こんちは! 島のおばちゃんライターYokoです。
淡路島は春を迎えて観光シーズン到来。
休日は車の数が増え、街中では島外の人だろうなぁって思われる人が歩く姿も見られます。
そんな中、もちろん移住を考える方も下見にいらしていますよ。
今回は、3月11日に開催された『洲本市田舎暮らし』バスツアーの報告をしますね。
これは洲本市の定住促進団体である「マチトイナカ交流推進協議会」の主催です。
この会には、市職員・地域おこし協力隊・地域住民・地域NPOが参画しています。
東京まで出向き相談会なども行っているんですよ。
その時の様子は こちら
バスツアーには、阪神間から2歳〜81歳の18名がご参加下さいました。
最初のプログラムは、移住者の窯元『樂久登窯』で相談会&先輩移住者トーク。
バスツアーのテーマは゛就農゛と゛子育て゛です。
移住して10年になる農家の土屋さんに、農業と田舎暮らしについて語っていただきました。
・北海道から移住したので、田舎暮らしに対する不安は無かったし不便と感じた事も無い。
・最初は県営住宅に住み、地元の方の紹介で古民家へ。
・゛郷に入っては郷に従え゛が大事である。
・農業の知識ゼロからのスタート。今では洲本市農業青年会議の会長を務めている。
・田舎暮らしを考えるなら思い切って飛び込んでみて!そして、その地に沿うように生きる。
移住して2年の山下さんは子育て真っ最中。
ママさん目線で田舎について語ってくださいました。
・移住する前は人間関係が不安だったが、夫が先に赴任していたので少し助かった。
・現在は地元に溶け込む事ができて楽しく暮らしている。
・思ったより物価が高かった。→ 今では地域の人と物々交換をしている。
・電車が無くバスも限られているので、車は大人の数だけ台数が必要。
穏やかな日差しの下、和やかな雰囲気で相談会をした後は、゛いちご゛ですぞ〜
移住者が経営する『山城農園』は、淡路島でも数少ない食べ放題のいちご狩りができるスポットなのです。
オーナーの山城さんに、いちご農家について熱く語っていただきました。
・この洲本市五色町鮎原という地域は、早春でも朝方に霜が降りるほどの寒暖差があり、いちご栽培に適している。
・食べ物で四季を感じる幸せにサラリーマン時代のストレスが解消された。
・自然豊かで子育てには適地。子どもは夕方まで外で遊んでいる。
・地域で子どもに対しての見守り体制が自然に存在している。
・移住に関しては家族の同意が不可欠なので良く話し合うことが大事。
・特に農業で独立するには初期投資が必要なので相当な覚悟が必要である。
では、鮎原地域の名産とも言える゛いちご゛の食べ放題はじめーー!!
農業希望の参加者さんが、美味しいいちごを食べながら熱心に生産者に質問していたのが印象的でした。
完熟の柔らかくてとっても甘い実をお腹いっぱい食べた後は、住まいの見学です!
まずは、「上堺定住促進住宅」の内覧。
こちらは移住希望の子育て世代向け定住促進住宅で、小学生以下のお子さんがいらっしゃる洲本市以外在住のご家庭が対象です。
新築2LDKで家賃が11,000円ということで、第一次募集での入居者が既に暮らしています。
現時点で1室だけ空いておりますが、2次募集時期は未定だそうです。
次は「若葉台分譲地」を散策し、田舎暮らしを体感してみました。
綺麗な町並みで、周辺には田園風景が広がる豊かな自然環境の中にあります。
大勢でゾロゾロ歩いたため、住んでいらっしゃる方が何事かと思い、庭先に出てこられました。
厚かましくも暮らしぶりをお聞きすると・・・
「満足していますよ〜ここはとっても良い所です!」
最後は、洲本市空き家バンクに掲載されている中古一軒家(売買物件)。
海水浴場が近くにあり、部屋やお庭から海が見える物件。
夕陽を眺めながらのバーベキューなんて素敵でしょうね〜
詳しくは「SUMOTTO(洲本市田舎暮らし応援サイト)」をご覧ください。
お天気に恵まれ、一足早い洲本市五色町の春を満喫したバスツアー。
それぞれの思いや質問にお答えする時間もたっぷりとった今回の企画。
淡路島(洲本市)へのご縁がつながることを願いつつお別れとなりました。
最後に先輩移住者からのメッセージを掲載しますね!
「瀬戸内海で住むのが夢だったので、西海岸は大好き!
とにかく景色が素晴らしい〜〜」
「人が温かい、中心市街地に行けば何でも揃う。
ぜひ洲本市で暮らしてみませんか?!」
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島のおばちゃんライターYoko
短大・就職を経て淡路島へUターンし結婚。
子どもたちも独立し、夫と愛猫との穏やかな日々。
都会へのアクセスの良さが嬉しい
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