2010年03月05日

あわじ暮らし、いかがですか?12〜大崎さんご夫妻を訪問して〜

淡路島はもう春!あちこちに色とりどりの花が咲き、鳥のさえずりが聞こえてきました。
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淡路島南部に広がる三原平野。菜の花畑をすり抜けて、大崎さんのお宅にたどり着いたのは、そんなある晴れた日。

トラクターの上で手を振り迎えてくださった大崎さん。はて、この道数十年の農家さん?と思ってしまうくらい、立派な農家の方に見えますが、実際のところはどうなのでしょう・・・

大崎直也さん(48才)・由美子さん(39才)ご夫妻が淡路島に移り住んだのは、今から4年前。農業を経営したいという直也さんの思いからでした。
それまでは企業で営業マンとしてよい成績をあげてきた直也さんですが、転勤先の福島や埼玉での田舎暮らしや家庭菜園の経験から、農業がすっかり気に入りました。そして大好きな農業を仕事にしたいと考えたのです。

43才のときに安定したサラリーマンの職を手放し、1年間大学で農業を学び、移住の計画を始めました。最初に参加した「農人フェア」では新潟や高知など農業支援をしてくれるところを紹介されました。後に「兵庫県農業会議」で紹介されたのが、淡路で有機農法に取組む農家Mさんでした。その出会いが大崎さんたちの淡路暮らしのきっかけとなりました。

Mさんの紹介で南あわじ市農林振興課や農業委員会とつながり、運よく農地や古民家まで借りることが出来ました。この幸運は大崎さんがおっしゃる通り、淡路の人の温かさやつながりがあってこそのことでしょうが、大崎さんの農業への熱い思いが伝わったのもまた大きな要因だったはずです。
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その後も農業改良普及センターや農協に足を運び、指導やアドバイスをもらいながら、ご自分でも熱心に勉強を続けました。そしてH18年2月に引っ越し、大崎さん一家のあわじ暮らしが始まりまったのです。
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とはいえ、何もかもがうまくいくとは限らないのが農業でしょうか。4〜5年も放置されていた農地の耕作は困難を極めました。試行錯誤を繰り返しながら、マルチを使って除草剤なしの野菜作り。トラクターなどの農機具や資材の購入で、1年目は全くの無収入だった、と振り返ります。
中古でも高価なトラクター。初期投資も大変でした。
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「親戚に野菜を送って、お肉を送ってもらえるように頼んでいました。」と笑う由美子さん。この小柄で可愛い人が「農家の奥さん」?と疑いたくなるくらいですが、当初計画していたパート務めもあきらめ、直也さんと農業に携わろうと決心したのは、大正解でしたね。2人力を合わせ、2年目からは直也さん曰く「人並みなものができるようになった」とか。
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それどころではありません!今では、大崎さんが作るレタスの95パーセントが秀品として出荷され、その多くは農協を通して全国各地の「イズミヤ」に生産者、大崎さんの名前付きで販売されています。まさに消費者と「顔の見える関係」になっているのですね。

せっかく作るのだから、もっとおいしいものを、もっと良いものを・・・そんな大崎さんの思いがたっぷり詰まったレタス。お土産にいただいたレタスのおいしかったこと!緑の色も濃く、日持ちもして、ファンが多いのにも納得です。
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その秘密のひとつは、化学肥料に頼らす鶏糞などの肥料を使っていることがあるようですが、他にもいろいろな工夫や努力があることでしょう。
全くの白紙からのスタートだったので、とにかく勉強することが多かった、とおっしゃる直也さん。兵庫県知事からは「エコファーマー」に認定を受け、普及センターからも作物に対して「特別栽培農産物」としての認定も受けています。

なんとも頼もしいお話で、これからの活躍も楽しみです。
さて、イズミヤに行った時には「大崎さんレタス」を探さなくっちゃ〜!
by ぽんぽこ


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posted by awajigurashi at 12:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路に移り住んだ人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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