2018年02月08日

〜淡路島で紡ぐ素敵な日常〜vol.10 周りから見える憧れの世界

こんにちは、紡ぎ屋の藤本沙紀です。


最近は、どこもかしこも強烈な寒さが続いているみたいですが、ここ淡路島も、めちゃくちゃ寒いっ!!毎日、背中と足の裏のホッカイロが欠かせません。。


淡路の冬って、毎年こんなに寒いのかなぁ〜…なんて思っていたら、淡路の方ですら「ここまで寒い冬はあまり経験したことがない」とおっしゃっていたので、どうやら異例の寒さのようです。


そして積もりはしないけど、東京にいたころよりも、気まぐれに降る一時的な“お天気雨”ならぬ“お天気雪”が多い気がするなぁ…


そして驚いたのが、淡路の人は雪が降ったときの危機管理が薄い。()

車社会なので仕方ないのかもしれませんが、なんだろう。「今回だけやし。」みたいな惰性がひしひしと伝わる。() 命には代えられませんからね。早めの状況判断と安全運転をと。


カレンデュラの白湯を飲みながら願うばかりです…


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     <カレンデュラ=キンセンカの花は淡路島のプチ名産品でもあります。>


そんなこんなでわたしの方はというと、相も変わらず取材や原稿作成に追われる毎日なのですが、


最近は専ら家にこもっての仕事が多いからなのか、毎日寒いからなのか。はたまた5月病を先取りしてしまったのか、謎の劣等感にここ2週間少々、苛まれておりました。


いまはもう、水を得た魚のごとく、ピチピチと跳ね上がるほどに元気なのですが、今回、その「プチ鬱」状態を脱するきっかけになった、ちょっと面白い話をしたいと思います。




実はわたし、淡路島でいま、こんな家に住んでるんです。


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そう、部屋には大きな窓があって、すぐそばには海が見えるんです。ちなみに寝室からは、こんな眺め。


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毎朝、気持ちの良い朝日を浴びながら、抜けるような海と空の青を仰ぎ


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日中は、完成された作業スペースで仕事に没頭し


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たまの息抜きに、海辺をランニング…



とまぁ、わざと“憧れの生活感”を全面に出しながら書き連ねてみたのですが、そもそもわたしが感じた劣等感の理由。それは、“隣の芝生が青く見えたから”でした。


ライターの仕事って、作家と違ってダイレクトに読者の反応ってあんまりわからないんですよね。良かったのか悪かったのか、そもそもどれだけの人が読んでくれてるんだろう、とか。届いてるのか?響いてるのか?とかとか。


それが引き金となり、ただ黙々といただいた仕事を一本一本、もちろん丁寧に。書き上げては納品、書き上げては納品を繰り返すうち、わたしはなんのためにこの仕事をしてるんだっけ?こんな生き方で大丈夫なのか?


なんて、段々何が原因で悩み始めたのかすら分からない状況に陥り、挙句の果てには自分で選んだ独立の道なのに、お勤めする方々の安定した収入や、仕事とプライベートの明確なオンオフの充実っぷりが、やけにキラキラ輝いてきて見えてきて。


そんな弱音を東京で働く義妹に電話でつぶやいたところ、思わぬ言葉が返ってきたんです。


「わたしは沙紀さんのことが羨ましすぎて、最近まで死にそうなくらい、猛烈に嫉妬してましたよ。沙紀さんも、劣等感とか感じることあるんですね。」



おぉぉん!?(;一_)



「だって自分のやりたいことのために会社辞めて、一人で淡路に行って独立して。毎日、海の見える家で仕事して、本まで出版して。なんなんだ!!って、本当に超嫉妬しまくりで、思わずネットで“嫉妬という感情がなぜ生まれてしまうのか?”って、調べたくらいです。」


そして最後には、


「なんか安心しました。沙紀さんもそういう感情に陥るときって、あるんですね。」


…という、なんとも哲学的な義妹のストレートな告白に「怖っ!!!」と一瞬にして目が覚めたのと同時に、周りに“憧れ”を与えられていたことをちょっとだけ嬉しくも思い、


でもやっぱり、いつどこで誰がどんな風に見ているかわからないし、無意識に大切なものを傷つけてしまわないよう、発言や行動には“十二分に”気をつけようと、改めて気が引き締まる思いなのでした。



でも義妹よ、実際のわたしはね…


会社を辞めて東京にいた頃と同じ感覚で“エイヤ!”と淡路島に来てしまったがために、退職後のえげつない額の税金が後から追っかけてくることなんて1ミリも考えず家賃6万弱のこの家に決めてしまい、


いろんな人から言われたよ、(そんな高いところに住むなんて)バカなんじゃないの!?」ってね。


※都会の人は普通かもしれませんが、淡路島では知り合い周りに頼んで2〜3万とかで家を借りて住んでる人も多いです。というかそれが結構当たり前の世界なのです。


独立だって相当の覚悟だったし、したはいいものの、そう簡単にいくわけもなく、本だって出すまでも出したあとも大変なことだらけだったし、そんなこんなで1年経ついまも自転車操業バリにカツカツの日々を送っているのだよ…(遠い目)




でもね、後悔はしていないのだよ。


だってすんごい良い家なんだもの!!最高に快適なんだもの!!!


だから…。


“なにがなんでもこの生活レベルを落としてたまるものか!”と、逆にその高い家賃を薪にして、わたしは日々をがむしゃらに頑張れるのです。


もちろんわたしだけじゃない。


“憧れを手にしている人の背景には、人知れない苦労”があるものなのです…


なんて偉そうに書いていますが、わたし自身もこれを書きながら気付いたことだったり。


だから“誰かの憧れる自分ではなく、自分が憧れる自分像をしっかり持つこと”


尊敬する作家さんも、ちょうどそんなことを言っていたけれど、そうすればきっと、劣等感に悩むことも、嫉妬することも減ってくるんだろうな、なんて。


「隣の芝生は青くない。」そう、自分に言い聞かせた最近のお話なのでした。


もうすぐ淡路島に来て丸1年。

少しずつですが、自分でも、成長した自分を感じています。

今日もある方に、「会うたび明るくなっていくね。」と言われました。

なんかふっ切れた感があるんだそう。()


だからこれからも自信をもって、自分を信じて、生きてみます。


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        <寒すぎる最近は、エアコン直下のここがわたしの定位置。




〜紡ぎ屋〜藤本沙紀---

20173月東京から単身、淡路島へ移住。


小さな想いを大きな景色に

まだ見ぬ多くのマイノリティが秘める価値や想いを
大きな景色に紡ぎ発信していくことを目的とした、

プロデュース・制作活動を行っています。



自然豊かな淡路島で暮らそう
田舎暮らしに少しでも興味のある方、気軽にご相談ください

「あわじ暮らし総合相談窓口」HPは こちら


posted by awajigurashi at 22:18| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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