こんにちは。Tです。
随分暖かくなってきて、行楽シーズンまで後少しといったところでしょうか。出かけるのが好きな私にはいい季節になって参りました。
さて、今回紹介するのは淡路島のうずしおクルーズです。
淡路島に移住後、その存在は知っていたものの、まだ乗ったことがなかった私。「友人が遊びに来た時の観光案内にちょうどいいなあ…」などと考えつつ、先延ばしにしておりました。
ところが今年は就航20周年という節目にあたるそうで、2月から3月にかけて期間限定で「淡路島民全員を無料招待」という大きなキャンペーンが行われたんです。
情報をキャッチした私、まだ移住3年目という若輩者ながら、しっかり島民面して参加して参りました(笑)。
時刻表と共に渦潮の期待度もホームページで公開されているので、出港時刻に合わせて淡路島南部にある福良港を目指します。
受付を済ませた後、出港までの時間を使って、まずは腹ごしらえすることにしました。
すぐそばに土産物屋さんと飲食店を兼ねたお店が並んでいて、今回はこちらのお店で海鮮丼を頂きました。
なんといっても福良ですから、海鮮を楽しまない訳にはいきません。
少し話がそれますが、もしお時間があればオススメしたいのがひらまつ食堂。
福良方面に遊びにきて時間がある時、私はここの「おさかな定食」を頂くのが定番です。
実は移住前、私が淡路島に不動産を探しに来た時に、お世話になった不動産屋さんから教えてもらったお店でして、移住後もちょくちょく足を運んでいます。季節の魚を使った料理が抜群に美味いんですよ。
さて、船が入港してきました。
咸臨丸です。
「聞いたことがある…」と思った方は歴史好きですね、きっと(笑)。
明治維新前夜、勝海舟が太平洋を横断してアメリカに渡った"咸臨丸"を復元したクルーズ船で、レトロな外観ですが、風の気持ちいいオープンデッキ、冷暖房完備の客室、ゆったりくつろげる畳部屋など、快適な時間が過ごせます(定員なんと500名)。
定刻通り咸臨丸は出港。島外の観光客の方々に加えて、この日は多くの淡路島民も乗せ、ほぼ満員御礼となっていました。港の方が「いってらっしゃい」等と書かれた大きな手を振って、お見送りしてくれます。
お見送りしてくれるのは人間だけではありません。観光客が餌をくれるのを期待して、びっくりするくらい大勢のカモメがついてくるんです。
平家物語に出てくる煙島などを見ながら船はどんどん進み、右手に大鳴門橋が見えてきました。
淡路島と四国はこの大鳴門橋で結ばれています。
淡路島は南側はこの大鳴門橋を通して四国と、北側は明石海峡大橋を通して本州とつながっていて、現役世代の私にとっては実にユニークな島です。というか、この環境がなければ、私は淡路島への移住という決断はできなかったと思います。
そして、この大鳴門橋がかかっている箇所がまさに渦潮が発生する鳴門海峡です。
船が橋の下に向かってさらに進むと、海の景色が一変しました。
穏やかな海の一部分だけなんだか川のようになっていて、瀬戸内海から太平洋側に向けて激しく海水が流れているではないですか。そして、所々で渦が巻いています!
川のように見えたのは、時速20kmを超える日本一速い潮の流れで、渦潮発生の原因と考えられています。そして、この速い潮を作り出しているのは、太平洋と瀬戸内海の間に横たわる淡路島の位置そのもの。クルーズ船でそういった仕組みを解説するビデオが流れているので、興味のある方はご覧になってみて下さい。
いや、正直ナメてましたね(笑)。
大鳴門橋を車で渡る時に「あー渦巻いてるなー」程度に見たことはこれまでもあったんですよ。が、クルーズで見ると、目の前で渦だけでなく潮の流れも感じられて全くの別物でした。
これは一見の価値ありだと思います。
渦潮、鳴門大橋、そして淡路島がきれいに見えたので、そちらも写真に収めてみました。
うずしおクルーズ、今回が初体験でしたが、期待していた以上に面白かったです。
最後に、私が移住後この福良周辺でよく足を運ぶスポットを紹介しておこうと思います。
まずは、福良マルシェ。
産直市場なんですが、福良港という場所柄、海鮮も充実していてその場で食べることもできます。生鮮食品だけでなく加工品等のお土産物もありますし、私は福良方面に来たら必ずここに寄って何か掘り出し物を探してから帰ります。
もう一つが「Fortune」というシフォンケーキ屋さん
ここのシフォンケーキ、美味しいんですよ。
これも必ずお土産に買って帰って、我が家で楽しんでいます。
うずしおクルーズ、春にお出かけを予定されている方は、候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
ちなみに、4/9までとなりますが、今度は全国の小学生を無料招待というキャンペーンも行われるようです。
鳴門海峡のうずしおは世界遺産登録も目指しているようですし、未来の世界遺産をじっくり見るチャンスとなるかもしれません(笑)。
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by T
東京から淡路島に移住してきました。
移住者の私の目から見た淡路島を紹介させて頂きます。
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自然豊かな淡路島で暮らそう
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