今春に東京からUターンした若き夫婦がカフェをオープンさせています。
外観は、普通の民家ですが・・・
中に入ると、大正ロマンを感じさせる特別な空間が広がります・・・
畳敷きだった和室を、業者に任せず全て自分たちで改修しました。
もちろん畳だけではなく、壁だって張り替えています・・・
床の間に飾ってある絵も自作です・・・
こだわりの空間を約2ヶ月という短期間で仕上げたというから驚き!
寝る時間も惜しんでの作業で、店主の延原直樹さんは体重が8sも減ったそうですよ。
ご夫婦は、交際当初から「いずれは、カフェを開きたい!」という同じ夢を追いかけてきました。
それぞれが神戸の飲食店等で勤務し勉強を重ねると共に
コーヒーの自家焙煎は早くから手がけ、副業として販売もしてきました。
縁があって東京で会社員をすることになったものの
2人の夢は消えることなく、都会のカフェ巡りをしセンスを磨いていたようです。
外に出て、改めて感じる淡路島の自然の素晴らしさ、
人情や人の繋がりの深さ、そして何より、食材の豊かさ!
「やっぱり、淡路島に帰って夢を実現させたい!!」
スタートに立ったばかりの2人・・・初々しい笑顔・・・
農家と都会をつなぐ店にしたという思いがイッパイのランチメニュー。
地元農家の野菜メインにコース仕立てで出てくる「八十八屋ランチ」を食べてみました!
前菜3種も、盛り付けにこだわってて、食べるのがもったいないくらい・・・
あわじ花山水の原木しいたけは、炙り焼きで出てきます・・・
淡路島西洋野菜園の新鮮な野菜は、オシャレなサラダプレートに・・・
そして美味しさで定評のある鮎原米は、一人づつ釜炊きで出てくるから驚き・・・
店名の「八十八」は「米」の字にちなんでいるから、ご飯は炊き立てにトコトンこだわり!!
縁側の窓からは、紅葉が始まったお庭が一望でき、ゆったりとした時間が流れます・・・
スイーツも地元産の野菜にこだわります!
卵は、もちろん北坂たまご!!
「あわじ紅のタルト」 「ほうれん草のシフォン」 「たまねぎのガトーショコラ」
これからも季節に合わせて野菜スイーツを創作していくということなので楽しみですね〜
ドリンク類もコーヒーの種類が豊富だし、カフェラテも一杯あって何を注文するか迷っちゃいますぅ・・
店内にはマルシェもあり、野菜や加工品、雑貨販売もしています。
「淡路島の野菜の美味しさを知ってもらい、
農家と島内の人、都会の人をつなげる店にしたい」
2人の思いは尽きないようで、若き夫婦の今後に期待しましょう
「農Cafe 八十八屋」
洲本市中川原町中川原92-1
営業時間:午前11時〜午後6時
(ご予約制で夜の営業も可)
定休日:木曜日
TEL:0799−25−8086