2009年12月26日

あわじ暮らしいかがですか?8〜藤原伸隆さんの取組み〜

現在3市ある淡路島の中でも最も古くからの市であり、1番の都会(?)と思われがちな洲本市。実は市街地を少し離れると、緑豊かな山々に囲まれた土地がたくさんあります。
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今回訪れたのは、そんな洲本市の中川原町安坂に暮らし始めて9か月の藤原伸隆さん(35歳)です。
淡路の人気車、軽トラがお似合い!
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藤原さんはこれまで10数年間、大阪の電気メーカー傘下の商社で営業マンとして働いてきました。その魅力的なお話しぶりからも営業マン時代の活躍がうかがえますが、藤原さん自身はいつか独立したいという希望を持っていたといいます。
そして、独立して何をするのかと考えた時に、「これからは農業経営だ。それなら淡路だ。」と考えたそうです。それは、単に淡路の自然や肥えた土地だけを視点に入れた発想ではなく、淡路の過疎化を思い浮かべ、余った土地や家屋の有効利用をも考えての計画でした。

中川原に住むことになったのは、友人のつてでNPO法人・グリーンアースin淡路を知ったことからです。このNPOの活動拠点は代表の坂本和明さんのご実家周辺の畑。週末にはNPOのメンバーが農業体験を楽しもうと明石から集まります。
そのお隣の空き家の新住人となったのが藤原さんで、今ではグリーンアースin淡路の理事として、また里山景観管理責任者としても活躍しています。
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農業経営にあたっては、暮らし始めてすぐに農業協同組合の組合員になり、すでにレタスやチンゲンサイの供給も順調に進んでいます。また洲本市農業青年会(4H)という40歳以下の専業農家の会にも入会しており、そのメンバーや、集落のお年寄りなどからも親切な指導やアドバイスをもらうのだといいます。

もちろん教えてもらうばかりではありません。農業については全くゼロからの出発だった藤原さんですが、それが信じがたいほど、知識の広く深いこと!本やインターネットからの情報を元に研究を重ね、こうじ菌・納豆菌などの土着菌(竹林や畑に保有される)を利用した米ぬか・菜種油粕を発酵させた、独自の有機肥料を作っています。
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結果、チンゲン菜に関しては殺菌剤無しでの栽培が可能になりました。 
無農薬を好む消費者がいるのも事実ですが、採算性を考え、最低限の薬ですませ減農薬栽培を実践する藤原さん。この辺の考え方が実に現実的で、将来を見据えた若く頼もしい農業経営者という感じがします。
実際、このブログでこれまでに紹介させていただいた中でグンとお若い藤原さんですが、その頭の良さと意欲には感心させられます。また、集落や青年会などまわりで支えてくれている人々とのつながりを大切にしたいとのお気持についても同様です。
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スタートから3年後の農業生産法人化を目指し、春からはNPOの仲間、村上剛史さんの加入を予定。村上さんの淡路景観園芸学校卒業が待ち遠しいですね。
グリーンアースin淡路の村上さん、坂本さんと
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このように淡路で若い人たちが暮らし働くというのはありがたく嬉しいことです。もちろん大変な部分も多いのでしょうが、藤原さんは言います。
どんな仕事でもしんどい時もうまくいく時もある。日本の自給率や農村の過疎化を考えるのであれば、就農希望者をどんどん受け入れるべきだ。真剣にがんばる人もいれば、辞めていく人もいるかも知れないが、農業経営は決して高すぎるハードルではない。
あ〜、藤原さんのレタスやチンゲンサイを食べてみたくなりました。ドレッシングを持っておじゃましようかなぁ!?     
by ぽんぽこ

NPO法人・グリーンアースin淡路のHPは こちら


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posted by awajigurashi at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 淡路に移り住んだ人たち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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