世界に誇る肉牛の芸術品≪たじま牛≫の故里は、淡路島だと知っていますか??
なんと淡路島で兵庫県内の6割を飼育しているのです!
つまり ≪たじま牛≫ は、じつは ≪あわじ牛≫ なのであります。
そんな一大生産地である淡路島酪農の魅力を発見しようとモニターツアーが実施されました。
*学び1:飼育体験*
繁殖農家さんを訪問し、現場見学と飼育の現状を伺う。
洲本市池田の樋口博美さんが、素敵な笑顔で対応してくださいました〜
樋口さんのところでは、夫婦お二人で母牛21頭を飼育しています。
餌やりから、牛舎のお掃除まで、それは想像以上の労働でしょう・・・。
母牛が21頭もいれば、お産の立会いだけでも大変なはず。
それでも、「子牛が生まれる時は、毎回感動する!」との事。
この子は昨晩生まれたばかり。体重は28sあります。
こだわりの飼料で10ヶ月ほど育て、市場に出すときは約700sにもなります。
牛さんの角を布で縛っているのは、良い格好の角にするため。
品が良くなり、子牛せり市で高値になる要素の一つなのだとか・・・
参加者が実際に牛に触れ、ブラッシングを体験してみましたよ〜
「え〜〜 意外と毛が柔らかい!!」
*学び2:市場見学*
家畜市場で市場状況を知る。
淡路市塩田新島にある淡路家畜市場を見学しました〜
この日は、456頭もの牛さんがセリに参加していました。
手際良く、体重・体高が測られセリ会場へと進んでいく様子は圧巻です!
さてさて、セリの現場初体験ですよ〜〜
牛さんが狭い舞台を一回りしている間、瞬時に電光掲示版に価格と買手番号が表示されるのです。
もう、素人には何がなにやら分かりませ〜ん!
100万円もする子牛が売れていく現場を目の当たりにし、唖然としました。
BSEや口蹄疫騒動の時は30万円まで下落していた価格が、最近急に高騰しているのです。
生産者のお話では、高すぎるのも良くないとか・・・
このセリに出ている黒毛和素牛が、但馬牛・松阪牛・近江牛・神戸ビーフのルーツなのです!
*学び3:食の体験*
淡路ビーフの美味しさを知る。
可愛い牛さんを見た後に残酷ではありますが・・・本日一番のお楽しみ〜〜
洲本市五色町鮎原にある、チューリップハウス農園レストラン「夢蔵」さんで試食タイム。
趣のある古民家が素敵なレストランになっています。
このツアーでは、玉ねぎドレッシング作りの体験もしました。
農園で採れた新鮮な野菜に自作のドレッシングを食べていただきます〜〜
最後にお待ちかねの淡路ビーフ登場でーす!!
輸入牛肉との食べ比べをしました〜〜
食感もお味も全く違います。
淡路ビーフは、柔らかく舌触りの良い上品な甘みがあり旨味が口の中にじゅわーと広がります!
この美味しい淡路ビーフは、定められた認定基準を満たすもののみ称号を得ることが出来ます。
肉質が充実して最も美味しくなる28ヶ月令〜32ヶ月令まで肥育された、サシ(霜降り肉)入りが最高級のお肉なのです。
ツアー担当者いわく、
「淡路島内で淡路ビーフを買うと産地価格で大変お得です!!」
ぜひ、あなたも淡路島でほんまもんをゲットしてくださいね〜〜
今回も最後までお読みくださり、有難うございました。
では、良いお年をお迎えください
(yoko)