2010年03月13日

あわじ暮らし、いかがですか?13〜塩道波美恵さんの仕事場を訪問して〜

春のぽかぽか陽気の中、畑仕事に精を出すおじいちゃん、おばちゃんの姿をよく見かけます。ともに腰の曲がるまで、というところでしょうか。これも淡路の名物(?)なんともほのぼのとした風景です。

けれども、淡路島では少子高齢化が進みつつあるのもまた事実であり、問題となっています。とりわけ農業人口の減少は、御食国(みけつくに)淡路にとっては深刻な問題といえます。

そんな淡路に住んで10余年、淡路島大好き・農業大好きな塩道波美恵さん(29才)にお話を聞きました。
塩道さんは高校入学を機に淡路島に暮らし始めました。もともと植物や自然が好きだったことから、花屋さんや植物館の仕事をしていました。

転機が訪れたのは1年半前。派遣会社「パソナ」の就農者募集でした。200人の応募者の中から選ばれた6人のうちの1人が言うまでもなく塩道さんです。
これは「パソナ」の新しい取り組みで、最長3年まで契約社員として給料を得ながら農業研修や研究、実際の耕作・栽培を行うものです。

淡路市北淡地域にあるパソナの農場には、塩道さんやお仲間、計6人の畑が広がります。もともと国のパイロットファームとして開墾された土地の1部とあって、その畑の広さは2ヘクタール、20反とのこと。夢とともに広がる大きな広さです。

畑の入り口にはかわいいネームプレート。塩道さんの若さとセンスを感じます。
農園の名前は「TAVEGE」♪
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一歩入ると、並んでいるのは何やら珍しい野菜。キャベツとカブの交配種「コールラビー」
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日本では手に入りにくい「アーティチョーク」など
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これも若い農業者、ヤングファーマーならではの取り組みのように感じます。

また、2つのハウスの中では、新種のアスパラガスの茎がひょろ高く伸びて並んでいます。足元にはビニールではなく竹を砕いて作られたマルチ。肥料には珍しい馬糞が使われています。
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「竹のマルチは人からもらったもの。馬糞も近くの乗馬クラブから調達しています。」と塩道さん。いろんな人の支援や協力を大切にしているのでしょうね。その姿はスラリと美しく、馬糞集めというよりも、馬に乗って映画に出てもおかしくない美しいお嬢さん。
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でも、女優さんではなく、農業者になろうと決めたことに家族も喜んでくれているとか。同じ淡路に住む私たちも喜んでいますよ!

塩道さんのファンは私たちだけではありません。同じ「パソナ」の仲間はもちろん、野菜ソムリエとして活動するお友達の長野迅美さん、そして直売所のお客さん。「コーナン」東浦店には塩道さんの名前つきの作物が並んでいるとのことで、のぞいてみたくなりました。

他にも週に3日「パソナ」の職員向けに野菜セットの宅配をしているとのこと。この事業がうまく全国に広がれば、研修を終えた独立後も生産者として活躍できるのではとの希望が膨らみます。

さて、ハウスのアスパラは定植後3年目から収穫ができ、約10年収穫し続けることができるのですが、塩道さんは独自の肥料を通常の3倍投入することで、半年〜1年で収穫できるようにしたということです。研修を終えた頃に、アスパラはどうなっているのでしょう?

ハウス栽培の温度管理のみならず、除草など数々のご苦労も多いことでしょうが、塩道さんは、それもいい経験だと笑顔でさらりといいます。
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「パソナ」の仲間、森靖一さん(左)、小林大すけさん。お2人にも今後取材予定です!
「月に1回くらいは橋を渡って街に行くけど、やはり淡路が好き。日々好きになっていく。」
大好きな農業を大好きな淡路島でできること、塩道さんにとっては本当の喜びのようです。

しつこいけど、私も喜んでますよ〜。応援してますよ〜。
by ぽんぽこ


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posted by awajigurashi at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路に移り住んだ人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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