2010年03月29日

あわじ暮らし、いかがですか?14〜Nさんのお話から〜

淡路島のあちこちで色とりどりの花達が「春ですよ〜!」と手を振っています。そんな先週のある日、山桜に迎えらながら、南あわじ市潮見台をめざしました。
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今回うかがったのは、旧南淡町の山の手にある新興住宅地、潮見台にお住まいのNさん宅。
現在76歳のNさんは、淡路島に住んで17年になります。その間にご主人を病気で亡くされ、現在は独り住まいをされています。
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長年連れ添った伴侶を見送り、どんな生活をされているのか、寂しい思いをしているのではと考えながらの訪問でした。反面、人間いつかはそんな時期を迎えることもあるのだからと、しっかりとお話を聞く覚悟でもありました。
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いざ、ドアのベルを鳴らしてみると、元気そうな明るい笑顔でNさんが迎えてくれました。「取材って、私なんかでいいのかしら」としり込みながらも、ご主人との思い出話を始めてくれました。

Nさんご夫妻はともに宮崎の出身で、長年宮崎で生活してきました。淡路島に移り住むことになったのは、淡路島で柔整師として働き始めたご長男のたっての願いからでした。
「とても忙しいから、家の掃除に来て欲しい。」

それなら、と退職後のご主人と2人で息子の家を訪問したが最後、そのまま住み着くことになったそうです。「1週間の予定で遊びに来たつもりだったのに・・・」と笑うNさん。よほどお掃除が大変だったのでしょうか?それとも淡路島が気に入ったのでしょうか・・・?

淡路に移り住んで初めの2ヶ月はずっとご夫婦で淡路島の各地をくまなく訪問したといいます。海では釣りができる、山にはミカン、田畑では米、次は玉ネギ、そしてレタスと三毛作が行われていることに感激したと振り返ります。

そして、ここに住むと決めたご主人はとうとう地元で再就職。それまでに手に入れてきた10数種の特殊免許と腕を活かし、大手建設会社で3年間働き、淡路島でも自分の好きな仕事に励んだといいます。

そんな、Nさんのご自慢のご主人は、仕事だけでなくボランティ活動にも熱心だったといいます。道の掃除、近くの老人施設や幼稚園での草引きから始まった取り組みは、後に町内の老人会の設立にまで発展しました。普段、家でテレビを見るばかりのお年寄りに声をかけ、熱心に話をし続けてきての成果。もちろんお会いすることはできませんでしたが、その心の広さ、温かさはNさんを通して感じることができます。そしてNさんからもまたそんな温かさを感じます。

そのようにご主人と共に活動してきたNさんですが、一方では、ご主人が働き始めた頃からちぎり絵、そして刺繍、水墨画と趣味を増やし、友達もずいぶん増えたと喜んでいます。Nさんの気さくさが友達を増やす要素だったのでしょうね。
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4年前にご主人が亡くなってからも、家にこもることなく、趣味と、シルバーカーやタクシーでのお出かけを楽しんでいるご様子です。
独りになったけど、友達がたくさんいて寂しいことはない、Nさんはいいます。
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当初同居していた長男さんは、現在淡路島外で活躍中ですが、代わりに今は弟さんが淡路島内に住んでいます。また、宮崎に住む2人の娘さんもNさんに会いによくやって来るとのこと。確かに寂しがっている間はありませんね。
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初めて来た頃は、魚屋さんの言葉遣いが怖くて買い物できなかったというNさん。今ではすっかり慣れて負けずに大口をたたくとか。
「慣れれば、淡路は気持ちのいいところ。人も気持ちのいい人ばかり・・・これからもずっと淡路!」
Nさんの言葉を聞いて、ベルを鳴らす前の心配が払拭されました。
これからもお元気で、ずっと淡路にいてくださいね!   
by ぽんぽこ


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posted by awajigurashi at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路に移り住んだ人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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