まちに入ったとたんに広がる香り。線香のまち・江井にある黄色いログハウス、カフェ「イー・アイ」を訪問しました。
「イー・アイ」は「海のそばで田舎暮らしがしたい」と大阪から移住した山口雅彦さん・旬子さん夫妻が経営するカフェです。

カフェの入り口に立つと、道を挟んだ向こう側に江井の古い町並みとその後ろに海の景色が見え、思わず「うわぁ〜!」と声が出ます。


オーナーの雅彦さん(63才)とかわいい笑顔の旬子(55才)さんのお出迎えで入った
店内では、ちょうど地元の写真家さんの遺作展が開催中。おしゃれな空間でありながらどこか懐かしく、心が落ち着く雰囲気が漂っていました。

雅彦さんは経済産業省を早期退職し、徳島や和歌山、日本海などに出向き、第2の人生の場所を探し回りました。結果、この淡路の土地を選んだのは、大阪に残るお父様に会いに行く際の交通の利便性が大きな要因だったといいます。
2006年夏のカフェオープンからの3年間、毎週のように江井と高槻を行き来してきましたが、それほど不便を感じなかったご様子です。
沖縄県那覇出身の旬子さんも「都会育ちの私にとって、自然いっぱいの淡路は第二のふるさと」といいます。どこに行っても早く淡路へ帰ろうと思うくらいだとか。
お二人がカフェを開いたのは、大掛かりなことをするのではなく自分たちにできることをという発想から来ています。
はじめは、こんな所で喫茶店なんてはつぶれるぞ、と言われたようですが、今では「地元の芸術家さんとの交流地点に」というお2人の願いがかなって多くの人々に愛されるカフェとなっています。
これまでにも写真や絵画、陶芸・染色作品、そして書道展など地元の人たちのさまざまな芸術作品が広々とした店内に飾られてきました。また多くの音楽家の方々や地元の人々が集まっての音楽会も好評です。
お客さんからの「差し入れ」
ちょうど取材時に来られた常連さん、山崎重行さん(92才)も江井の芸術家のひとり。漁師を引退後に始めた書道の腕前はなんと三段。カフェに立ち寄ったお客さんが山崎さんの作品を買いたいと言い出したのも、このギャラリーでのご縁があってのことですね。
最後に「田舎暮らし」について、最初から大きなことを考えて計画倒れにならないように、自分に何ができるかを考え、見通しをたてから始めるほうがよいとのアドバイスをいただきました。
カフェ イー・アイ 淡路市江井2712‐3 Tel:0799−86−0086
*おだやかでお話の上手な山口さんとおしゃべりに花が咲いて、いただいたケーキセットの写真を撮り忘れてしまいました。次回はお勧めの「淡路さんちの玉ねぎ・1個丸ごとスープ」を食べに行こうっと!
by ぽんぽこ
posted by awajigurashi at 08:24|
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淡路に移り住んだ人たち
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