本のご紹介。
先日開催された街歩きイベント「SUMOTTO移住応援ウォーク&相談会」に同行し、
  • 神戸、大阪在住で現在移住を検討されている方々
  • 洲本市の行政関係者
  • 淡路島への移住者
といったメンバーで洲本の街を歩いてきました。

島外の方々と合流したのは洲本バスセンターです。

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淡路島の大きな特徴は、何といっても本州と明石海峡大橋でつながっていることだと思います。
私自身、神戸や東京にちょくちょく出かけるのですが、本当に便利。
洲本バスセンターはその交通の要所ともいうべきスポットで、阪神方面や島内各地へのバスが数多く発着し、すぐそばにはコンビニやスーパーマーケットもあります。

さて、我々スタッフも全員合流し、街歩きスタートです。

歩き始めるとすぐに立派な建物が現れました。淡路医療センターです。

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淡路島の中核病院で、洲本バスセンターからわずか徒歩1分。
この立地の良さは、患者さんにとってもご家族の方にとっても魅力的なのではないでしょうか。
2013年5月に現在の場所に移転されたばかりの県立病院で、設備は新しく、災害対策にも配慮され、屋上にはヘリポートまであります。

バスセンター周辺は文化施設も充実していて、文化ホール/体育館/会議室などが一体となった洲本市文化体育館、そして洲本図書館があります。

ここでは、参加者の皆さんからの評価がとても高かった洲本図書館をご紹介しましょう。
明治時代、洲本にはカネボウの紡績工場があり、近代化が急速に進んだといいます。
昭和になって工場が閉鎖された後、その赤レンガ建築はレストランや図書館として再生しました。
下の写真はアルチザンスクエアと呼ばれる商業施設で、洲本図書館はすぐ隣にあります。

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図書館の館長さんが直接丁寧に説明して下さいました。

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何でもNIKKEIプラス1で「西日本で一度は行ってみたい図書館ランキング」の第3位に選ばれたこともあるのだとか。
蔵書数は21万冊、うち6万冊が児童向け。児童向けの書籍が充実しているのもこの図書館の特徴です。

内部も案内してもらったのですが、中から見る赤レンガの景観も美しいですし、児童コーナーの一角には「おはなしの部屋」と名付けられたプライベートルームまでありました。これなら子どもも親も充実した時間を過ごせるでしょう。
実際、参加者の方からも「素敵!」「素晴らしい!!」といった声が上がっていました。
この図書館、実は私も愛用しています。

飲食店が集まった「御食国」、ショッピングセンター「イオン洲本店」、子供も安心して遊べる「洲本市民広場」と歩みを進めるうちに、参加者の方々もこのコンパクトにまとまった街の魅力に気付かれたようです。
「私、淡路っていったら何もない田舎やと思ってた。見直したわ~。」
という声が聞こえたので、
「聞こえてますよー!!」
と言っておきました(笑)。

昼食はコモード56という商店街にある「まどみ」さんで。
参加者の皆さんと一緒に淡路島の美味しい食材を満喫です。「食」も淡路島の大きな魅力なんです!
この商店街、新陳代謝が進んでいるとして現在注目を集めているのだそうです。
確かに私が移住してきた頃に比べてきれいに整備され、活気が出てきているような…。

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商店街から少し脇にそれた所にはレトロこみちがあります。

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使われなくなった家屋の一階部分と内部をきれいにリフォームし、「飲食店などにチャレンジしたい」という若者を誘致しています。
定期的に「レトロなまち歩き」イベントが開催され、来場者はのべ10,000人を越えたとか。

次に訪れたのが旧益習館庭園

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徳島藩筆頭家老の稲田氏によって築かれた庭園で、所々に配置された大きな石が特徴的です。
私自身今回はじめて知った場所です。こんな所に武家庭園があったとは…。
最近県の名勝に指定されたので、これから注目を集めていくかもしれません。

さて、街歩きも終わりに近づいてきました。大浜公園です。

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海ってやっぱり気持ちがいい!
街からすぐ歩ける距離にこれだけの美しい砂浜があります。水もキレイですしね。
もちろん夏は海水浴場として賑わいますし、淡路島祭りというお祭りがあり、阿波踊りや花火も楽しめるんですよ。

ここからはバスに乗り、洲本城のある三熊山へ上がって、洲本の街並を上から眺めました。

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お天気にも恵まれ、最高の景色です。
今日歩いてきたコースを確認したり、遠くに見える神戸の街を探したり、参加者の皆さんが歩き疲れも忘れ、思い思いに楽しまれているのが印象的でした。
反対側にある展望スポットからは淡路島の里山や周辺の島々が一望でき、これまた絶景でした。

このイベントの最後は移住相談会。場所は農カフェ八十八屋さんです。
古民家を改装したおしゃれなカフェで、これまた私が常日頃お世話になっているお店です。
NPO法人あわじFANクラブの活動拠点でもあり、隣には淡路暮らし支援施設「宙」があります。

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美味しいケーキとコーヒーを頂きながら、ざっくばらんに行政マンや移住者が参加者一人一人の感想を伺ったり、疑問にお答えする時間となりました。

  • 街中を実際に歩いてみて、車がなくても生活できそうだと感じた
  • 病院、スーパー、飲食店、文化施設がコンパクトにまとまっていて住みやすそう
  • 実際に条件に合う物件があるか、不動産屋さんに相談してみたい

参加者の皆様が今回のイベントをポジティブにとらえておられたようで一安心。
そして、移住先に求めておられる暮らしのイメージは十人十色でした。
リタイア後の終の棲家を求めての移住であったり、お子様の活躍の場も含めての移住であったり、ビジネスチャンスを見つけた上で仕事もセットにしての移住であったり。

今回の街歩きをキッカケとして、参加者の皆さん一人一人に、洲本市そして淡路島との接点が見つかることを祈っています。
そして、いつかどこかでお会いしましょう!

それにしても…。
私自身が淡路島への移住を考え始め、あわじFANクラブに移住相談に伺ったのが2013年4月。
あれから3年足らずですが、まさか自分が同じ場所で、島外の方々の移住相談を伺っているとは思いませんでした。随分立場が変わったものです(笑)。

(T)

posted by awajigurashi at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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