観光トップシーズンを向かえ、7月7日からリニューアルしています
沼島は兵庫県最南端にある離島(南あわじ市)で、人口約500人の漁業中心の小さな島。
オープン時の記事はこちら
スタッフである地域おこし協力隊員の大原さん(左)と安藤さんに話を聞きました。
オープン時は2名だったスタッフも、3名の隊員が加わり充実してきたというわけです。
地域おこし協力隊は、総務省の事業で、都市住民など地域外の人材を
地域社会の新たな担い手として受け入れ、地域力の維持・強化を図るものです。
5名とも、他県から移り住んだ若者たちなんですよ。
リニューアルその@
カフェメニューが増えました
これまでのコーヒーとあげまんじゅうに加えて、
ホットサンド(ハムチーズ・ツナ)、アイスクリーム、レモネードを提供。
現在進行形でドリンクメニュー開発中ということなので期待大ですぞ
古民家を活用した施設でくつろぎながら、情報収集ができます。
雑貨や地元商品の物販コーナーがあり、地元中学生作製の可愛いビーチコーミングオブジェも
リニューアルそのA
研修施設ができました!
梁や昔ながらの家具が、懐かしくもあり斬新でもある空間に仕上がりました
この場所で様々な研修プログラムを展開していくと大原さんは意気込んでいます。
1日〜長期にわたるものまで、利用する人の希望に合わせた内容にするそうです。
沼島をフィールドとした体験型にしたいと考えていますよ。
例えば、漁に出る→魚を獲る→魚をさばく→調理して食べる→未来について語り合う・・・
単なる観光だけではなく、沼島を少しでも深く知ってもらい都会でフィードバックしてほしい・・・
若者を受け入れ、将来展望の一つに沼島への移住という選択肢を加えてもらえれば・・・
夏休みを利用していつもとは違う体験をしたいと思っている方は、ぜひご利用ください。
大原さんが、親切丁寧に相談に乗ってくれますよ
もう一つ、大原さんが取り組んでいるものは『塩』
国生み神話の象徴とも称される「上立神岩」が屹立する海の水を汲んできて製造しています。
汲んだ海水を担いで山道を運び、24時間炊き、八幡神社で天日干しするという逸品。
まさしく『清めの塩』にしようと試作中なのであります
さてさて、夏の沼島といえば、何といっても鱧(ハモ)が有名ですよね!
料理旅館木村屋さんでは、連日島外からのお客さんで満杯だとか・・・
お昼に鱧を食べて、とんぼ返りする人も多いようですが、それはもったいない
少し散策すると「何コレ!」というものが、あちらこちらにあります。
「手押しぐるま」
沼島では各家庭に1台!といっても過言でないほど生活に欠かせないアイテムです。
「沼島庭園(伊藤邸の庭」は、県下で最古の室町時代の作庭です。
沼島の特徴である緑色片岩を利用した石組の庭で、その存在感に圧倒されます。
そして、ここにも「何コレ!」が・・・
カニの庭かと思うほど、池からも岩からも草木の間からも出てくるぅ
沼島の魅力をあげるときりがありませんので、「夏にはコレ!」で最後にします。
「おのころクルーズ」という漁船で島をまわるという他ではないクルーズです
漁船のため事前に予約が必要。天候や都合により運行できない場合がありますので、ご了承ください。
お問い合わせは「吉甚」まで
沼島総合観光案内所 吉甚〜よしじん〜
7〜8月は基本的に毎日営業(9:30〜16:00)
TEL:0799−57−0777