婚約者が田舎暮らしを希望しているため、
淡路島で就農ができないかとの電話相談がありました。
通常、農業に関してはひょうご就農支援センターや兵庫楽農生活センターが窓口。
しかし、青年は農業経験がゼロだということ。
それではどの窓口にかけても相手にしてくれない可能性大。
「まずは、自分が農業に対して適性があるのかどうかの判断をしてからにしてはどうですか?
本気で考えているのであれば、援農体験という形での受け入れを農家さんにお願いしてみますよ」
と、アドバイス。
農業を甘く考えてはいけないのです。
こちらもその人の人生がかかっているので、中途半端な誘導はできません。
本当に農業をやる気があるかどうかを見極めないといけないのです。
数週間して、彼は、勤めている飲食店を5日間も休んで淡路島入りしてきたのです。
それも梅雨明けしたばかりで、一番暑い季節に・・・。
第1日目は、基本の基本で、鍬を使った除草。草刈機の操縦を体験。
草刈機は、燃料の取り扱いから説明します。
暑い時期、外に燃料缶を置いていると膨張しています。
一気に空けると爆発の危険があるのです!
まずは息抜きをする感じで「シュー」という音を確認するのが肝心なのです。
「暑さには慣れているけど、筋肉痛ですーー」
草刈機は見た目よりも腕の筋肉が必要ですし、鍬仕事は腰が痛くなります。
2日目は、南あわじ市の小林農園へ。
淡路島といえば、やっぱり『たまねぎ』
選果機にかけ、ダンボール詰めする作業を体験。
機械にかけると泥や荒皮が取れて綺麗になります〜
小林さんも神戸から移住した先輩です。
お忙しい中、若者を快く受け入れ指導してくだいました。
この汚れた玉ねぎが・・・
こんなに綺麗になるんです!
援農体験3〜4日目ーー!
淡路島の風物詩でもある「玉ねぎ小屋」で
吊るして美味しさを増した玉ねぎの出荷作業の体験!
小林農園ベテランパートさんに優しく教えてもらいました(^^)v
援農体験5日目ーー!!
早朝6時30分からオクラの収穫です。
2年前に移住し淡路島希望食品有限会社を設立した迫田さんの2525ファームで、
今春大卒後に就農したばかりの青山さんに指導を受けました。
オクラは6月末から9月までが収穫期。
一日になんと約4cmも伸びるそうで、毎日収穫が原則。
雨が降っても休めないということなんですよ・・・
早朝からでも蚊がいっぱいで蚊取り線香の腰巻〜〜
迫田社長いわく、
「個人で就農するには1千万円の資金がやはり必要でしょう・・・」
「あわじ暮らし成功に向けた八ヶ条」
思いつきだけでは出来ない農業。
始めた限りは本気でやりきらなければ、地域の農家さんに迷惑をかけることにもなるのです。
今回の援農では、タイプの違う農家さんにお世話になりました。
小林さんは、すでに一定の収益を上げており、4人の子どもさんがいます。
安定的な農業を目指すという意味を感じてもらいたいからお願いしました。
迫田さんは、まだ経営的に安定せずこれからが勝負という若手で未婚です。
同世代でもあり、将来への展望と夢を持つことの大切さも必要だからお願いしました。
小林農園紹介記事はこちら
迫田さん紹介記事はこちら
5日間の体験をしての感触は、
「体力的には大丈夫かなと感じたので、もっと農業のことを勉強したり、知りたくなりました」
次回は、市の農政課や改良普及所を訪問し、詳しい話を聞くつもりだということです。
しっかりと自分で判断し、人生の進路を決めてもらいたいと願います

