暑かった今年の夏もお盆を過ぎ、朝夕の涼しい風に小さな秋を感じる今日この頃。
淡路島へ昨年の夏にお一人で移り住み、シニアライフを満喫している男性に密着レポート!
2地域居住で京都の山間には大きなお屋敷と愛妻を残しています。
定年後、ジャイカのシニアボランティアとして9年間海外で活動。
残りの人生は、自分の好きな事をしたいと、単身で淡路島入り。
セカンドハウスとして彼がこだわったのは「海」が見える物件。
洲本市サントピアマリーナのリゾートマンションにタイミングよく賃貸物件があり即決!
毎朝、約1時間半のウォーキングが日課ということで、6時から取材スタート。
彼のマンションの裏には三熊山があり、まずは「山の香り」を楽しみます。
軽やかに歩き、出会う人も常連さんたちで「おはよう〜」と笑顔で挨拶を交わす。
この日は、うす曇で、同行する私は大助かり(笑)
猛暑でも、この日課に変更は無く毎日続けたという75歳に脱帽です。
東の丸まで登ったところで、海を眺めながらストレッチ〜〜
これは健康寿命が伸びるわーー!!
ここから少し上がると、朝日を浴びる洲本城の模擬天守閣が・・・
ラジオ体操を終えた地元のシニア世代とも言葉を掛け合い、お互いの健康を確認。
展望台からの眺めは本当に美しい。
海・山・町が一望でき、「島暮らしバンザイ!」って思わず叫んでしまうほど・・・。
疲れが一気にとれ、ウォーキング後半へ突入。
森を下り、大浜海岸へと「海の香り」を楽しみに向かいます。
そして彼が愛称を命名した「洲本シーサイドスカイウォーク」から海を眺めてご満悦。
これは大浜海岸から彼の住むマンションへと続く1.15kmの歩道で、約7年間かけて拡幅工事が行われたものです。
今年の春に開通し、公募された愛称にも採択され、正しく彼の移住を待っていたかのようなタイミング。
「海辺に続く天空の歩道から見渡す景色に心が癒される。特に情感漂う雲が好き!」
確かにすっかり秋の雲に変わって、どこかもの悲しささえ感じます・・・
約6kmのウォーキングを終えると、マンションに戻り、シャワーを浴びてから朝食。
シニアの一人暮らしは、シンプルで機能的な空間です。
現役時代は家事を全くしなかったという彼。
掃除は、夫人が綺麗好きだったから、整理整頓が当たり前に。←彼曰く「妻に感謝している」
料理は、レシピ本を見て、自分でも作れそうなものからレパートリーを増やしているらしい。
今年の夏は、夫人・娘親子・友人とたくさんのお客様をこの部屋に迎えたそうですが、
彼の一人暮らしに全ての人が、『合格点』を出しました!
早朝から2時間近くも歩くと運動不足の私は、すっかり眠くなったのですが、彼は違います。
「では、約1時間泳いでくるからね〜〜」と、この元気な笑顔。
市民プールで、ウォーキング500m、ビート版500m、自由型で500mですって(@_@。
これでやっと午前中が終わり、少し遅めのランチを新しく出来たイタリアンのお店で仲間と会食。
その後は、移住して直ぐに入会した地元のNPO法人あわじFANクラブの活動拠点へ。
都市・農村交流施設として活用している庭の除草をメンバーと一緒に・・・この体力に2度目の脱帽!
第3の人生でも、やはり地域貢献をしたいとの思いがあり、積極的に色々な事に取り組んでいます。
さすがに日中はまだ暑いので、草引きは早めに切り上げ、
古民家をリノベーションしたカフェ八十八屋(都市・農村交流施設内)で、活動の打ち合わせ&世間話。
充実のシニアライフを送る彼に、田舎暮らしの感想を聞いてみると・・・
「活動を共にする仲間と出会えたことが大きい。
常に自分を見ていてくれる人がいるという安心感。
相談できる人が身近にいるという事が何より嬉しい。」
やっぱり、人との繋がりが田舎暮らし成功の秘訣のようですね!
とはいえ、なかなかその一歩が踏み出せないのが世の常。
そんなあなたのために、今月末より、彼もメンバーとして関わる下記イベントが始まります。
まずは、田舎とのご縁を紡いでみませんか?? (YOKO)
「あなたの淡路暮らしを本気で応援します」1泊2日ツアー
詳しくは⇒ こちら