淡路島の北部に位置する複合施設、東浦サンシャインホール。その玄関を入った途端にコーヒーの香りが広がります。その先には「わいわいサンリッチ」・・・ひまわり作業所の仲間がお客様を明るく迎えます。
身体や知的の障がいを持つメンバーたちが利用する「ひまわり作業所」では、利用者数が増えたことや、市から「サンシャインホールで喫茶店をしませんか。」という話をもらったことから、2003年に第2の「ひまわり作業所」して「わいわいサンリッチ」をオープンしました。以来、地元の人たちと障がいを持つ人たちのふれあいの場所として人気を集めています。
オープンしてから12年が経ちました。オープンまでにメンバーがコーヒーの淹れ方をはじめ、接客や会計の方法までたくさんのことを訓練し覚えました。
12名のメンバーたちが交代で、普段は2人ずつ店に入り接客や調理に励みます。
ひまわりの職員さんのアイディアで作られた写真入りのマニュアルに従って調理、メキメキ腕も上げています。
今では職員さんの手を借りることなくご自慢のコーヒーはもちろんのこと、カレーライスやそば飯、チャーハンなども軽食も提供しています。
また、コーヒーの出張サービスとして、「カーネーションホーム」や「ほほえみ」といった高齢者施設や身体養護施設「フローラ北淡」、東浦総合事務所などに出向き、丁寧においしいコーヒーを淹れ、地元のおじいさんやおばあさん、多くの人に喜んでもらっています。
「障がいを持つメンバーたちは支援を受けることが多いけど、ここではお客さんに『ありがとう!』といってもらえる。」と職員さんが言う通り、「サンリッチ」は障がいを持つメンバーが主役となってがんばれる場となっています。
サンシャインホールでのコンサートや図書館の帰りに、または「ほっこりしたい!」という方は、ぜひ「わいわいサンリッチ」に立ち寄ってみてくださいね。メンバーさんの笑顔とコーヒーの香りが迎えてくれますよ! (ume)
わいわいサンリッチのHP
http://www.hm.h555.net/~sunrich/
東浦サンシャインホールのHP
http://www.sunshine-hall.com/index.html