2015年10月17日

日本ミツバチから採取した‘黄金のはちみつ’淡路島の特産品にな〜れ!

10月4日に開催された「上灘はちみつ収穫&試食会」の様子を報告します。

日本ミツバチの巣箱を置きたいなぁってずっと憧れてはいたけれど、
刺されたら怖いなぁ・・・
手入れ&管理って大変なんでは?
採取した後の処理ってどうするんだろう?

な〜んて考えてばかりで、行動に移さずにいる私にとっては絶好のチャンス。
わくわくしながら(内心ドキドキ)参加してきました!

居住人口3人という超限界集落である上灘地域の森の中に巣箱はあります。

まずは、急な石段を登るところから・・・

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自生したというエゴマの見事な群生の中に巣箱が!

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この巣箱を設置したのは「上灘里山里海再生委員会」の皆さん。

淡路島の南端にある集落で、里山、里海を復活させる方法を模索し、
地元有志をはじめ、多くの方の支援を受け、再生へ向けて歩きだしている団体です。

もともと段々畑だったのにすっかり山と化した場所を伐採し、今春に巣箱を置いたのです。

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(1年前の伐採イベントの様子)


さてさて、巣箱の蓋を開けてみると〜〜 「うわー凄い!」と歓声が上がる!

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ハチに刺されるのでは? と思っていたけれど・・・全く大丈夫。
日本ミツバチは西洋ミツバチに比べると、おとなしい性質だということですよ。

手で払ったり動かしたりすると、攻撃とみなして刺しにくる場合があるので
とにかく、じっと見守るのが得策です。

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日本ミツバチは、深山の花木で地味な花を咲かせる樹木の蜜源を好むそうで、ピッタリの場所。
ハチの行動範囲は1km位といわれ、まさに゛限界集落に住むミツバチ゛

この時期に咲いているのは、イタドリの小さい花・・・

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エゴマの花も、これまた地味だわ・・・

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採取したはちみつの濾過は、旧上灘小学校の集会所で行いました。

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講師は、ウィラー スティーブンさん。
はちみつの摩訶不思議な世界を分かりやすく教えてくださいました。

春に巣箱を置いて、蜜蝋を塗り、分蜂(巣別れ)してくるハチを入れます。
この時期になると「キンリョウヘン」という日本ミツバチだけを誘引する蘭の花が咲くそうですよ。

働きバチは生まれたら、まず巣箱のお掃除をする、次に女王蜂のお掃除、
そして成長したら、やっと外に出れる。
といっても蜜を採るため働くわけですが・・・。

ミツバチの口の中で花蜜がブドウ糖及び果糖に分解され、それを吐き出して巣の中へ。
その時は、まだ糖度が30〜40度なので、羽で一生懸命乾かして75度以上にするんですって!

ミツバチさんの大切な黄金の蜜を私たちは、有難く横取りしているのかも(^_^;)

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花の替わりに砂糖蜜を与えると量が多く取れる → 香りがなくただ甘いだけ。

その場で、濾過したばかりの純粋なはちみつと市販品のはちみつを食べ比べ!

純粋なはちみつの 美味しさ まろやかさ 柔らかな香り が際立ちました〜

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秋に採取したものは、少し色が濃くなるそうです。

当然の事ですが、はちみつはミツバチの大切な食べ物。
冬を越すために必要な量は必ず巣箱に残して採取するのが鉄則ですぞ!

この貴重で美味しいはちみつ、
商品化を目指しているそうなので乞うご期待(^o^)/ (yoko)         

参加者の方が動画をUPしてくださいました! リンク先をクリックしてご覧ください。
             


12月3日 『炭焼きイベント』 開催
ウバメガシの木を手作りの炭焼き窯で焼きます。
朝6時〜夕方の5時まで作業は続くので、好きな時間に参加OK。
興味のある方は下記までご連絡ください。

事務局 担当:延原直樹
TEL・FAX 0799-29-0345
E-mail naoki@kaminada.org




posted by awajigurashi at 13:44| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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