2013年12月13日

公共交通がない里山に住民手づくりのコミバスが走るバス

〜淡路地域プラットホーム形成事業〜
里山地域の交流会【里山地域の未来を考える】をテーマに
過疎高齢化の交通問題を含めた4団体の事例発表と、
島内各地より参加した島内50名の方々が交流をしながら、意見交換が活発に行なわれました。

開催場所は、淡路市黒谷で今年5月にオープンしたばかりの「五斗長垣内遺跡活動拠点施設」

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玄関に並ぶ椅子が、弥生時代に誘うかのごとく出迎えてくれます・・・

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「五斗長垣内遺跡」は弥生時代後期の国内最大規模の鉄器製造群落遺跡で、
淡路島の西側海岸線から三キロの丘陵地にあり、東西五百メートル、南北百メートル。
弥生時代後期・1世紀ごろのおよそ100年間にわたり存在したと考えられているんですって目

遺跡には竪穴式住居や鍛冶工房などが復元されています。

五斗(ごっさ)の地域住民が復元した竪穴式住居。

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復元された鍛冶工房の中では、実際に鉄器作り体験も行うそうですよ。

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この地域は眼下に播磨灘を望む丘陵地に位置しているため
瀬戸内海に浮かぶ家島群島や播磨地域も見渡すことが出来るそうなんですが、
この日は、残念ながらお天気が悪く…

気を取り直して、拠点施設の中へ入っていくと…なんだか良い香りが

調理室で、淡路市地域おこし協力隊員が「お焼き」を作っているではありませんかー(長音記号2)

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この「お焼き」は、五斗長まちづくり協議会女性部が、
地元で採れた野菜や古代米を使って商品化に取り組んでいるもので、
施設内に来年3月開業予定のカフェで提供するそうですよるんるん

この日は、ピリッと辛いカレーの風味が効いた具材が入った「お焼き」を試食。

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写真はマズイですがあせあせ(飛び散る汗)、外がカリッとして中がモッチモチで美味しかったかわいい

事例発表とワークショップは、開放的な多目的ホールで行われました。

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仲野孝夫さんが発表された『住民参加によるコミバス運行(長沢地区)』が特に印象に残りました!

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長沢地区は6集落で形成されており、甲子園球場が150個も入る広さ!
なのに、100世帯、人口257名、高齢化率45%で、
保育園の廃園、小学校の閉校、無店舗、無医村、公共交通機関がない。

そこで、「不便・不自由・不安を解消し、人をつなぐ、生活をつなぐ」ために
地域住民が一致団結し、コミバスの運行を始めたのでありますパンチ

≪これぞ長沢の宝物≫
◎公共交通がない里山に住民手づくりのコミバスが走る
◎運営管理には全戸が年間1万円を出資している
◎スクールバスとして利用する子どもたちもいる
◎車内は情報交換、ゆるやかな見守り、三世代交流の場となっている
◎バスを利用する事により、CO2の削減、経費の削減になる。
(バスの存続にも寄与する)

車内は情報のプラットフォームになり
運転手さんも話の輪に入り、話が弾みすぎて降下場所を通り過ぎることもあるとかふらふら
また、マイカーに比べて座席が高いので景色の良さを再認識する人も多いそうですよ揺れるハート

毎日が自家用中心でバスを利用する事など考えない現役世代の私・・・
アドバイザーであるNPO法人ひょうご・まち・くらし研究所、山口先生の言葉が心に残りました…

「みんなが利用しないから生活に必要な地域資源がなくなる
 自分で何を残したいか、何が必要であるかを考えて生活しないと将来困ることになる」

高齢化や交通弱者の問題は、何も里山地域だけの課題ではありません。
皆さんも今一度立ち止まり、自分の将来のライフスタイルを考えてみませんかexclamation





posted by awajigurashi at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント報告 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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