今回は自称「ナチュラルアーティスト梨花(りぃふぁ)」がその魅力を紹介します♪
山紅葉のきれいな道を歩いていると、木々の間や上からビヨヨ〜ン!と伸びてきている「ヤツ」を発見・・・・それは蔓!探せば年中ありますが、やはり秋に背の高い木から伸びてきている「ソイツ」が一番魅力的。
フジヅル、カズラ、サンキライなどたくさんあるようですが、なんでも来いなのが私流。
とりあえず手の届くそいつをなるべく長く引っ張って、生け花用はさみなどでブチっと切って頂戴します。
くるくる編むように巻いて端っこを間に突っ込んだら、こんな感じにまとまります。よし、よし。
いずれは枯れてしまうのですが、緑の蔓を巻くとしはらくは鮮やかに・・・
そして枯れて茶色くなっても別の味わいが出るのが不思議。
お次はリースにくっ付ける素材。やはりこの時期、山の木が気になって仕方ないのは私だけでしょうか?
♪あの〜木、何の木?気になる木・・・と近づいてみると、いい感じの実がなっているではないでしょうか! 田舎の山道なら気兼ねなく「ちょっといただき!」ってこともできますよね。(やってます^^;)
山だけでなく、家の庭にあるもの、機会があれば街路樹の実なんかもこっそり戴くと、かなりの充実。
生物が苦手で植物名はほとんど不明ですが、赤に紫、緑、黒・・・と色とりどり。

綿の実、ツバキの実、カラスの櫛や柿のヘタだって素材になっちゃいます!
どんぐりや赤唐辛子には透明のマニキュアを塗ると持ちと輝きがよくなります。
実によっては変色するので、事前の実験をお勧めします。(う〜ん、なんだか学術的!)
麻ひも、針金などのお助けグッズもちょっと使って、バランスやくっつきの良い位置や角度を考えながら、
枝をリースにはさんだり、木工用ボンドをたっぷり使ったりして素材を引っ付けていきます。
小さい実にはやさしく対応。つまようじが役立ちます。
細かいけれど、こういう作業って心が癒されるんですよ〜♪(え、面倒くさい?)
出来上がった時の達成感とそれをプレゼントして喜んでもらえた時のうれしさ・・・
それがあって毎年この手が騒ぐのかも知れません。
暖かい日を見つけて、みなさんもやってみませんか
