2012年11月04日

国生み神話の島「沼島」半周ハイキング!

昨日、素晴らしいお天気に恵まれて「沼島」を歩いてきました。

神話の世界では、日本国を創るために出来た最初の島と言われています。
南あわじ市に属する漁業が中心のちいさな島で、人口は現在約500人程。
過去にテレビ番組『沼島の春』と題したお見合い企画により一時全国的にその名が知られました。

実は、淡路島に住んでいる人でも訪れる機会が少ない島なんです。
今回は、淡路島への移住を考えている方と先輩移住者、初めて沼島に渡る淡路人というメンバーで
沼島の魅力を探ってきました!

土生(ハブ)港〜沼島港までフェリーが出ています。
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港には漁船がずら〜り。
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集落は港の近辺にあり、車は必要なし…という凄い世界です。
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まずは「沼島八幡神宮」に参拝をしようと歩いていくと
何やら人だかりが・・・珍しいな?
偶然にも秋のお祭りだったのです!

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甘酒の振る舞いを受けて幸先の良いスタートです。
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立派な神輿。
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担ぎ手となる若者が、次々と衣装を風呂敷に包んで集まってきています。
連休を利用して、島外からこのお祭りのために帰ってきているのでしょうね。
人口が減っても伝統の祭りだけは大事にして欲しい。
勝手な願いかもしれませんが、心からそう感じました。
きっと、雲ひとつない晴天もその表れでしょう・・・

次の参拝は、「おのころ神社」
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神話によると伊弉諾尊・伊弉冊尊の二神が天上の「天浮橋(あめのうきはし)」に立って、
「天沼矛(あめのぬぼこ)」をもって青海原をかきまわしてその矛を引き上げたところ、
矛の先から滴り落ちる潮が凝り固まって一つの島となった。
自ら凝り固まったから・・・おのころ・・・

104段もある石段に、早くも根を上げる参加者が・・・
しかし、清々しい空気と鳥の囀りに励まされ、山中へ進んで行きます。

道中、お地蔵様があちらこちらの草むらに佇み微笑んでいます。
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明治時代、戦争や伝染病で多くの人が亡くなり、
その慰霊のために島内88ヶ所にお地蔵様が設置されたそうです。

お昼ご飯は、山中にある東屋で持ち込んだおにぎりを食べました。
メジロのお昼ご飯の時間と丁度一緒になったのか、
ハゼの仲間と思われる木の実を沢山のメジロが美味しそうに啄んでいました。
淡路島で見るよりは低い位置で、トビも仲間とアクロバットさながらに舞い勇姿を披露。
ジョウビタキの♂も縄張り争いで飛び交います。
私たち人間は全く視界に入らないかの如く・・・

最高でも117mという標高の山なので、初心者にはピッタリのハイキングコース。
直ぐに山中から抜け出し、目の前に広がる素晴らしい海。

青磯と水平線。
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平バエ。
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圧巻の上立神岩。
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島の南側の海岸線は太平洋の黒潮をまともに受ける場所であり、奇岩・岩礁を形作っている。
なかでも高さ約30mの上立神岩(かみたてがみいわ)は「天の御柱」とも言われています。
神話では、伊弉諾尊・伊弉冊尊の二神が、
女性が左、男性が右に回り、龍宮伝説の舞台ともいわれる平バエで落ち合い
国づくりをしたと言われているのが、国生み伝説になっています。

私たち一行7名でハイキングしたのですが、道中では誰とも出会わず
島の真ん中にある沼島小・中学校付近に来て、やっと観光客らしき人とすれ違いました。

山の中ではムベやマキの木の実を食べ、秋の恵みを満喫。
長距離を旅する蝶、アサギマダラも見ることができました。
食草であるツワブキやフジバカマ、アザミがいたるところに咲いている島です。

昭和30年頃までは人口2,500人ほどを擁していたが、その後は人口流出が著しい島。
昨今は観光に力を入れたり、
今年は地域おこし協力隊として都会から2名の若者が移住するとのこと。
活性化は必須だけれども、
この豊かな自然と風土、田舎の原風景はそのまま変わらずここにあって欲しい。
この地には、人の身体と心をリセットする不思議なパワーが満ち溢れているのだからわーい(嬉しい顔)


posted by awajigurashi at 20:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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