2010年01月30日

伊弉諾神宮

淡路市多賀の地にある淡路国一宮の伊弉諾神宮をご紹介しましょう。

『日本書紀』に「伊弉諾尊神功既畢而霊運當遷是以構幽宮於淡路之洲寂然長隠者也」、『古事記』に「故其伊邪那岐大神者坐淡路之多賀也」と記されているように、国産み・神産みを終えた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、最初に生んだ淡路島多賀の地に幽宮(かくりのみや)を構えそこに鎮まったと記されていて、その幽宮が伊弉諾神宮の起源とされています。

祭神は伊弉諾命・伊弉冊命(いざなみのみこと)の二柱です。

この淡路国一宮が存することから、平成の大合併によって淡路市が誕生するまで、この地は一宮町と称していました。

明治18年に官幣大社とされ、戦後は神社本庁が包括する別表神社となり、昭和29年に神宮と称するようになりました。国内で神宮の社号を称する25社のひとつです。

平成7年1月17日に発生した阪神淡路大地震で大鳥居が倒壊するなど大きな被害を受けましたが、氏子をはじめとする多くの人々の手で再建されました。
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大鳥居をくぐって玉砂利を踏みしめて歩いていくと、両側に灯篭が立ち並んでいます。
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放生の神池にかけられた橋を渡ると表神門です。門を入ると正面に拝殿があります。
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二礼二拍一礼でお参りをして右手に回ると祓殿と本殿を拝することができます。
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さらに東には県の天然杵物に指定されている夫婦大楠があり、その根元に岩楠神社が祀られています。
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さらに東には、淡路祖霊社があり、英霊を祀っています。
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毎年1月15日には御粥占祭が執り行われ、その年の作柄が占われます。またこの日は淡路農林水産祭も開催され、農林水産功労者表彰が行なわれるほか、境内一円に苗木をはじめとする露店が立ち並びます。

また、4月22日には例祭が執り行われるほか、6月1日には御田植祭、7月半ば頃には除虫祭等が行われます。
例祭は、4月20日の宵宮からはじまり、21日は淡路祖霊社例祭、22日は本宮大祭、それに続く神幸式では豪華な御神輿と絢爛な壇尻10基が境内をねりあげ、濱之宮旅所へ神幸します。

不思議なことですが、この伊弉諾神宮、伊勢神宮(内宮)と完璧に同じ緯度にあります。ぜひ地図で確かめてください。古(いにしえ)の人たちがどんな風に考え、双方の地にお祀りしたのか、不思議ですね。

淡路島へお越しの節は、ぜひご参拝ください。
by 蚯蚓




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posted by awajigurashi at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路の歴史、文化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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