2011年01月26日

あわじ暮らしいかがですか?26〜岩野さん&本田さんにインタビュー〜

淡路島にも珍しく雪が舞う頃、2011年が始まりました。
新年初のインタビューは、岩野広治郎さん(64才)と本田修一さん(59才)です。
昼間でも肌寒い1月半ば、淡路島の真ん中あたりに位置する南あわじ市倭文(しとおり)地区におふたりを訪ねました。

〜典型的な古民家のお玄関です〜
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岩野さんのお宅で迎えてくれた岩野さんと本田さん。並んだ姿や話しぶりから、古くからの友達同志という印象を受けましたが、おふたりはそれぞれに神戸市内の別の地区から淡路島へ移住された方々とのこと。
かねてより田舎暮らしを考えていたおふたり。ともにこの倭文(しとおり)地区に拠点を持つNPO法人「ふるさと応援隊」の農村ボランティア活動への参加がきっかけで、実際に淡路島への移住を決めたといいます。同じ志を持つおふたりが同時期に移住されたというのも縁があってのこと。親しくなるのに長い時間はかからなかったはずです。

〜お二人のこの笑顔に癒されます〜
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さて、このボランティア制度は兵庫県の「みどり公社」の運営で始まったもので、都会に住む人たちに農業体験や援農に参加してもらい、田舎暮らしを考えてもらうという主旨のものです。岩野さん、本田さんそれぞれが思い浮かべていた田舎暮らしの夢を実現するのにはもってこいの機会だったようです。

岩野さん、本田さんが初めてこの活動に参加されたのは今から約2年半前。
長年大工として働いてきた岩野さんは、のんびりしたいという思いから自分で早めの定年を決め引退しましたが、都会ではなかなか人の目を気にせず自由に暮らすことができないと感じました。もっと田舎でボーっとしたいと考えていた頃に、農村ボランティアのことを知ったのだといいます。

何度か参加するうちに同NPOから紹介を受け、1軒の古民家を借りることになりました。念願の田舎暮らしの始まりです。元大工の腕を活かしての古民家改修の予定を立て、家の周りには野菜つくりを存分に楽しめる土地も確保できました。ただひとつ計算違いだったのは、奥さんが付いて来てくれなかったことでした。
田舎暮らしを好む人が増えている反面、田舎暮らしのしんどさを知っていてか、それを好まない人がいるのも事実です。

〜手作りのベッドが優しい日差しを浴びるお部屋〜
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〜畑の野菜たち。虫食いは美味しさの証し〜
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移住から1年半、現在岩野さんが理解し努力しつつある田舎の風習や近所付き合い。その大変さを知っていた田舎生まれの奥さんの気持ちを考え、岩野さんは単身で移住。月に1度ほどのペースで神戸の家に足を運びます。たまに家族との時間を過ごすことで、戻った後、薪を割りドラム缶でお風呂を沸かす、山や田畑の景色を眺める・・・そんな田舎暮らしをいっそう楽しめるのでしょう。もしかしたら、寂しいと感じる時もたまにはあるかも知れませんが・・・。

〜庭の大木を伐りお風呂を沸かす薪に〜
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〜これはお手製の“ぶどう棚”夏が楽しみ〜
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一方、本田さんはこれまでの農村ボランティアへの参加、そしてもちろん移住もずっと奥様と一緒でした。やはりのんびりしたい、遊びたいという気持ちから、検査技師として働いてきた病院を早期退職。各地で同じようにボランティア活動に参加した結果、倭文への移住を決めました。ご夫妻もNPOの紹介で新築の家を購入。小高い丘の上の自宅からは岩野さんの家や小学校へ通う地域の子どもたちの姿が見えるのだとか。
神戸在住中に、認知症のお母様のために一緒に始めた自家菜園での野菜つくりに「はまった」という本田さん。有機農業についてなど熱心な研究の甲斐あって、今では立派なプチファーマーよろしく各地から訪れる農村ボランティアの支援をもこなしているようです。もちろん、仲良しの奥様や今では大切なお仲間の岩野さんとともに・・・。

〜この長閑な農村風景がお二人のお気に入り〜
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あまりいろいろ考えず気軽に来たらいい!と移住を呼びかけるおふたり。
空き家がないかバイクで探し回ったり、地元の人の話を聞いたり・・・新規移住や就農希望者の支援をしたいという頼もしい岩野さんと本田さんだからこそ言える言葉でしょう。
お2人のおかげでこれからも淡路暮らし人口が増えるような気がして楽しみでなりません。

                                     by ぽんぽこ

(社)兵庫みどり公社 兵庫楽農生活センター「農村ボランティア事務局」
HP:http://hyogo-rakunou.com/nousonbora/



posted by awajigurashi at 09:48| Comment(3) | TrackBack(0) | 淡路に移り住んだ人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして、岩野の息子です。
この度は我が父を取材していただきありがとうございます。父も嬉しかったようで、是非この記事をみてくれるようにと電話がかかってきました。
蛇足ながら、現在、母とは離れて暮らしておりますが、毎日のように電話しているようですし、何故か一緒にいた時より心の距離は縮まっているように感じる時があります。もしかすると「亭主元気で留守が良い」のかもしれませんが・・・。
この度はありがとうございました、父にとって励みになると思います。
Posted by ヨシロウ at 2011年01月27日 23:53
お礼が大変遅くなりましたが、温かいコメントいただきありがとうございました。息子さんの目から見たお父さんとお母さんの様子・・・心あったまるものがありますね♪たまにはお母様と淡路島へ遊びに来てあげてくださいね^^!
Posted by ぽんぽこ at 2011年02月16日 18:47
加古川市在住の畑中です。
倭文地区の農村ボラに参加するようになって早1年。今年も両名の指導のもとで楽しく参加させて頂こうと思っていますのでよろしくお願いします。

ぼんやりながらも、いつかは淡路で暮らしてみたいなどと思っています
Posted by 畑中年明 at 2011年02月23日 07:39
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