洲本市街地と小路谷の洲本温泉街を結ぶ県道洲本灘賀集線は海岸に切り立った崖沿いの道で、歩行者や自転車の安全確保が長年の課題でした。
兵庫県は平成20年度から拡幅工事に取り掛かりましたが、一帯は瀬戸内海国立公園区域内にあり、山肌を削ることができないため、鉄骨を建て、海上にせり出す形で幅員約10m、2車線歩道分離とし、およそ30億円をかけた工事がこのほど完了。
開通記念式典が21日に執り行われました。
開通に先立ち、海上にせり出した歩道=散策路の愛称が募集され、昨年洲本市へ移住して来られた小路谷在住の吉川晴喜さんの「洲本シーサイドスカイウォーク」が採用されました。
右側で綱を持っておられるのが吉川さん、左は竹内洲本市長
銘板の前で吉川さん
因みに、吉川さんはあわじ暮らし総合相談窓口を通じて、洲本に移り住んでこられ、
「上灘里山・里海再生プロジェクト」など様々な活動にも参加しておられます。
神戸新聞記事